「マイクロファイナンス」の幻想と真実 ”悲惨な現場”を求めるNGOの活動がアフリカで招いた不都合な真実 ”フェアトレード”の不公正な取引が貧しい国の農家をより貧しくしていく 3つの記事は別物だけど、どれも「よかれと思ってしたことがよりひどい結果をもたらす」という点では共通だったりする。 残念なことに、世界は自分たちが思っている以上に線形でないらしい。「これをしさえすれば」「これさえあれば」というタイプのソリューションはほぼ鉄板で間違いということでよいだろうか【それで通すはおれカネゴン】。 その昔読んだ「のらくろ」という漫画で「飲めば飲むほど効きます」と胃腸薬を売っている露天商がいたのを思い出してしまうのだけど、カネゴンたちが世界というものについつい期待してしまう線形性が見事に表現されている。実際には呑めば呑むほど強くなるのはジャッキー・チェンだけだったりするのだけど【呑んで寝過ごすおれカネ