タグ

ブックマーク / akikomainichi.hatenablog.com (4)

  • 肩身の狭い思いを強いてはいけない - 手の中で膨らむ

    先日バスに乗っていたときのこと。ある停留所で停まったバスが一向に動かないので何事かと思ったら、杖を持ったおじいちゃんがバス入り口の段差で難儀し固まってしまっていた。奥さんとおぼしきおばあちゃんは先にバスに乗り込んでいて「ほら、あんた迷惑かけてるんだから急ぎなさいよ、歩けるでしょ」と声をかけている。おばあちゃんも足が悪い様で、同じく杖を持っている。おじいちゃんは運転手さんの手を借りながらなんとかゆっくりバスに乗り込み、座席に腰掛けた。そうしてやっとバスが発進したものの、老夫婦の行き先はその次のバス停だったので、次のバス停で二人が降りるときにも同じ様におばあちゃんが先に降り、おじいちゃんはおばあちゃんにはっぱをかけられながらゆっくりとバスを降りていった。やっとおじいちゃんが段差を降りることができたときに、ひゅっと突風が吹いておばあちゃんのかぶっていたカツラが飛ばされた。右手でおじいちゃんを支え

    肩身の狭い思いを強いてはいけない - 手の中で膨らむ
    REV
    REV 2014/08/17
    “健康で、誰の手を借りる必要もない大人とバスに乗り合わせても、この人は謙虚、この人は横柄だと判断したりしないのに、”窓側に荷物を置いて通路側で寝てる奴は横柄だと判断してる。
  • 31歳主婦、はじめてのキャバクラ。(上) - 手の中で膨らむ

    ウユニ塩湖には一度行ってみたいと強く思っているのだが、それと同じくらいキャバクラにも行ってみたかった。 嘘のような当の話しで、大人になってから親しくなった私より年下の女友達は、皆かなりの割合で1度や2度、キャバ嬢として働いたことがあると口を揃えて言うのだ。最早女子の一般教養化しつつあるのでは、キャバクラ。何を隠そう夫もしばらくの間どハマりしていたキャバクラ。うちの資産の大部分を吸い込んだキャバクラ。キャバクラという名のブラックホール。一体どんなところなの?とまわりの男友達に聞くと、「何回か行ったことあるけど全然楽しくないよ」「俺は別に好きじゃない」とみんながみんな口を揃えて言う。……そんなわけないだろう!!!みんなが別に好きじゃないならなんで営業してるんだ。女性店員が男性客を接客する、そういう基的な知識はあるものの、とにかく実際のところを知りたかった。場の空気や、やり取りの中身、一度は

    31歳主婦、はじめてのキャバクラ。(上) - 手の中で膨らむ
    REV
    REV 2014/06/10
    「ヴーヴ・クリコ30000円、クリュグ200000円」 支給総額 - 公租公課 - 家賃・公共料金…を考えると、こういうの頼める人の収入はどのくらいになるんだろ。
  • 31歳主婦、はじめてのキャバクラ(下) - 手の中で膨らむ

    繰り返される出会いと別れ、これからというときに女の子は去っていく 10歳近く年下のキャバ嬢に、キャバクラ通いの夫を持っても大丈夫、あなたはまだまだ若い、まだまだこれからですよと励まされた。しゃべりながら段々と勝手にエキサイトしていく彼女、何があったか知らないが最後の方は半ばキレ気味でもあった。あ、ありがとう、と、彼女の気迫におされつつ感謝の気持ちを伝えた。しかし不思議とその頃から、キャバ嬢たちとの心の距離がぐっと縮まってきたようにも感じられた。隣に座るしおりんも、良い奥さんですね、せっかくなのでキャバクラのこと何でも聞いてください!なんてより一層優しい。彼女達と、もっと楽しい話ができそう……! これから始まる楽しい予感に、胸が高鳴り始めた、ちょうどそんなときだった。キレ気味に激励してくれた向かいの席のキャバ嬢が突如立ち上がると、 「今日はとっても楽しかったです!では、失礼します♡」 と、に

    31歳主婦、はじめてのキャバクラ(下) - 手の中で膨らむ
    REV
    REV 2014/06/10
    「キャバクラ通い」月に何度も行けるほどの金持ってていいなあ。
  • 田舎の親戚の家のようなフランス料理屋に行った - 手の中で膨らむ

    帰省先、福岡でのこと。 いつの間にか近所にフランス料理屋ができたのだがそこがとても怪しい雰囲気なのでぜひ行ってみよう、としきりにすすめる母に連れられて、今日は家族でフランス料理べに行った。 実家から車を10分ほど走らせたところにその怪しいフランス料理屋、cafeシャンソンはあった。 店の佇まいを見て驚いた。 どう見ても民家。 間違えられないようにcafeと書いてあるが、どう見ても民家なのである。 尻込みする我々をよそに母は躊躇なく中に入る。慌てて後に続くと、意外にも陽気なフランス人のおじさんがあたたかく迎えてくれた。建物自体はどこからどう見ても日の民家なので、まさか場フランス人が営むcafeとは予想だにせず、我々は再び驚いた。とりあえず、ボンジュール、と言ってみながら当然のように玄関でを脱ぐ。客間に通される。 客間はこんな感じだった。 グッピーの入った水槽や、書籍(『フォレスト・

    田舎の親戚の家のようなフランス料理屋に行った - 手の中で膨らむ
    REV
    REV 2014/05/12
    注文が多かったかどうかちょっと気になる
  • 1