◎『涼宮ハルヒの憂鬱』(と打っていたらたったいまATOKに自動で単語登録されたヨ!今後はもうBSキィでわざわざ「りょうみや」と打ち直さなくても済むネ。ところでテリオスのHPが重すぎなのは仕様ですか?まさか『Chanter』大人気なんでしょうか。まあこっちはもう早くも秋に向かって堕落する準備はOKなので好きにしてくれても構わないのですが……) 第9話「サムデイ イン ザ レイン」はいままででもっとも好ましいエピソードだと思った。感動的なまでに話に内実がなく、誰も何もしていない、ただすれ違い、すれ違いざまにそっと触れ、しかし互いはそのことに気づかず、皮膚に残ったその「感じ」だけが薄く持続しながら暇つぶしのごとく時間の層にたまった埃をそっと指でなぞってみたりする。途中で部室にひとり残った長門有希が遠く廊下から漏れ聞こえる演劇部か何かの練習風景のみをBGMに綿矢りさ『蹴りたい背中』をただ黙々と読み