前の全然ダメな気がするので書き直し。すっごいネタばれしてます。 グレンラガンって一番最後のエピソードを除くと、どんどん先へ先へと進んでいって、「螺旋力」という進化していく方向性自体が破滅を招いてしまう時にどうすればいいかという話ですよね、大雑把に言うと。 そして、その回答としては、「進化によって招かれる破滅すらも乗り越える」というものだったわけです。 で、その何かを乗り越えるという描き方として、この作品は特定の人を使っていたように思います。 二部ならばロシウが予言を恐れてそのことを招かないようにという方向に動くのに対し、その枠を壊してしまうとか、三部だったらアンチスパイラルを招かないようにという意図のもとに螺旋王によって作られた世界を、アンチスパイラルと戦うという選択のもとで壊し、四部では進化することによって破滅を招くからとその流れを止めようとするアンチスパイラルを、その破滅すら乗り越えて