ロコモティブシンドローム(ロコモ)とは 運動器の障害のために立ったり歩いたりするための身体能力(移動機能)が低下した状態を 「ロコモティブシンドローム(ロコモ、または運動器症候群)」といいます。 ロコモが進行すると、将来介護が必要になるリスクが高くなります。 ロコモ度テストを用いた住民調査から、ロコモと判定されるロコモ度1以上の人は4590万人と推定されます*。 日常生活に支障はないと思っていても、ロコモになっていたり、すでに進行したりしている場合が多くあることが分かっています。 いつまでも歩き続けるために、ロコモの予防や進行を抑えて運動器を長持ちさせ、健康寿命を延ばしていくことが大切です。 *日本整形外科学会,日本運動器科学会:ロコモティブシンドローム診療ガイド2021,文光堂,2021,p.20 日本整形外科学会ではロコモ予防のための啓発を行っています。 ロコモの判定方法「ロコモ度テス