南極点への無補給での単独歩行に挑戦していた冒険家の荻田泰永さん(40)が、日本時間の6日未明、南極点に到達することに成功しました。支援者によりますと、南極点への無補給での単独踏破は日本人では初めてだということです。 今回は目標地点を南極点に変更して、去年11月17日に南極大陸の海岸線を単独で出発し、南極点までのおよそ1130キロを無補給で踏破しようと挑戦していました。 荻田さんは食料やテントなどを積んだ重さ100キロ余りのそりを1人で引きながら歩き、気温が氷点下20度を下回ることもある中、標高がおよそ2800メートルの南極点を目指していました。 そして、出発から50日目となる6日午前9時半すぎ、荻田さんから「日本時間のきょう午前1時45分に南極点の到達に成功した」と、支援者のいる東京の事務所に衛星電話で連絡が入りました。 荻田さんからは、南極点に設置されているモニュメントの前で笑顔で日本の