東武野田線でいよいよ新型車両60000系が走り始める。東武鉄道の車両では初めて公衆無線LANを搭載するとのことで、通勤・通学もより楽しくなることだろう。 現在の野田線のルートは、埼玉県の大宮駅から千葉県の船橋駅までを結び、東京都心の東側をぐるっと巡る円弧状になっている。ルート上には春日部駅、柏駅、新鎌ヶ谷駅などがあり、それぞれ放射状に延びる鉄道路線と接続する。その便利さから、沿線はベッドタウンとして人気だという。都心に勤める人々が郊外に引っ越していく様子を「ドーナツ化現象」というけれど、野田線はまさにドーナツの輪を走る路線といえるだろう。 ただし、野田線は甘いドーナツよりも、醤油との結び付きのほうが強い。本誌記事「醤油のワンダーランドでトリビア発見! - 醤油づくしのメニューにも舌鼓」でも、野田市にある「キッコーマン もの知りしょうゆ館」に関して、こんな風に紹介されていた。 「東武野田線は