19日午前3時41分頃、北九州市小倉南区新道寺のJR日田彦山線・石原町駅構内の信号が、赤から青に切り替わらない状態になった。同駅を挟んだ城野駅(北九州市小倉南区)~田川伊田駅(福岡県田川市)間の上下線で始発から運行を見合わせ、午前7時48分頃に復旧した。 JR九州によると、線路に流れる電流の変化で列車の位置を確認するシステムにトラブルがあり、石原町駅に列車が止まった状態と認識され、信号が赤のままになった。ケーブルを交換し、正常に戻ったという。18日に起きた運行管理システムの障害とは関係ないとみられる。 今回のトラブルで、上下線の普通列車4本が運休・部分運休し、3本が最大で1時間7分遅れ、通勤・通学客ら約1200人に影響が出た。