ブックマーク / el.jibun.atmarkit.co.jp (21)

  • 罪と罰(5) 商品開発:Press Enter■:エンジニアライフ

    ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。 「そんでどうよ、そっちのAチームは?」 「どうって言われても」武田さんの問いに私は口ごもった。「まだ、走り出してもいないので、何とも......」 五十嵐さんによってプロジェクトA発足が発表された週、Aチームのメンバーは引き継ぎに忙殺された。もちろん全ての担当業務の引き継ぎが完全に終わるはずもなかったが、とりあえずソースを追えば何とかなるぐらいまでには持って行けたはずだった。 私が担当していた業務は、そのほとんどが武田さんと村瀬さんに引き継がれることになった。村瀬さんは淡々とビジネスライクに引き継ぎを受けてくれたが、武田さんは文句たらたらだった。 「全く、あの人も無茶苦茶言ってくれるよなあ」武田さんは、引き継ぎの途中でこぼした。「ものになるかどうかもわからん新製品に、戦力の半分を

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    ROBOT_KUN 2013/08/01
  • 罪と罰(3) ソフトウェア・オブジェクトのライフサイクル:Press Enter■:エンジニアライフ

    ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。 Webシステム開発部では、毎週月曜日の10時から定例ミーティングを行っている。メンバーが順番に先週の作業内容と今週の予定を報告し、最後に中村課長が連絡事項などを話して終わる。月に1度ぐらいは瀬川部長も参加して、毒にも薬にもならない叱咤激励をすることもある。先週は五十嵐さん抜きで行われたが、今週から参加するようにしたようで、瀬川部長の隣の席に座り小声で何かを話している。 誰もが新しい副部長の五十嵐さんを意識せずにはいられないようで、いつもならミーティングが開始されるまでは、全員が好き勝手に私語を交わしているのだが、今日はせいぜい3バカトリオがヒソヒソ話をしているぐらいだった。どこでも新人というのは注目されるものだが、五十嵐さんの場合は少し意味合いが違っていた。 これまでと異なる点は

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    ROBOT_KUN 2013/07/19
  • ゼロから始めるプログラミングの必勝法:@IT自分戦略研究所の「おすすめエンジニアライフ」:エンジニアライフ

    音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。記事では、おすすめコラムを厳選して紹介する。 【1周年】未来のコラムニストへ-(1)一発屋にならないために 【もうすぐ1周年】第52回 四方山話(33) まだ気を出してない人が気を出すには 【ベテラン】ゼロからプログラミングを学ぶ上で言語選択より大切なこと 【1周年】未来のコラムニストへ-(1)一発屋にならないために 『IT技術を日常生活で活かそう』のabekkan氏は、エンジニアライフのコラムニスト1周年を迎えた。 abekkan氏のコラムは毎週火曜日に更新されるが、1周年を記念して今回は3日連日の更新だ。他のエンジニアライフコラムニストからも応援のメッセージがコメント欄に届いていて、なんだかほっこりする。 1年間毎週続けるということは、思っているよりもず

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    ROBOT_KUN 2013/05/17
  • 大規模ソフトウェア開発でもコーディングに人海戦術は必要ない:言語開発者のベンチャー起業戦記:エンジニアライフ

    皆さんこんにちは、起業もできるコンピュータ言語開発者を目指している株式会社i3planetの飯塚です。 自分は、もともとは、大規模開発に関わるSEでした。そして、ソフトウェアをチームで開発する時には、必ず会議が必要になります。 もう、10年近くも前のことなので、時効だと思い、打ち明けてしまいますが、会議のたびにいつも思っていました。「これ、11人とか2人で作った方が早くできるのではないか?」と。 ■会議が無駄過ぎる とにかく、会議というものが無駄の塊でした。それぞれが、連携の仕方についての議論をして、それで各役割などを決め、持ち帰って検証して、また会議にかけます。この繰り返しです。 当然、毎回、議論をしていくわけですが、全体を把握している人がいないので、前回決まったことがどんどんまたひっくり返り、また、元に戻っていくわけです。 ■会議から生まれる無駄 毎回ころころ仕様が変わることによっても

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    ROBOT_KUN 2013/05/13
  • とある未踏の超絶案件'13:SEは眠らない ―Fatal / stay night―:エンジニアライフ

    毎々お世話になっております。エンジニアライフにおける社会のゴミクズ担当、コラムニストterukizmでございます。 右の方にあるプロフィールでは「新米武装派(略)お仕事募集中です☆」などとふざけたことを書いてございますが、まことにありがたいことにお仕事の方では良きパートナーに素晴らしいご縁をご紹介していただき、毎日刺激的で何もかもが勉強となり、稼働も安定、毎日毎晩定時で帰宅し、ワークとライフのバランスも充実、濁った目で寿司詰めの通勤電車に揺られるという、もったいないほど素晴らしいお仕事をさせていただいております。 先月に至りましては個人事業主として2回目の確定申告を無事終えることができ、なんとか「新米武装派」などという意味不明な肩書きも外すことができそうにございます。年齢も正しくバッチ処理が走りインクリメントされ、兵装についても若干時代遅れ感の否めないACU迷彩からビンラディン討伐やアフガ

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    ROBOT_KUN 2013/04/29
  • 技術者の起業に最も必要なのは現在のスキルでも知識でもない:言語開発者のベンチャー起業戦記:エンジニアライフ

    最近、LEAN STARTUPなどという言葉が流行り、技術者が起業するのがブームになっています。自分も、起業家の端くれなのですが、起業するのに必要なのは、単純にスキルや知識ではないと最近よく感じます。 では、起業当に必要なこととは何なのでしょうか? やはり、それは、自分でやってみることと、失敗してもあきらめないことだと思います。 ■最初は、必ず失敗する これは、当にやってみて、ほとんどの場合はそうだろうなと思うことです。最初のアイデアというのは、必ず、自分の経験と机上の空論アイデアから生まれます。ですので、実際にやってみるのとは、やはり、違うわけです。 特に、ほかにないサービスを考えて実行する場合などは、それが、世の中的にも初めてなわけですから、検証なんてされていません。ですから、どんなプロの起業家の人でも、一発で成功させるというのは難しいことです。 最初は、必ず、「何か軌道修正がい

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    ROBOT_KUN 2013/04/21
  • 高村ミスズ女史の事件簿 結婚詐欺篇 (終):Press Enter■:エンジニアライフ

    ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。 午前4時を回ったころ、そのウワサは2chのみならず、Twitterや、ブログでも話題になり始めていた。「シルバースプーン」と「人工知能」で検索すると、少なからぬ数がヒットし、時間の経過とともに少しずつ増え続けている。もっともネタがネタだけに、真剣に取り合っているネットユーザはほとんどいないようだった。これが4月1日だったら、完全にジョークになっていたところだ。 迷惑だったのは「タカミス先生が調査中」などとデマを書いたヤツがいたおかげで、私に対して、知り合いから何もの問い合わせのメールが届いたことだ。私というのは、もちろん高村ミスズのことだ。とりあえず放置してあるが、そろそろ方針を決める必要がありそうだった。 MITの研究所で人工知能の研究をしていたトーマス日下が、帰国後、アメリ

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    ROBOT_KUN 2013/04/16
  • 高村ミスズ女史の事件簿 結婚詐欺篇 (4):Press Enter■:エンジニアライフ

    ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。 またもや深夜の電話だった。 「消えた?」私は訊き返した。「会員データが?」 『そうなんです』桐野の声は、音声解析ソフトの心理分析グラフを見なくてもわかるぐらい動揺していた。『三村さんからのメールを見て、訴えのあった女性会員のプロフィールを確認しようとしたら、全部消えていたんです』 「他の会員のデータは?」 『それは残っているんです。訴えをされている男性会員のデータも全部あります。ただ、その方たちに紹介した女性会員のデータだけが、きれいに消えてしまっているんです』 どういうことだろう。 「1つ確認したいんですが、会員データは全部クラウド上に置いてあるんですか?」 『……どういうことですか?』 「えーとですね、つまり、自社のどこかにサーバルームか何かがあったりしますか?」 『そういう

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    ROBOT_KUN 2013/04/15
  • 高村ミスズ女史の事件簿 結婚詐欺篇 (3):Press Enter■:エンジニアライフ

    ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。 13時ちょうど。ユカリは、横浜みなとみらいのランドマークタワーにあるスターバックスにいた。向かいに座っているのは、どうみても標準より20キロほどオーバーしている体重を持つ46才の独身男性で、ルックスはお世辞にもいいとは言えない。職業はいわゆるシステムエンジニア。桐野から送られてきた3人の1人だ。私はこの男に、ブーチ氏という変数名をつけることにした。 待ち合わせ場所が横浜になったのは、ブーチ氏の職場がすぐ近くであるためだ。この業界では珍しくもなんともないことだが、今日も出勤してコードと格闘していたらしい。見知らぬ人間からの突然の呼び出しにも、嫌な顔ひとつせずに快く応じてくれるとは、いい人なのだろう。もっとも、わざわざ仕事を抜け出してきてくれたのは、待ち合わせ用にと、ユカリが送った写

    高村ミスズ女史の事件簿 結婚詐欺篇 (3):Press Enter■:エンジニアライフ
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    ROBOT_KUN 2013/04/13
  • 高村ミスズ女史の事件簿 結婚詐欺篇 (1):Press Enter■:エンジニアライフ

    ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。 真夜中にかかってくる電話が、いい知らせであったためしがない。そもそも小指の先ほどでも常識を所有しているヤツなら、よほどのことがない限り、日付が変わった直後に他人に電話をかけるという選択はしない。 不幸にして、真夜中過ぎに私に電話してくるヤツは、たいていがよほどの事情を抱えている。私はコーディング中のScalaのソースから目を離して、しつこく振動している電話に手を伸ばしかけ、それが7つ所有している電話の中で、唯一のブラックベリーであることに気付いた。この電話の、定期的に変更している番号を知っている人間は、この地上に数人しかいないはずだった。ということは、特殊事情の件だ。 私はその電話をつかむと、常に接続してあるヘッドセットを装着した。ボイスチェンジャーの作動を示すパイロットランプ

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    ROBOT_KUN 2013/04/11
  • HerokuがJRubyを公式サポート言語に追加:Rails Hub情報局:エンジニアライフ

    2012年12月13日、HerokuJRubyを公式サポート言語に加えたと発表しました。公式サポート言語、フレームワークは、 Ruby JRuby Node.js Clojure Python Java Gradle Grails Scala Play ということになりました。すでにScalaやClojureといったJVM言語をサポートしていたので、意外に対応が遅かったような印象もあります。RubyコミュニティがC実装のRubyとUnixのプロセス並列によるスケーリングを好む傾向にあって、JRubyがRuby側からはさほど普及していないことが理由として挙げられるかもしれません。 Herokuは2011年8月にJava対応を開始していて、すでにJRubyを動かすこと自体はできました。今回は公式サポート開始ということで、特別な設定をすることなく利用可能となったということです。 既存のCRub

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    ROBOT_KUN 2012/12/21
  • 鼠と竜のゲーム(12) コードを見れば分かること:Press Enter■:エンジニアライフ

    ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。 野崎が「LIBPACK Room No.2」のドアを開けると、室内で続いていたらしいなごやかな会話が、瞬時にピタリと途絶えた。開発ルームにいた7、8人のエンジニアが、一斉にドアの方を怯えたような視線を向けたが、野崎の顔だと認識した途端に、全員が安堵の表情を作った。 奥のリーダー席を見やると、城之内の姿はどこにもない。以前に訪れたときは、この室内には息苦しくなるような緊張感が満ちていたというのに、今、エンジニアたちが和気あいあいと談笑していたのは、主任の不在が理由なのだろう。城之内が部下をどのように扱っているのか、逆に城之内が部下からどのように見られているのかが、この雰囲気だけで分かろうというものだった。 野崎は、咎めるつもりはない、という意味で軽くうなずくと、そのままリーダー席に

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    ROBOT_KUN 2012/12/14
  • エンジニアが社名を出さない理由:@IT自分戦略研究所の「おすすめエンジニアライフ」:エンジニアライフ

    音が語られるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。記事では、おすすめコラムを厳選して紹介する。 【考え方】なぜエンジニアは勉強会で会社名を出せないのか 【考え方】自らが主体的に選択して築く未来へ 【リリース情報】Ruby 2.0初のプレビュー版がリリース! 注目機能は!? 【考え方】なぜエンジニアは勉強会で会社名を出せないのか 『雲(クラウド)の隙間から青空が見えた』の粕谷大輔氏は、「エンジニアが自社名を隠すわけ」について考察している。 粕谷氏によれば、社名を出せないのにはいくつかの理由があるという。例えば、一般論としての発言や個人的見解による批判などが、組織への意見や批判としてとらえられてしまうことがある点だ。 一方で、勉強会などで堂々と所属を名乗る人々もいる。「彼らはみんな、楽しそうだ」と粕谷氏は語る。

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    ROBOT_KUN 2012/11/12
  • 鼠と竜のゲーム(5) 消えたソース:Press Enter■:エンジニアライフ

    わざわざ警察に電話をかけるとはヒマな人もいるものだ、と思ったものの、プロフィールを見ると、産業技術総合研究所の情報セキュリティ研究センターに所属する、高村ミスズ研究員だとわかった。自身のブログでセキュリティ問題を取り上げていることで有名な人だ。ぼくもたまに目を通している。過去に読んだブログの内容から判断した限りでは、きちんと時間をかけてしつこいぐらいの調査をし、的確な指摘を行っていたはずだ。この人が警察に電話をかけたのは、それなりの危機感によるものらしい。 もし、この程度の問題で逮捕されてしまうなら、一般的なクローラや、スクレイピングプログラムの作成などは、ほとんど違法ということになってしまう。たとえば、ぼくが以前に下請けで携わった配送管理システムの機能の1つとして、郵送物の追跡機能を作成したことがある。郵便のお問い合わせ番号で、日郵便郵便物個別番号検索ページにアクセスして、配送結果や

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    ROBOT_KUN 2012/10/27
  • 鼠と竜のゲーム(3) 逮捕報道:Press Enter■:エンジニアライフ

    ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。 ぼくの名前は井上ヨシオ。横浜市内にある小さなベンチャー企業、サードアイシステムに勤務している。25才、独身。趣味映画読書。 最初からこの業界にいたわけではない。IT業界の悲惨な現実は耳にしていたので、大学在学中の就職活動では、むしろ避けてすらいた。4年生の春、大手狙いを捨てた地道な就職活動と、サークルの先輩のコネで、都内の小さな出版社に何とか内定が決まったときは心から安堵したものだった。ところが、入社1カ月後に出版社が倒産という憂き目に遭い、ぼくは初任給すら受け取れないまま、次の就職先を探す羽目になった。数十社から断られた後、最後に拾ってくれたのが、サードアイだった。 ぼくにとって、それはこんな風に始まった。近くの牛丼屋で慌ただしい昼を済ませ、コンビニでヤングジャンプを立ち

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    ROBOT_KUN 2012/10/14
  • 鼠と竜のゲーム(2) 取り調べ:Press Enter■:エンジニアライフ

    ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。 ワンボックスカーに乗せられて数分ほど経過したところで、ようやくタカシの動揺も静まってきた。同時に、寒気にも似た恐怖感が、実感となって身にしみてくる。 まだまだ冷静な精神状態とはほど遠いものの、タカシは隣に座っていた佐伯警部補に話しかける勇気をなんとか振り絞った。 「あの、すみません」 「ん?」膝の上に広げたノートPCを一心不乱に覗き込んでいた佐伯警部補は、少し苛立たしげに顔を上げた。「はい、何か?」 「さっきも言いましたが、あの程度のアクセスでサーバがダウンするって、ちょっとおかしいと思うんですが……」 「でも実際にダウンしてますからね」佐伯警部補はノートPCのモニタに、素早く視線を走らせた。「サーバが落ちた時刻と、あなたの家からのアクセス時刻が一致してるんですよね」 「でも、そ

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    ROBOT_KUN 2012/10/08
  • 外野の言うことはどうでもよろしい。:@IT自分戦略研究所の「おすすめエンジニアライフ」:エンジニアライフ

    そんな20代イケイケコラムニストが想像する、30年後の自分とは……? 年が近い方も、そうでない方も、20代SEの考え方を覗いてみると面白いかもしれない。 【新連載】第1回 ITコーチが体験を通して伝えるコミュニケーション 『ITコーチの「エンジニアのためのコミュニケーション術」』の小林妙子氏の新連載も始まった。 小林氏は、現在ITコーチとして活動している。具体的には、ITを使った業務効率化のサポートや、ITリテラシーは高いのにコミュニケーションが苦手な方をサポートする仕事だという。 コラムの内容は、「あのころコーチングを学んでいたらなぁ……」という自身の体験を基に、コーチング的な視点でコミュニケーションのヒントを書く予定だ。 9月に出現した新生コラムニストたちに、今、目が離せない!!(*’ー’*)ノ~~゚.+:。☆・゚:* 【考え方】「立つ鳥跡を濁さず」よりも「希望」の用意を 『What

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    ROBOT_KUN 2012/10/08
  • 冷たい方程式(17) 最初の脱落者:Press Enter■:エンジニアライフ

    ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。 11月第3週。 タスクボードのタスクの減少度は、微々たるもので、スケジュールは次第に遅れが目立つようになっていた。それと比例するように悪くなっているのは、ムツミさんの顔色だった。 ホライゾンシステムから送り込まれてきた追加の3名の開発要員たちが、八木社長が保証したような優秀なベテランなどではなく、新人に毛が生えたようなレベルであることは、日をおかずに明らかになった。言語レベルでのJavaの知識は問題ないといえるかもしれないけど、Teedaどころか、そもそもWebアプリケーションという仕組み自体が、よく理解できていないようだ。一度、たまたま彼らの1人がムツミさんに「結局、サーブレットってどういうものなんですか」と真剣な顔で質問しているのを耳にして、思わず笑ってしまった後、ぞっとした

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    ROBOT_KUN 2012/05/13
  • エンジニアの80%以上が机の中にカップラーメンを常備:@IT自分戦略研究所の「おすすめエンジニアライフ」:エンジニアライフ

    音が語られるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。記事では、おすすめコラムを厳選して紹介する。 【新連載】にこんばんは 【生活】孤独のエンジニアめしばな 第3めし「ラーメン」(前編) 【働き方】日企業に元気がないぞ! あなたはこの先どうする? パート2 ~今のオフショア開発~ 【新連載】にこんばんは 『SEの格言・迷言・ことわざ集』のちゃとらん氏の新連載が始まった。この連載では、日々の業務のなかでSEに役立つ格言・迷言・ことわざなどを紹介していく。なんともユニークで、面白い企画である。 「にこんばんは」とは、「にまで挨拶をすることは一見無駄に思えるかもしれないが、重要な行為である」という意味だそうだ。ひとことでいえば、「“挨拶”をきちんとしよう! 」だろうか。 確かに、飲関係や航空業界などに比べ、

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    ROBOT_KUN 2012/05/02
  • 人形つかい(終) エピローグ:Press Enter■:エンジニアライフ

    ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。 2月1日午前9時、「承認くん」は無事に番稼働した。 橋さんが電話してきたトラブルはたいした問題ではなかった。ログに出ていた、 java.lang.OutOfMemoryError: Java heap space のメッセージを見ただけで原因は明らかだった。APサーバのJVMパラメータを確認すると、案の定、-Xmx128m になっていた。これはテスト環境用のパラメータだ。-Xmx2048m に修正して再起動することで、問題はあっさり解決した。 東海林さんとぼくは、高杉さんの言うとおり、午前10時まで待機していたが、まだ利用者が少ないこともあって、システムが止まってしまうような深刻な問題は発生しなかった。東海林さんはその間に、予備環境としてtomcatをインストールし、「承認く

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    ROBOT_KUN 2011/10/31