富士山を登山中に遭難し救助された元F1レーサーで登山家の片山右京さん(46)が、最低1年間はメディアへの露出を自粛する方針であることが19日、分かった。精神的なダメージと周囲の反応を考慮しての措置。行方不明となっていた宇佐美栄一さん(43)と、堀川俊男さん(34)が遺体で発見され、御殿場署で対面した片山さんは、その後の会見で号泣。心の傷の大きさをうかがわせた。 ◇ ◇ 感情を抑えきれなかった。午後7時すぎ、遺体との対面後に応じた会見で片山さんは号泣した。「苦しいのと、申し訳ないのと。全部自分の責任。助けられなかった…」。おえつで声はかすれ、言葉は涙で途切れた。 精神的な痛手が大きく、今後の活動はまったくの白紙だ。芸能活動も行っているが、片山企画の関係者は、本人が「最低1年間は自粛するべきだ」と周囲に漏らしていることを明かした。 司会を務める2本のラジオ番組について、TBSラジオ「