兵庫県淡路市の神戸淡路鳴門自動車道・室津パーキングエリア(PA)で、餌を求めて集まる野良猫が後を絶たず、管理する本四高速道路会社を悩ませている。 上下線とも10匹前後いるとみられ、可愛(かわい)がる客がいる一方で、同社は噛(か)まれるなどのトラブルを心配。4、5年前から<餌付け>禁止の張り紙を掲げているが、効き目は薄いようだ。 約100台の駐車スペースがある同PAには2005年12月にコンビニ店が開店したが、猫はそれ以前から出没。自動販売機で売っていたカップ麺(めん)の食べ残しなどをあさるようになり、電話ボックス内で雨宿りする猫も出始めた。当時から餌を与える客がいたといい、苦情を受けた同社は張り紙で「食べ物をあたえないでください」と求めた。 しかし、ベンチで寝転がってくつろぐなど、見るからに“癒やし系”の猫たち。菓子を与え、写真を撮り、体を触る人もいて、「警戒心が薄れてきたようだ」と同社神