事故があったエスカレーターを調べる管理会社の作業員ら=14日午後4時55分ごろ、神戸市須磨区(田中森士撮影) 14日午後1時45分ごろ、神戸市須磨区潮見台町の坂道に設置された屋外エスカレーターで、「娘が指を挟まれた」と119番があった。神戸市消防局の救急隊が駆けつけ、近くに住む男性会社員(40)の次女(1)を病院に搬送したが、右手小指の第2関節を切断する重傷を負った。 兵庫県警須磨署によると、現場は3つに分かれた全長約43メートルの上りエスカレーターの最上部。次女が足場に右手をついた状態のままエスカレーターが終了し、終了地点の金属部分と足場の間に指を挟まれたとみられる。管理会社によると、金属部分と足場の間には約6ミリの隙間があったという。 同署によると、エスカレーターは午前9時から午後5時まで稼働し、利用者を感知して動く自動式。近くの宗教施設を運営する宗教法人が管理しているが、一般人も利用