他人のクレジットカードを悪用して航空券や現金をだまし取ったとして、警視庁組織犯罪対策特別捜査隊は、電子計算機使用詐欺の疑いで、京都市右京区太秦中山町のアルバイト、浅見潤容疑者(29)を逮捕した。同隊によると、浅見容疑者は「飛行機を見たり、搭乗したりするのが好きだった」などと容疑を認めているという。 逮捕容疑は、昨年11~12月にかけて、茨城県在住の女性(41)のクレジットカードを使って日本航空の航空券19枚を購入し、日航から計約65万円をだまし取ったとしている。浅見容疑者は勤務先のユースホステルで、宿泊客のカード番号や有効期限を盗み見て暗記。インターネットでファーストクラスを予約し、空港でエコノミークラスに切り替える手口で差額の現金や航空券を入手していた。 不正に気づいた日航が平成22年9月、同隊に相談して浅見容疑者の犯行が浮上。同隊は浅見容疑者が平成21年10月~今年4月までの間に、宿泊