仙台市で交際相手の長女(2)にけがをさせたとして傷害容疑で逮捕された建設作業員の西道口(さいどうぐち)和也容疑者(32)=仙台市宮城野区苦竹1丁目=が、長女の頭を殴って死亡させた疑いが強まったとして、宮城県警は23日、傷害致死の疑いで再逮捕し、発表した。西道口容疑者は暴行は認めているが、「死亡は自分の暴力が原因ではない」と供述しているという。 県警によると、西道口容疑者は今月8日午後5時半~同11時45分ごろ、自宅で預かった長女の頭を拳で数回殴り、12日に頭を打ったことなどに伴う低酸素脳症で死亡させた疑いがある。 西道口容疑者は4日夜~5日未明に、自宅で預かっていた長女の頰をつねったとして、13日に傷害容疑で逮捕された。長女の顔や頭に複数のこぶやあざが見つかったため、県警が事情を聴いたところ、8日にも暴行したと認めた。「いたずらを注意したが、言うことをきかなかった」などと供述しているという