客が商品のバーコードを読み取るなどして会計する無人のレジ。レンタルビデオ店や衣料品店などで導入が進んでいて、「使ったことがある!」という方もいるのではないでしょうか。さらに、バーコードを読み取る手間がなく、複数の商品を一度に会計できる、いわば次世代の無人レジも導入に向けて検討が進んでいます。次世代の無人レジを支えるのが“電子タグ”という技術で、商品管理の省力化にも活用が期待されています。 人手不足が深刻化する中、省力化の鍵を握るとみられる電子タグ。普及の課題は何なのでしょうか。(経済部・野口恭平) 無人レジの普及が進んでいます。レンタルビデオ店のゲオは2年前から無人レジの導入を進めています。ことし3月までには全国の直営店の半分にあたる約700店まで導入を拡大し、今後も台数を増やしていく方針です。 無人レジは、DVDやCDについたバーコードを客が専用の端末で読み込んで自動販売機のようにお金