米ニューヨーク・ブルックリンの連邦地裁に到着したマーティン・シュクレリ被告(2017年6月26日撮影)。(c)AFP/TIMOTHY A. CLARY 【3月10日 AFP】HIV(ヒト免疫不全ウイルス)治療薬の薬価をつり上げたことで「米国で最も憎まれる男」と呼ばれたマーティン・シュクレリ(Martin Shkreli)被告(34)に対し、米ニューヨークの連邦裁判所は9日、証券詐欺の罪で禁錮7年の量刑を言い渡した。 製薬会社とヘッジファンドを経営していたシュクレリ被告は、2015年にHIV感染者の治療に使われる医薬品「ダラプリム(Daraprim)」の価格を1錠13ドル50セント(約1440円)から750ドル(約8万円)へと50倍に引き上げ、物議を醸した。 今回の裁判は薬価つり上げ問題とは無関係の証券詐欺事件に関するものだが、被告の評判があまりにも悪かったため、裁判開始に当たっては、公平な
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