きょう昼すぎ、横浜市内を走る京急線の車内で持ち主の分からないスマートフォンから煙が出る騒ぎがありました。 きょう午後0時半すぎ、横浜市を走る京急本線の「快特」の電車内で、座席の上にあったスマートフォンから煙が出ました。 乗客が、車内に備え付けられていた消火器の消火剤を吹きかけ、火が出ることはありませんでしたが、車内には一時、煙や消火剤が充満したため、「快特」列車が止まらない最寄りの京急鶴見駅に緊急停止し、乗客を降ろしました。 京急電鉄によりますと、乗客およそ300人にけがはないということです。 警察によりますと、スマートフォンは座席の背もたれとシートの間に挟まった状態で黒焦げになっていて、電車の走行中に熱を持って発火した可能性があるということです。 持ち主は分かっていませんが、警察は事件性はないとみています。