ブックマーク / note.com/wakari_te (6)

  • なぜZ李という虚言癖のオッサンをネット民は本物のアウトローだと勘違いしてしまったのか?|小山(狂)

    みなさんはZ李というインフルエンサーをご存じだろうか。いわゆる「アウトロー系インフルエンサー」と呼ばれている方で、なんでもご人の弁によると中卒で闇金に就職し、違法薬物の売買にも携わっていたことがあり、前科前歴もあるという、(人の弁を信じるならば)平和で安全な現代日においては相当にアウトローと呼べる経歴をお持ちのお方である。 しかしZ李は、単なる半グレ・アウトローではない。正義の心を持った熱血漢なのだ。人の弁によるとその腕力と組織力は一般市民ではなく当の悪漢にのみ向けられており、たとえば暴力ホストを制裁したり、バイク泥棒のねぐらを突き止めたりと、悪人を倒し市民を守る活動を日夜続けているのだという。青年漫画の中から飛び出てきたような正義のアウトロー。それがZ李なのだ。 ……以上がZ李の自称する氏の背景だが、要約していて途中から真剣に頭が痛くなってきた。よくもまぁ2024年にもなってこ

    なぜZ李という虚言癖のオッサンをネット民は本物のアウトローだと勘違いしてしまったのか?|小山(狂)
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    ROYGB 2024/05/26
  • オープンレター騒動を簡単にまとめてみた|小山(狂)

    あまりにも色々ありすぎて何が起こってるのか追えなくなってる方も多いと思いますので、発端から現在に至るまでの簡単な流れをまとめました。 可能な限り事実関係にフォーカスを当て、筆者の個人的な意見は交えないよう注意しています。 「オープンレター」が公開されるまで歴史学者である呉座勇一氏がTwitterの鍵垢で英文学者の北村紗衣氏の悪口を言っていたことが全ての発端です。ちなみに「実際どのような悪口が言われていたか」の詳細はそれを記したWEB上の記録が次々に削除されているため現在確認がたいへん難しくなっています。 2021年3月17日ごろ、呉座勇一氏の鍵垢の発言が何者かによって北村紗衣氏にリークされました。北村紗衣氏はスクリーンショットを使って呉座勇一氏の鍵垢の発言を全体公開します。 呉座勇一氏に批判が集まり、一種の「炎上」のような状態になります。 「炎上」から間もない2021年3月20日、呉座勇一

    オープンレター騒動を簡単にまとめてみた|小山(狂)
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    ROYGB 2024/04/17
  • 書評『トランスジェンダーになりたい少女たち』|小山(狂)

    稿はKADOKAWAの出版停止や脅迫による書店取り扱い中止などで話題となっている書籍、『トランスジェンダーになりたがる少女たち』の内容面に対する紹介と書評である。 出版停止や書店取り扱い中止に対する論評は既に多く出回っているが、肝心要のの内容についてくわしい論評はないに等しい。書籍とはテクストの集合体であり、であるからにはテクストに準拠した批評が最も重要であることは論を待たない。の「内容」を知らずにあるについて論じるほど無益かつ不誠実なことはない。 そういう意味でも、中身を読まずして出版停止や書店取り扱いの中止を求めている(主に左派の)人々は己が知的不誠実さを強く恥じるべきだろう。同様に、中身を読みもせず書を称揚している(主に右派の)人々にも筆者は苛立ちを感じている。テクストに準拠した「噛み合った」議論が生じることを強く願う。稿がその一助となれば幸いである。 ざっくりと、どんな

    書評『トランスジェンダーになりたい少女たち』|小山(狂)
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    ROYGB 2024/04/08
  • ホストクラブの歴史 ─なぜホスクラの店舗数は30年間で50倍になったのか─|小山(狂)

    いま、ホスト産業に激震が走っている。 その原因はもちろん悪質ホストクラブをめぐる急激な世論の高まりだ。若い女性に多額の借金を負わせ、性風俗店で働くことを強要し、組織的に女性を搾取しときには時には死に追いやってしまう──。そんな「悪質ホスト」の問題が、急速にメディアで囁かれるようになっている。 こうした世論の高まりは政界をも揺るがしており、今国会において立憲民主党は「ホスト新法」なる新法案を用意しているとも報じられている。「青少年を守る父母の連絡協議会」のような「ホス狂」の保護者らによって作られた被害者団体も盛んにロビイングを続けており、ホストクラブという夜の世界が大きな転機に立たされているのは間違いない。 とは言え、当のところ我々はどの程度ホストクラブについて知っているのだろうか。 「1回で何百万円もの会計になることがある」「何億円も稼ぐホストがいる」「客を性風俗産業に沈めて無理やり稼が

    ホストクラブの歴史 ─なぜホスクラの店舗数は30年間で50倍になったのか─|小山(狂)
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    ROYGB 2024/02/23
  • 結局、上野千鶴子は「永遠の少女」だった|小山(狂)

    上野千鶴子の結婚報道が、天地がひっくり返ったような大騒ぎを引き起こしている。当然ながら批判の声が多い。 代表的なのは「<おひとりさま>というライフスタイルを多くの女性に提示しておいて自分だけ結婚するのか!」というものだろう。SNSやWEBメディアで「バズ」を引き起こしているのは概ねそのような意見である。 はっきり言っておくが、筆者はそのような見解からは距離を取りたい。 まず上野千鶴子が「おひとりさま」というライフスタイルを推奨していた事実はない。上野の一貫した主張は(平均寿命の男女差や核家族化により)「いずれにせよ、女性は不可避的におひとりさまになる」というものである。女性は孤立した生活を営むべきと上野が主張したことは一度もない。 また婚姻制度への批判的なスタンスも、あくまで女性の性的自己決定権を擁護するという文脈であり、なにがなんでも結婚は避けるべきと主張していたわけでもない。婚姻時の上

    結局、上野千鶴子は「永遠の少女」だった|小山(狂)
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    ROYGB 2023/02/26
  • なぜ仁藤夢乃さんは萌え絵やAVを攻撃せねばならなかったのか|小山(狂)

    仁藤夢乃さん率いる一般社団法人「Colabo」の炎上が止まらない。 不正会計疑惑からはじまった件だが、議員会館を借り切った豪勢な提訴記者会見や個人情報流用疑惑などが話題を呼んだこともあり、ほんの3ヵ月で「ネット炎上」の枠を超え「社会問題」の域に達してしまった。国会質疑でも取り上げられるなどネットの外の世界でも激震が走っており、件がこのまま不可逆的に広まっていくことは避けられないだろう。 正直なところ、ここまで大事になるレベルで仁藤夢乃さんは憎まれていたのかという驚きがある。colabo追及の中心人物である暇空茜氏には5000万円超の寄付金すら集まっているわけで、件が「ネットユーザーによる面白半分の炎上事件」ではなく「真剣にcolaboを追求してほしいと願っているサイレントマジョリティの爆発」であることは自明と言って良いだろう。当たり前だが、ここまで多くの人々から憎悪されるというのは並

    なぜ仁藤夢乃さんは萌え絵やAVを攻撃せねばならなかったのか|小山(狂)
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    ROYGB 2022/12/22
    いいところで無料部分が終わってる。
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