米アマゾンが定額読み放題サービス、「キンドル・アンリミテッド」を始めた。OysterやScribdといった他の定額Eブック読み放題サービスも既に始まり、TxtrやBlloonといった、どこの誰がやっているのかわからない同様の新参サービスもできはじめている。 本も「定額読み放題サービスが主流」になるのか? デジタル時代に音楽配信がiTunesやMP3ファイルのダウンロードから、PandoraやSpotifyなどに代表されるストリーミングサービスに代わり、映画やTV番組がオンデマンドのケーブルサービスからNetflixやGoogle Playなどのストリーミングサービスに代わってきつつあるのを目の当たりにすると、本も当然、定額読み放題サービスが主流になっていく、と論じる者がいてもおかしくはない。 だが、本当にそうだろうか。 いまのところ、キンドル・アンリミテッドが提供する60万タイトルのうち、