ブックマーク / davitrice.hatenadiary.jp (4)

  • ペット動物の去勢に関する倫理 - 道徳的動物日記

    や犬などのペット動物に去勢・不妊手術を行うことは日でも一般に行われているし、動物愛護協会も各都道府県の獣医師会も環境省も支持しているようだ*1。だが、インターネットやメディアではペット動物に去勢・不妊手術を行うことへの反対意見を見かけることもある。反対の理由は様々だが、「去勢・不妊手術を行うことで性的な快楽や能を動物から奪うのは人間のエゴだ」という理由を最も多く見かけるような気がする。動物の "自然"な状態に人間が手を加えることへの反対や、強制的な不妊手術に人間の社会問題を重ねて連想する意見などもある。 しかし、それらの反対意見には、や犬の安易な擬人化(や犬は人間と同様の性的欲求を持っているだろうという判断、動物に対する強制不妊手術と人間に対する強制不妊手術の同一視)や、"自然"を無根拠に善とする発想が含まれているなどの問題点がある。 最近読んでいた『Ethics for Eve

    ペット動物の去勢に関する倫理 - 道徳的動物日記
    RQBeuH98Rb
    RQBeuH98Rb 2016/12/08
    坂東眞砂子に読ませてやりたかった。
  • 「なぜ動物を食べることに罪悪感を抱かないのか?」 - 道徳的動物日記

    theconversation.com 今回紹介するのは、心理学者のキャロライン・スペンス(Caroline Spence)という人が2015年にオーストラリアの Conversation 誌に掲載誌した記事。社会心理学の論文が色々と参照されている。 「なぜ私たちは動物をべることにもっと罪悪感を抱かないのか?」 by キャロライン・スペンス 「ハムはブタさんから作られているんだよね、お母さん?」若い娘と地元の動物園に行った時に、彼女から投げかけられた質問だ。お昼のハムサンドウィッチをべるため、動物園で飼われているアリスという名前のブタに餌をやることを中断した時、突然に彼女はハムとブタとの関係を理解したのだった。「私はアリスが好きだよ、アリスは私の友達だもん!」 この認識の瞬間も、おませな4歳の娘にとっては問題とならないようだった。しかし、多くの大人にとっては、皿の上にある肉と生きていて

    「なぜ動物を食べることに罪悪感を抱かないのか?」 - 道徳的動物日記
    RQBeuH98Rb
    RQBeuH98Rb 2016/11/14
    近い将来、楳図かずおの「14歳」に出てくる鳥のササミをバイオクローンする工場で生産するような世界になるんだろうか?
  • 「工場畜産は人類史上最大の罪の一つだ」 by ユヴァル・ノア・ハラリ - 道徳的動物日記

    www.theguardian.com 今回紹介するのは歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリ(Yuval Noah Harari)がイギリスのGuardian誌に掲載した記事。 最近邦訳が出たハラリの著書『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福( "Sapiens: A Brief History of Humankind" )』は、海外ではかなりの評判でベストセラーとなったようであり、ビル・ゲイツも書評を書いていたりする*1*2。私は半年前に原著をパラパラと流し読みしたのだが、進化心理学や世界史のをある程度読んだことのある人にとっては既知で当たり前の部分も多くて、ちょっと退屈なではあった。ただ、このの特徴の一つが世界の歴史を通じて人類の「幸福」の質や量はどのような変化していったかということを論じている点であり、それに伴って、人類と動物との関係や家畜たちの「幸福」についても論じられていた

    「工場畜産は人類史上最大の罪の一つだ」 by ユヴァル・ノア・ハラリ - 道徳的動物日記
    RQBeuH98Rb
    RQBeuH98Rb 2016/11/13
    日本でもアニマルウェルフェア http://www.maff.go.jp/j/chikusan/sinko/animal_welfare.html だったり、エシカル消費 http://mainichi.jp/articles/20161101/ddm/013/040/012000c といったキーワードが出てきてますね。
  • 「猫戦争:自然保全の道徳的汚点」 by ウィリアム・リン - 道徳的動物日記

    www.huffingtonpost.com 日紹介するのは、環境や動物に関する倫理や政策を研究しているウィリアム・リン(William Lynn)が英語版ハフティントンポストに発表した記事。 natgeo.nikkeibp.co.jp 上の記事にて紹介されている、『Cat Wars』という著作とそれを巡る議論に関する記事で、リン氏は『Cat Wars』にかなり批判的。記事の中盤はちょっと陰謀論っぽいところもあるし、訳者である私は批判の対象となっている『Cat Wars』を読んでいないのでリン氏の議論がフェアであるかどうかも判断できないのだが、後半の環境倫理と自然保全に関する議論は日ではなかなか紹介されにくいものであると思うので、訳して紹介することにした。 「戦争:自然保全の道徳的汚点」 by ウィリアム・リン 『戦争:可愛い殺し屋がもたらす悲惨な結果(Cat Wars: The

    「猫戦争:自然保全の道徳的汚点」 by ウィリアム・リン - 道徳的動物日記
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