https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1437233534 男性が「~かしら(ん)」を使うのは東京方言です。この東京方言には、旧東京方言(山手言葉)と旧東京下町方言(江戸弁)の両方を含みます。 明治の東京方言の会話が多く記されている夏目漱石の小説などでも、男性が普通に「~かしら(ん)」といっています。江戸弁の江戸落語にも男性の「~かしら」がでてきます。 旧東京方言(山手言葉)を基礎に書き言葉と合わせて標準語が形成されたのですが、標準語が東京方言を離れて独り立ちする過程で、旧来の東京人以外の男性は「~かしら」を使わず、やがて「かしら」が女性語のニュアンスをもつようになりました。 いまや旧東京方言を話すのは戦前生まれの65歳以上だけになり、現代小説などに用いられる標準書き言葉では、「~かしら」は完全に女性語です。 と