小林尽の反復対比手法については、「はじめに」の「リスト制作の切っ掛け」でも議論していたように、通りすがり氏(ぼんやりさん)による「小林尽を構成オタクとして仮定する見方」と、ぼくの「本人の言質が取れるまで判断保留する見方」とで分かれていました。 そこで最近出た『月刊ぱふ』の小林尽インタビューから推測できる創作スタイルから考えてみれば、この議論の結論はほぼ出たと言って良いのかもしれません。 ぱふ 2008年 02月号 [雑誌] 雑草社 2007-12-27 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools ただしこれは『夏のあらし!』のインタビューであって、スクランの話ではないことに注意 ――タイムトリップものは物語の帰結点が特に気になるジャンルですが、連載開始前のプロットではどのくらい考えていましたか? 小林 それほどきっちり決めてはいませんが、だいたいこんな感じで締め