タグ

ブックマーク / bokunonoumiso.hatenablog.com (8)

  • フェロモンさん - ・x・ぼくののうみそ

    フェロモンさんという友人が一年前にこの世を去った。フェロモンさんとは元々はネット経由で知り合ったが、東京にいたときには一番会っていた飲み友達でもあったと思う。そしてハイエナズクラブを最初に作った仲間でもあった。プライベートでの結びつきが少ないこうしたネット経由の友人が亡くなったのは初めての事だが、結局自分で確かめたわけではなくその関係者の方にそう伝えられただけであるからいまだに信じられないでいる。フェロモンさんのブログはまだ残っているし、更新しなくなったTwitterはXになる前から止まっているが今も残っているからである。 主にネットで繋がっていた自分のような人間が今回の事を知ることが出来たというのは改めて思えばかなり幸運なこと。つまり俺がすぐに知れたのは関係の方がわざわざこちらに教えてくれたからこそである。そうでもないと我々のような繋がり方をしている人間がそれを知ることはほぼ不可能だった

    フェロモンさん - ・x・ぼくののうみそ
    Re-KAm
    Re-KAm 2023/12/04
  • 次男が4歳になった頃、突然つけた名前と違う名前を名乗りだし - ・x・ぼくののうみそ

    次男が4歳になった頃、突然つけた名前と違う名前を名乗りだした事があった。 最初は面白がっていたが、名づけ親であるわれわれ夫婦にもその名前で呼べといいだすといよいよマズいなと感じたものの「そういうのはやめたほうがいいよ」と町で落書きをしている子供を通りがかり軽くたしなめるような距離感の注意しか出来なかったのは俺もかつて幼稚園に通っていたときに突然全くの別の名前を名乗りだしたことがあったからであった。つまり気持ちがわからないでもない。 俺が名乗りだした源氏名は「シュンスケ」である。中村俊輔を人知れず恥ずかしい気持ちで見ていた。しかし俺の名前はシュンスケではない。シュンにもスケにもかすりもしないもっと素朴な名前である。由来も謎だが子供ながらにシュンスケという響きに良さを感じたのかもしれない。でも覚えていない。自分の実際の名前を受け入れたときのことも覚えていないんじゃないかな。 「途中で名前を変え

    次男が4歳になった頃、突然つけた名前と違う名前を名乗りだし - ・x・ぼくののうみそ
    Re-KAm
    Re-KAm 2022/12/01
  • ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドの続編が待てない - ・x・ぼくののうみそ

    「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」の続編が2022年に発売されるという。ゲームに殆ど興味がない俺が珍しくこのニュースに心を躍らせている。それほど面白く、今でも思い出して時々やるほどハマったゲームという事もあるが、このゲームには特別な思い入れがあるからだ。アメリカに来てすぐ、家が決まるまでの一か月をホテル暮らしをしていた頃に殆ど心が折れそうだった俺を助けてくれた心の友、命の恩人だからである。 うちの会社が駐在の為に渡米してきた何も知らない人間に対し殆どシカトをキめこみ、生活のセットアップや日常生活に関する基的なアドバイスに至る一切を何も助けてくれないエッジの効いた会社だという部分が大きく影響しているが、アメリカに来てからの半月は心の折れることの連続でただでさえ異国の地、誰も身内のいない状態で孤立感は更に高まり、外に出ることに完全に恐怖心を抱き、更にはアメリカ人と顔を合わせるのもしんどい

    ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドの続編が待てない - ・x・ぼくののうみそ
    Re-KAm
    Re-KAm 2022/03/06
  • ワクチン2回目、便意から発熱へ… - ・x・ぼくののうみそ

    2回目のワクチン接種が終ったが色んな人が噂する通りの副反応がなかなか発生せずあの日はもどかしくもスリリングな1日となった。 どのような副反応が起こるかは人それぞれとは聞いていたが大体半日~24時間以内に副反応が起きるのはほぼ間違いなさそうな情報に対し俺ときたらば24時間経過後もなんら異常がないので段々と自分の体にセンシティブにならざるをえず、多少普通よりダルかったり眠かったり便意があったりするその都度「このダルさ、いつもよりキレが違う!もしや副反応?」「この便意、ついに副反応!?」など些細なカラダの変化に一喜一憂するしか手立てがなく一応安全をみて会社を休んではいたがその実全くの無事で夕方まで平気な仕事をしていたほど。 夕方4時、2回目のワクチンが終ってから約1日半たった頃、ナチュラルな便意に導かれし俺は便座に鎮座しひと気張り入れんとしていたところであったがプロブレムが起きたのはまさに力をい

    ワクチン2回目、便意から発熱へ… - ・x・ぼくののうみそ
    Re-KAm
    Re-KAm 2021/05/25
  • 不良のおばちゃん - ・x・ぼくののうみそ

    新年早々書くことでもないが子供のころからみんなが妙に懐いている近所の不良のおばちゃんを囲む輪に俺だけ上手く入ることが出来なかった。「不良のおばちゃん」とは俺が子供の頃に感じたまま直球で名付けたもので何故か全員共通点して飲店を自分一人でやっていた。例えば下校途中に小さなプレハブ小屋で店を出していた焼き鳥屋のおばちゃんとか、近所に時々やってくるライトバンのたこ焼き屋のおばちゃん、中学の時に部活帰りに一部の友達が通っていた小汚いお好み焼き屋の店主のおばちゃんなどである。 男子児童、学生相手にも下ネタをカマしてきたり、ワルいことにも寛容というか推奨すらしかねないトガッたおばちゃんをみんなは大人なのにカタいことを言わない「俺たちの理解者」として親しみを持って接していたが、俺だけがそれに馴染むことが出来ず不良のおばちゃんを囲む楽しそうな輪には若干の距離を置いて参加するのが常であった。とはいっても斜に

    不良のおばちゃん - ・x・ぼくののうみそ
    Re-KAm
    Re-KAm 2021/01/03
  • マン太くん - ・x・ぼくののうみそ

    自宅で過ごす生活も1ヶ月を越えたが子供は兄弟二人で飽きずにずっと遊んでいる。 全く手が掛からないとは言わないが勝手に遊んでくれているのは在宅勤務の自分としてもかなり助かる。することと言えば家の中では時々ラジオ体操をしたり、庭で縄跳びやサッカーをしたり、公園に散歩に行ったり、生活はバリエーションに乏しく単調極まりないが、子供は最近学校からは宿題が送られて来たり、家で出来る運動の動画や、時々アプリを用いたテレビ電話などでずっとご無沙汰のクラスメイトと顔を合わせるなど、大人たちが工夫して飽きないようにしているのを感じる。 家の中の過ごし方。ゲームは禁止出来ない状況ではあるがそれが唯一の楽しみにならないようを日から沢山買ったり、絵を描いたり、工作をしたり、俺は仕事で部屋に篭りがちでなかなかフルで相手は出来ないが、は子供に付き合い大変極まりない。 この異常事態、楽しむには家の中にあるものをフル

    マン太くん - ・x・ぼくののうみそ
    Re-KAm
    Re-KAm 2020/04/17
  • アメリカの田舎の方で車が道から落ちて助けてもらった - ・x・ぼくののうみそ

    アメリカ田舎のほうの高速道路は大体車線の両側は緩衝地帯というか、背の高い草の生い茂る溝のような一段下がったエリアが設けてあるのだが、冬場アメリカの寒い地域では高速道路を走っているとよく車がコースアウトし路肩のその先にある緩衝地帯に落ちているのをよく見る。発生する原因は大体が2つであろうことは予想がつき、路面凍結は言わずもがな、スピードの出しすぎと真冬でもほぼ全員がノーマルタイヤであることである。 特に後者である。アメリカではノーマルタイヤのことを「オールシーズンタイヤ!」などお得意のポジティブ表現で呼んでおり、ウィンタータイヤ、日で言うスタッドレスタイヤを雪国であろうと着用する者は少ない。なぜなら俺たちには無敵のオールシーズンタイヤがあるからである。 アメリカではポジティブ表現が幅を利かせており、アメリカに来て以来何度か被害にあっている。約束の時間にサービスマンが1時間遅れるというネッ

    アメリカの田舎の方で車が道から落ちて助けてもらった - ・x・ぼくののうみそ
    Re-KAm
    Re-KAm 2020/02/16
  • バスケの試合に1秒だけ出た時のことです - ・x・ぼくののうみそ

    高校時代はバスケットボール部。あのときは辛いなんて思わなかったが、土曜も日曜も休まず部活に行っていた日々が今では信じられない。あれだけ時間を費やしたものだからその分部活の思い出も多い。良い仲間たちとの良い思い出。今でも時々思い出してしまうのはあの頃である。 高校二年のとき、我が校のバスケ部はインターハイ、国体と並んで高校バスケ界3大メジャー大会の一つであったウィンターカップの県予選でベスト4入りを果たしていた。 それまでの予選では各高校持ち回りで体育館を提供して行われた予選の試合も、県大会のベスト4ともなるとさすがに扱いは特別である。厳しい予選を勝ち抜いた4校はコートの周り360度で座席を有する県内最大の体育館にて1日掛かりの総当たり戦に挑むのである。 そしてこのウィンターカップ予選こそ、それまで大した見せ場もミスもない平々凡々な俺のバスケットライフにおける最もショッキングな事件が起こった

    バスケの試合に1秒だけ出た時のことです - ・x・ぼくののうみそ
    Re-KAm
    Re-KAm 2018/03/16
  • 1