viviennewestwood-tokyo.comを初めてご利用になる場合は、以下フォームより新規会員登録をお願いいたします。会員登録していただくと、メールマガジンの購読や様々なサービスを受けることが可能です。
viviennewestwood-tokyo.comを初めてご利用になる場合は、以下フォームより新規会員登録をお願いいたします。会員登録していただくと、メールマガジンの購読や様々なサービスを受けることが可能です。
夏になるとなぜか出版社や書評サイトが活発化するわけでして、色んな人が色んな切り口でオススメ本を推薦してくれます。 この「虐殺器官」は話題作ですし、やたら面白いですので、オススメの本として上げる人も少なくないのではないかと思います。 このエントリは、そんな「虐殺器官」の次に読んでほしいようなオススメ本を挙げるとしたら、どんな本になるだろうな? というものであります。 まずは作者の他の作品 作者の他の作品を挙げるというのがまずは無難、なんですが、ご存知の方も多いでしょう、作者の伊藤計劃氏は惜しまれつつも若くして世を去っています。挙げるとしても、わずか三冊しか挙げることができません。 ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット (角川文庫) 伊藤計劃記録 この中で一冊オススメするとしたら、作者が「虐殺器官」の他に遺した唯一のオリジナル長編にして、死の直
▼序文 子供の頃、読書をしろとよく言われた。両親はいろいろと本を買い与えてくれたのだが、僕はそんなものには一向に興味を示さず、スーパーファミコンばかりしていたのだった。スーパーファミコンやそれ以前のパソコンのゲームであるMSXというものも同じくして親が買ったものだったので、彼らは僕がテレビゲームばかりに興味を示したからといって、特に何も言わなかった。 大人になり、テレビゲームをする代わりに少しばかりだが本を読むようになった。決して本が好きではないのだが、読書というのは有用なものなのだということを知っていった。そうした中で、僕は驚天動地の考え方を知ることになった。 「読書しすぎることは悪である」 すなわち、読書をしすぎることによって、知識だけが頭の中に蓄積されて、自分で考えることを疎かにしてしまうということだ。つまり、本を読まないことは悪なのだが、本を読みすぎることも悪なのである。 以下に挙
2024-08-19 プラットフォームが巨大な力を持って人間を支配するとき、どう対抗すべきなのか──『デジタルの皇帝たち――プラットフォームが国家を超えるとき』 科学ノンフィクション 献本御礼 オススメ! デジタルの皇帝たち――プラットフォームが国家を超えるときみすず書房Amazonプラットフォームが大きな力をふるう時代である。アマゾンで日々の必需品を買い、ウーバーで食事を配達してもらう。海外では配車アプリの方で生計をたてている人も多い。Appleのアプ… 2024-08-11 卓越した先見性こそが人間を地球の覇者たらしめた──『「未来」を発明したサル: 記憶と予測の人類史』 献本御礼 科学ノンフィクション 「未来」を発明したサル 記憶と予測の人類史作者:トーマス スーデンドルフ,ジョナサン レッドショウ,アダム ブリー早川書房Amazonわれわれは当たり前のように未来を予測して現在の行動
先日トースターを買い換えたおり、6年くらい使った以前のトースターを分解してみた。正確に言うと、壊れたので分解して直せるかと思ってやってみたのだった。直せないこともない。というか分解修理は二度目だった。バラしてみて、どうしようかと思った。そんなに高いものでもないしと悩んだ。が、買い換えた。T-Falの新しいトースターである(参照)。新品、その後どうか。快適。いわゆるトーストだけでなく、クロワッサンのあっためとか便利だった。あんパンをさくっとあっためても、うまい。 それはさておき、分解したトースターのポップアップの仕組みの一部に電磁石を使っているのを見て、それなりにメカニカルではなく電子的な制御もしているのだなと思ったものだった。ほかには、これは単純な機械だな、自分でも作れるんじゃないか、とも思った。 この本、まさにそう思ったトーマス・トウェイツ君のトースター作成プロジェクトの記録である。 ト
一般的なスポーツと違い、どうしても精神論に傾きがちな各種武術――主に、合気道、柔道、八極拳や太極拳などの拳法、居合や剣道などの剣術が中心――の身体の動き、特に奥義と呼ばれるような信じがたい動きについて、バイオメカニクス――身体運動を力学・解剖学・生理学から研究する学問――的に分析してわかりやすく解説した一冊。 武術「奥義」の科学 最強の身体技法 (ブルーバックス)[Kindle版] posted with ヨメレバ 吉福康郎 講談社 2013-11-08 Kindle Amazon[書籍版] 武術を習得するとは、「体の使い方を質的に変える」(P15)ということだという。これを、「筋骨格構造に基いた身体の合理的な動きの観点から解明」(P15)しようという試みがなされている。人体の構造からはじまり、筋肉と骨格とがもたらす様々な力学的運動の解説は人体の不思議入門・力学入門といった雰囲気があって
各作品と作者の解説(‘かつ’の勝手な思いこみ。順序は順位とは無関係です。) 1. 「冷たい方程式」の作者ゴドウィン(故人)の名は余り知られていないです。しかし、この作品だけは、時代を超え、永遠に生き残るであろう傑作短編。 他の著名作者のものと合わせた同名タイトルの短編集で出てます。本作は、一人乗りの宇宙船に密航した少女のお話。 2. 「火星年代記」の作者、SFの叙情詩人ブラッドベリは、かつが大好きな作家です。ポーなんかと似たところがあります。 映画の原作では「華氏451度」(原作題名同じ) は、つとに有名ですね。焚書のお話ね。 本作はブラッドベリ作品の中では数少ない長編。散文詩的な美しい文体で語られる、開拓者の物語。 ブラッドベリは、何故か普通小説として(早川文庫NV)扱ってるので、買う時には注意してね。 3. 「火星夜想曲」は「火星年代記」の現代版と言った趣。ストーリー・テリングはこちら
反体制的な方向で熱くなるのはとにかく「楽しい!」ということを圧倒的に分かりやすく示した大傑作。内容的には著者の体験した“佐世保北高校全共闘”の回想記で、タイトルどおり1969年の1年間の出来事を扱っている。映画版は(クドカン脚本にしては珍しく)駄作なのでこの原作を読むべし。 我々団は、運動スタイルは左翼的で思想信条は右翼的という団体である。後者については、例えば本書がその入門用には向いていよう。若い世代に向けて平易な文体で近現代史が解説されている。とにかく日本を悪く云うのは許さん、という今ふうのバカなネット右翼と違ってバランス感覚があるのもよい。 最近は右も左も「今どき右だの左だの古い」と寝ぼけたことを云うが、たいていは自覚がないだけである。古いだなんだと云う前にまず歴史を知るべし。そうすれば、左右対立から自由になるのが本当はいかに難しいかも分かる。浅羽通明は初心者向けにややこしい問題を解
この『物語』は 著者が走り出す物語だ 肉体が…………という意味そのまんまだ…… 著者の名前は『クリストファー・マクドゥーガル』 最初から最後まで 本当に謎が多い男『カバーヨ・ブランコ』と出会ったことで……… BORN TO RUN 走るために生まれた ―ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族” 作者:クリストファー・ マクドゥーガルNHK出版Amazon 今週のお題「運動会とスポーツの秋」とのことなので、スポーツの中で最も走るスポーツである「ウルトラマラソン」の本を紹介する。これを読めば『STEEL BALL RUN (SBR)』に登場するサンドマン*1の存在を空想の産物と笑い飛ばせなくなる。 ジョジョの奇妙な冒険 第7部 カラー版 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)より 俺がコンテンツを評価するとき、一つの指標がある。それは「俺がそれによってどれだけの行動をしたか」というものだ。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く