ブックマーク / rogi073.hatenablog.com (24)

  • Flying Colors 待望の2ndアルバムもまた楽しく - Rogi073.Diary 2.0

    Flying Colorsプログレ系スパーバンドの一つ、Flying Colors。Mike Portnoy を筆頭に、 Dave LaRue、 Neal Morse、 Casey McPherson、 Steve Morse が参加するという布陣。 その2枚目のアルバム、Second Nature がリリースされたので、さっそく聴いてみた。 よりプログレな最初の印象は、よりプログレな印象が強まったかなというところ。前作では、テクニカルなポップロックな色合いが濃くて、口ずさみたくなるような楽曲が楽しく展開されていた印象。もちろん、この傾向は、この作品でも継承されているのだけれども、より凝った展開であるとか、サウンドスタイルの多様性が増えていて、ストレートなロックの楽しさに加えて、予想を超えて展開してく楽曲スタイルの楽しさが増えている。ある意味、Transatlantic の色合いが付け加わ

    Flying Colors 待望の2ndアルバムもまた楽しく - Rogi073.Diary 2.0
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    Riku1260x 2014/10/12
    Flying Colors 待望の2ndアルバムもまた楽しく : Rogi073.Diary プログレ系スパーバンドの一つ、Flying Colors。Mike Portnoy を筆頭に、 Dave LaRue、 Neal Morse、 Casey McPherson、 Steve Morse が参加するという布陣。 その2枚目のアルバム、Second Nature
  • Kscope からクラシカルポップな Iamthemorning - Rogi073.Diary 2.0

    IamthemorningIamthemorning は、ロシア出身のバンドで、ピアニストの Gleb Kolyadin と 女性ボーカリスト Marjana Semkina によるバンド。 クラシックの素養の深いと思われるピアニストの演奏がサウンドをクラシカルな方向へ持って行く一方で、女性ボーカルのちょいアンニュイなボーカルスタイルはフリーキーな感じなので、不思議なミクスチャーとして前衛度の高いサウンドを産み出している。 Kscopeデビュー作で、今回紹介するのは、そのKscopeデビュー作に当たると思われる Belighted とうアルバム。Kscope からのリリースにあたりと言うこともあってか、ドラムには、あの Gavin Harrison が参加している。とはいえ、Gavin Harrison の個性が強く出るというドラミングではなく、二人のサウンドを引き立てる役目に徹していると

    Kscope からクラシカルポップな Iamthemorning - Rogi073.Diary 2.0
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    Riku1260x 2014/09/28
    Kscope からクラシカルポップな Iamthemorning : Rogi073.Diary Iamthemorning は、ロシア出身のバンドで、ピアニストの Gleb Kolyadin と 女性ボーカリスト Marjana Semkina によるバンド。 Tags: from Pocket
  • Anathema は新作でも浮遊感と高揚感に満ちています - Rogi073.Diary 2.0

    Anathemaポストロック系なイメージとプログレッシブロックなイメージが融合したサウンドを展開するバンド Anathema。その2014年新作 Distant Satellites がリリースされたので聴いてみた。 浮遊感拍子の裏を取るようなリズムラインと、そもそも拍子から離れて存在するかのようなブレスの長いフレーズによって、グルーブ感とは完全に決別したサウンドを作り出すことに成功している彼らだけれども、この作品でもそのスタイルは貫かれていると言うどころか、さらに磨きがかかってきている。 裏を取るリズムにリズムを取りきることが出来ず、むしろ、リズムからの意識を切り離して聴くと、そのまま心地よい浮遊感に浸り込めるサウンド。 まさに極上の音空間に包まれる感覚がいい。 ボーカルワークそれに加えて、男声と女声による、ボーカルワークが時に柔らかくそして、時に力強く楽曲を導いていて、その強弱が高揚感

    Anathema は新作でも浮遊感と高揚感に満ちています - Rogi073.Diary 2.0
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    Riku1260x 2014/06/21
  • Little Tragedies はこってりと、そして妖艶に - Rogi073.Diary 2.0

    Little Tragediesロシアを代表するキーボードプログレバンド Little Tragedies。その新作 At Nights がリリースされたので、聴いてみた。 期待通り彼らのスタイルは、まさにキーボードプログレという、うにょうにょ系を中心とした弾き倒しキーボードサウンドを中心とした構成に、決してうまいとは言えないが味のあるボーカルを交えたちょっと、垢抜けない感がむしろ味わいとして楽しめるスタイル。 そして、この作品でも、そのスタイルはそのままに、さらに進化した姿を提示していて、まさに期待通りの作品といえる。 時に妖艶?キーボードの破壊力によって、力強く粘着質なシンフォニックロックは、これはいつも通りの聴き応えなんだけど、さらに今回のあるばむの魅力は、バラッド系楽曲での妖艶とも言えるような妖しげな魅力。 雰囲気ある静やかな楽曲には、美しさという表現では語りきれない、不思議な魅力

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    Riku1260x 2014/05/29
  • ポストなエレクトロポップ Pattern Is Movement - Rogi073.Diary 2.0

    Pattern Is Movement今回取り上げるのは、Pattern Is Movement という、なんというのだろう、ポストロックというのか、エレクトロポップというのか、なサウンドを奏でるデュオ。 ドリーミー浮遊感のあるドリーミーナサウンドで、Battles から激しさやアンサンブルを抜いたような感じというか、Tyondai Braxton のソロ作というかに近い印象。もう少し別の観点からだと、David Sylvian の最近のアートに近寄ったスタイルのサウンドとも共通項を感じる。 アップテンポとフック全体は浮遊感のある柔らかさに包まれているけれども、サウンドの楽しさは、駆動しているリズムライン。エレクトロなリズムラインが、アップテンポに全体のメロディーを牽引しながら、しかし、途中でリズムチェンジでフックを効かせて、サウンドとしての面白さを演出する。 平和そんなところでは、とても

    ポストなエレクトロポップ Pattern Is Movement - Rogi073.Diary 2.0
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    Riku1260x 2014/05/18
  • どこまでも深く Gazpacho の Demon - Rogi073.Diary 2.0

    Gazpachoノルウェーの今や代表すると行ってもいいだろうバンド Gazpacho。その新作 Demon がリリースされたので聴いてみた。 深くいつも通り、柔らかで深いサウンドが静かに響き渡る美しくも儚さを感じさせる世界が描かれている。 さらに、今回は、スローなドラミングの使い方などに、どこかトラッド的なというのか呪術的なというのか、いにしえからの何かを感じさせる世界を感じさせる。 少ない音で限られた音数をスローテンポに置いていくサウンド。穏やかに歌い上げる歌唱と共に、奥深く広がっていく世界が描かれていく。音数が少ないだけに、それぞれの音が印象的で、かつ、それぞれの音が響き渡るように使われていて、音の霧の中に包まれているようなそんな心地よい世界。 怪しく穏やかにアルバムを通して、その深く沈み響き渡っていくサウンドとささやくようでもある独特の歌唱によって、怪しく穏やかに進む世界が、心地よい

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    Riku1260x 2014/04/16
  • ドイツのネオプログレ RPWL の叙情味あふれる新作 Wanted - Rogi073.Diary 2.0

    RPWLRPWLは、ギルモア調な鳴きのギターが印象的なドイツのバンド。多分2000年あたりから活動しているので、気づけばベテランバンドになっている。こう思うと、新生代プログレという感じで出てきたポップな聴きやすさも併せ持ったプログレスタイルもすっかり定着しているということに気づかされる。 そんな RPWL の新作 Wanted がリリースされたので聴いてみた。 叙情ギルモア的ギターの味わいもあって、この作品でも叙情味あふれる美しさを存分に感じることが出来る。とくにエンディングの A New Dawn については、泣けてきそうなほどの美しさがある。 一方で一方で楽曲の多様性も増していて、エッジの効いた音と情景が浮かんできそうなインストパートがあったり、Perfect Day のようなポップチューンがあったりなどと、アルバム全体に起伏があって、聴き応えを感じる作品にも成っている。 安定のかなり

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    Riku1260x 2014/04/13
  • October Equus の暗黒チェンバーサウンドがかっこよすぎ - Rogi073.Diary 2.0

    October EquusOctober Equus は、スペインのバンドで、チェンバー系・ジャズロック系の渋いバンドをリリースしている AltRock でも扱われているバンド。 その2013年新作 Permafrost がリリースされたので聴いてみた。 かっこいいその印象は、もうとにかくかっこいいの一言。チェンバーロックな硬派でストイックなサウンドが響き渡る展開は、Univers Zero を彷彿とさせながらも、それとはまた違う、King Crimson にも近い雰囲気も持った、迫力がある。 全体を支配しているドラムサウンドの軽快でありつつ重いサウンドをベースに持ちながら、その上を、キーボードが様々な音色でうねり歩く展開は、当にかっこいい。 さらにまた、曲によっては、迫力だけではなく、静かに、ベースとギターを響かせるサウンドを展開していて、静謐な美しさや怪しさも演出する。 なので、馬鹿

    October Equus の暗黒チェンバーサウンドがかっこよすぎ - Rogi073.Diary 2.0
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    Riku1260x 2014/02/21
    Rogi073.Diary October Equus は、スペインのバンドで、チェンバー系・ジャズロック系の渋いバンドをリリースしている AltRock でも扱われているバンド。 Tags: from Pocket
  • 元Marillion のボーカル FISH の新作は円熟の美 - Rogi073.Diary 2.0

    FISH今は、すっかり Steve Hogarth のボーカルが板についた Marillion ですが、初期は、初期 Genesis 的なサウンドにおいて人気を博していて、中でも、様々なパフォーマンスと独特な声質のボーカリスト FISH の存在が際立っていて、独特な世界を描いておりました。 その後、FISH は Marillion を脱退して、ソロとしての活動を開始し、今に至っております。 そんな Fish の新作が2013年に出ていたのですが、最早一般の流通にのっていないためか、すっかりそのリリース情報を見逃しておりました。 ということで、遅ればせながら聴いてみたのは、A Feast Of Consequences と題された2013年新作です。 ダウンロードちなみに、流通があんまりなくて、Fish のオンラインショップでは購入できるようですが、送料がなかなかなことになること、そして、今

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    Riku1260x 2014/02/21
  • Transatlantic の新作は楽しさに満ちていた - Rogi073.Diary 2.0

    Transatlanticさてさて、プログレ界のスーパーグループ Transatlantic。久々に新作アルバム、Kaleidoscope をリリースしたので、早速聴いてみた。 初期型前作では、アルバム1枚で1曲という大胆な構成だったけれども、今作は、初期の構成と同様に、最初と最後に大作を構えて、その間に短めの曲を配置するという構成。 楽しい作品そのものは、とにかく楽しくて、そしてバンドとしての成熟も感じる。ある意味、単純な楽しさとか曲のキャッチーさでは、初期のアルバムのほうに部があるようにも思うのだけれども、今作では、単純なキャッチーさだけではなくて、曲構成の面白さであったり、様々なパターンのサウンドを挟んでくるあたりなど、バンドとしての遊びの部分も含めた楽しさがこもっている。 特に大作では、いつも通りの緩急と起伏のある構成は健在だけれども、アンサンブルの変則感なんかは聴き応え抜群でもあ

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    Riku1260x 2014/02/13
  • トマス・ピンチョンの初期短編集 スロー・ラーナー - Rogi073.Diary 2.0

    トマス・ピンチョンなかなか、あの大作「重力の虹」が刊行されない「トマス・ピンチョン全集」ですが、すでに刊行されているものから、初期短編集を冒頭の筆者自身による解説を加えて編集した作品「スロー・ラーナー」を読んでみた。 このころから初期短編集であるものの、すでに後の長編に見られる特徴は片鱗どころではなく見られる。スパイものであったり、ダメ男であったり、科学的な側面であったり、そして、少し珍しくも感じる青春ものであったり。 猥雑感のある描写であるとか、現在と過去がシームレスに行き来する展開であったりも、まさにピンチョンである。 短編の集積逆に言うと、ここに納められているような短編が高度に集積されたものが、ピンチョンの長編小説であるとも言えそうな気がする。短編小説の醍醐味は、破綻と整合のバランスのとり具合であって、どの程度破綻が余韻を産み出すのかというところにある。 そして、ピンチョンの大作とい

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    Riku1260x 2014/02/08
  • 古き良きイタリアンロックの香り漂う Distillerie di Malto - Rogi073.Diary 2.0

    Distillerie di Maltoさてさて、今回紹介するのは、イタリアの Distillerie di Malto というバンドの SUONO! という作品。この作品は、2013年にリリースのもので、ちょいと聴くのが遅れたので、このタイミングでの紹介と成った。 実は古い私は、このバンドは、この作品で初めて知ったのですが、結成は、1988年というのだから、古くからのバンド。最初のアルバムは2001年にリリースされていて、ライブアルバムを一つは三でのセカンドが、この2013年になってようやくリリースされたという歴史。 古き良きということで、結成が決行古いと言うこともあってか、サウンドとしては、バンコなんかが思い浮かぶような古き良きイタリアンロックの風味が存分に漂うスタイル。現代的なサウンドの要素はほぼなくて、格調高さとも言っていいぐらいの土着感もあるイタリアンロックを奏でる。 キーボード

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    Riku1260x 2014/01/13
  • 2013年を自分のブログから振り返る 音楽編 - Rogi073.Diary 2.0

    音楽編 ということで、2013年を振り返るシリーズの最終回は、音楽編。 昨年は、CDやDVDといったメディア類を合計で92枚購入した。そんだけ大量なおかげで、良かったものを選んでいくのが難しいのだけれども、トライしていきます。 ベスト2013年のベストアルバムに上げたいのは、Steven Wilson の Raven That Refused to Sing (ブログはこちら)。Steven Wilson の表現力に加えてそのバックを支える演奏陣容のすごさによって、あまりにも完成度の高い世界が描ききられておりました。 The Raven That Refused To Sing by Steven Wilson発売元 : K-Scope 発売日 : 2013-02-25 (1CD) 売上ランク : 5219 位 (AMAZON.co.jp)¥ 1,784 在庫あり。Powered BY A

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    Riku1260x 2014/01/08
  • Protest the Hero の新作は再び勢いを感じさせてくれる快作 - Rogi073.Diary 2.0

    Protest the Heroカナダのメタルコアなプログレッシブメタルバンド Protest the Hero の新作 Volition がリリースされたので聴いてみた。 回帰イメージ的には、Kezia あたりのサウンドに回帰してきている印象。直線的な勢いを殺さないままに、複雑で高速なギターやドラミングがのたうち回る感じは、かっこよさを感じないではいられない。 やっぱり、このバンドは、難しいことを小難しく演奏するというスタイルよりも、勢いだけで突っ走っているように見せかけて、実は複雑なことをやっていますっていうプレイスタイルが最も似合う。 まさに、その彼らの良さの部分に帰ってきたという感じ。 キラーさらに、 8曲目の Mist なんかに代表されるような、聴き気味の良い、ポップとも言えるチューンも入ってきていたりして、聴いているだけで楽しい気分になれるという要素も存分に詰まっている。 そし

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    Riku1260x 2013/12/19
  • ジャケットがちょいセンセーショナルな The Opium Cartel の新作は秀逸 - Rogi073.Diary 2.0

    The Opium CartelThe Opium Cartel がノルウェーのバンドで、White Willow の Jacob Holm-Lupo のサイドプロジェクト的なバンド。久々の2013年新作 Ardor がリリースされたので聴いてみた。 幻想的美作は幻惑的な女性ボーカルとヘタウマ系男性ボーカルにより産み出される幻想美が印象深い作品。ポストロックなアプローチにも近づいているとも感じる楽曲は、エレクトロなリズムを交えながら、一方でボーカルワークによりアナログ色の強い幻想美を産み出している。このアンマッチなミクスチャーが絶妙で、無機質でありながら有機的な、つかみ所のない優美さを描き出している。 秀逸特に最後に収録されている10分を超える楽曲 Mariner, Come In は、美しく、湯船につかりながらその世界に浸っていると現実世界をすっきりと忘れ去らせてくれるような心地よさへ

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    Riku1260x 2013/12/12
  • Flower Kings の新作はテーマはダークに - Rogi073.Diary 2.0

    Flower KingsRoine Stolt 率いるスウェーデンを代表するプログレバンド、Flower Kings はしばらくの休止状態ののちに、Banks of Eden で復活。来日公演も果たしたけれども、そこにとどまらずさらに、2013年新作がリリースされた。タイトルは、Desolation Rose。 ダークRoine Stolt のユートピア思想の元に、美しいファンタジックな世界を描いてきた Flower Kings だけれども、この作品では、アートワークにも代表されているようにダークなテーマを題材にしている。 だけどとはいうものの、テーマはダークながらもサウンドは、Flower Kings そのもの。デビュー当時のような突き抜けるようなサウンドは、今やあまり見られないけれども、落ち着きと美しさのある芳醇なサウンドを作り出している。 安定感安定感抜群のサウンドで、落ち着いて聴く

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    Riku1260x 2013/11/21
  • 新たな YUGEN 人脈プロジェクト empty days - Rogi073.Diary 2.0

    Empty Daysチェンバーロック系の渋いバンドをリリースしている AltRock。その AltRock においても、重要バンドである YUGEN は、さらに派生バンドをいくつか産み出して、一つの潮流と成っていると行ってもいいだろう。 そんな YUGEN のギタリストによるプロジェクトがあらたに登場。バンド名は、 Empty Days で、セルフタイトルアルバムがリリースされた。 幽美ギタリストの Francesco Zago に加え、Paolo «Ske» Botta も参加しているので、YUGEN の要素がかなり強いバンドとも言える。 そんな Empty Days が奏でるサウンドは、幽玄というか幽美とも言うべきとても、美しいサウンド。女性ボーカルも交えて、シンフォニックやオペラ調なサウンドから、チェンバーロック的な弦が響き合うような静謐なサウンドまで。 前衛的でもありしかも、単純情

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    Riku1260x 2013/11/12
  • ウズベクの凄腕 Fromuz の新作は叙情的に - Rogi073.Diary 2.0

    FROM.UZその名の通りというのか、ウズベキスタンの馬鹿テク系プログレバンド From.uz。比較的コンスタントにアルバムをリリースし続ける彼らの2013年新作、Sodom & Gomorrah がリリースされたので聴いてみた。 フロイド風?のっけから、ちょっと Pink Floyd を彷彿とさせるような出だしからスタート。デビュー当時は、とにかく馬鹿テク祭りの印象だった彼らも、ここ最近は、より表現力を増して、叙情味が加わってきていたのだけれども、Pink Floyd 的なフレーズを持ち出すことによって、さらに、味わいが深くなったサウンドへと進化。緩急を巧みに使い分けて、ただ、早く複雑という楽曲ではなく、アルバムとしての表現力が随所に感じられる。 とはいえとはいえ、例えば、5曲目の"The Capture"なんかは、少し、Bozzio Levin Stevens の楽曲なんかの印象にも近

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    Riku1260x 2013/11/09
  • Flying Colors のライブ映像 Live in Europe いいね - Rogi073.Diary 2.0

    Flying Colors数多の Portnoy プロジェクトの一つ、Flying Colors。こちらは、ポップロックなサウンドを持ち味にするバンドで、Mike Portnoy の他は、ボーカルとギターに Casey McPherson、ギターは Steve Morse、ベース Dave LaRue そして、キーボードとボーカルで Neal Morse がくるという、いわばスパーバンドな体制です。 そんな彼らの初のライブ映像作品 Live in Europe がリリースされたので早速鑑賞しました。 らしさなんと言ってもこのバンドの良さは、耳心地のいいメロディーをふんだんに取り込みながらも、テクニックに満ちたメンツによって、非常にタイトに全体がまとまっているところ。なので、演奏をじっくり聴き込むと共に、口ずさみながらノリノリな気分になれて、とっても聴いていて楽しい。 ツインボーカル状態Ca

    Flying Colors のライブ映像 Live in Europe いいね - Rogi073.Diary 2.0
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    Riku1260x 2013/11/02
  • アルゼンチンの若干オペラ的なプログレメタラー fughu - Rogi073.Diary 2.0

    FUGHUまぁ、なんと読むのかもよくわからないバンドなんだけど、Fughu というバンドの、Human というアルバムを聴いてみました。この作品は、The Facts と題されたものと、The Tales と題されたものの二枚で一セットのような扱いになっている作品。 ちなみに、このバンドはアルゼンチンのバンドで、結成は結構古いものの、アルバムリリースは最近になってようやく始まったというバンドらしい。 オペラティックいくつかのこのバンドの紹介記事を読むと Dream Theater なんかが引き合いに出されているのだけれども、このアルバム二枚を聴いた印象では、あまり、Dream Theater 的なストレートなプログレメタルという印象ではなくて、オペラティックでシアトリカルな印象の強い演出。Arena あたりのこってり系で野太い感じの表現で、コンセプトアルバムを切々と表現仕切るバンドに近い肌

    アルゼンチンの若干オペラ的なプログレメタラー fughu - Rogi073.Diary 2.0
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    Riku1260x 2013/10/18