鹿屋体育大学スポーツ課程卒業後、川崎医療福祉大学助教授、米国コロラド大学客員研究員を経て、2003年より国立健康・栄養研究所(2015より医薬基盤・健康・栄養研究所)に勤務。日本学術会議の会員を勤め、研究テーマは「健康づくりのための身体活動」。厚生労働省の『エクササイズガイド』や『健康日本21(第2次)』の策定などに関わるほか、テレビや雑誌、各地の講演会など多方面で活躍。任天堂『Wii Fit Plus』の開発にもアドバイザーとして携わる。 105の文献、5402人を対象に大規模メタアナリシスを実施 たんぱく質は筋肉を作る材料となる栄養素ですが、ではどれだけの量を摂れば、どのくらい筋肉が増えるでしょうか。 医薬基盤・健康・栄養研究所国立健康・栄養研究所身体活動研究部の宮地元彦部長らは株式会社 明治との共同研究で、総たんぱく質摂取量と筋肉増加との相関関係を、メタアナリシスを用いて明らかにしま