タグ

ブックマーク / honz.jp (91)

  • 『ソーシャルマシン』-翻訳者の自腹ワンコイン広告 - HONZ

    作者:ピーター・センメルハック、小林啓倫(翻訳) 出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス 発売日:2014-04-09 いきなりですがクイズです。「M2M」とは何のことでしょうか?そして「IoT」とは? 実はいずれもITに関する専門用語で、「M2M」とは「マシンツーマシン(Machine-to-Machine)」を略したもの。文字通り機械同士が(ネットワークを介して)情報をやり取りし、様々な制御を行うことを指します。例えば自動販売機に通信機能を持たせ、商品の売り切れを感知して補充依頼を送信するようにしたり、エレベーターや複合機などの故障を遠隔で監視したりといった事例が既に生まれています。 一方「IoT」とは「モノのインターネット(Internet of Things)」の略で、M2Mと似た概念なのですが、世界中の様々な物体がネットワークに接続し、それらとインターネットを介して

    『ソーシャルマシン』-翻訳者の自腹ワンコイン広告 - HONZ
    Rlee1984
    Rlee1984 2014/04/12
    MtoM、IoT。
  • 『東大エグゼクティブ・マネジメント デザインする思考力』 東大・知の最前線 - HONZ

    東京大学で知の最前線に挑み続ける6人の研究者へのインタビュー集である。インタビュイーの顔ぶれは、以下の通り。 ・素粒子物理学:村山斉 ・植物病理学:難波成任 ・イスラム政治思想:池内恵 ・情報通信工学:江崎浩 ・西洋経済史:小野塚知二 ・有機合成化学:井上将行 これほど幅広い分野の一流研究者の研究エッセンスを引き出すことは容易ではない。しかし、書では元マッキンゼー日支社長であり、東大エグゼクティブ・マネジメント・プログラム(東大EMP)の企画・推進責任者である横山禎徳氏が聞き手となり、研究の意味を解きほぐすことで、知の最前線の醍醐味が門外漢にも伝わってくる。2008年に開講された東大EMPは、「全人格的な能力を備えた人物」の育成を目指しており、豪華な顔触れのインタビュイー達も東大EMPの講師であるという。 書は2012年に出版された『東大エグゼクティブ・マネジメント 課題設定の思考力

    『東大エグゼクティブ・マネジメント デザインする思考力』 東大・知の最前線 - HONZ
    Rlee1984
    Rlee1984 2014/04/04
    面白そう。
  • マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー

    10/15(月)「先の見えないネット時代のマンガ作りを気鋭の原作... 2018年10月01日 *イベントは、マンガ新聞社が運営するオンラインサロン「ネットマンガラボ」のイベントです。サロンメンバーは無料で、メンバー以外の方は、有償で一般参加が可能です。 今回のイベントは、コルク佐渡島...

    マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー
    Rlee1984
    Rlee1984 2014/03/30
  • 『寄生虫なき病』 - 黒の過剰か、白の不足か - HONZ

    花粉症、喘息、アレルギー、自己免疫疾患、現代に生きる我々を脅かす数々の病。これらを解決する鍵は寄生虫にあった!しかもその原因は、特定の寄生虫の「存在」が引き起こしているのではなく、「不在」によって引き起こされていたのだという。 表紙のアメリカ鉤虫のカバー写真に首根っこをつかまれ、膨大な資料に基づいた「寄生虫視点による世界史」の筆致に目を見開かされ、最後はアメリカ鉤虫を体内に取り込む著者自身の人体実験によって、ノックアウトされる。書は、そんな濃厚で濃密なパッケージの一冊である。 「不在」の病、その存在への気付きは、著者がボリビアのアマゾン地域に住むチマネ族の元を訪れたことから始まる。今でも石器時代のようなライフスタイルを送るチマネ族の人々。彼らは様々な感染症に罹っている一方で、自己免疫疾患の有病率はニューヨークに比べて遥かに低かったのだ。 著者は、自身がアレルギー疾患と自己免疫疾患の両方を

    『寄生虫なき病』 - 黒の過剰か、白の不足か - HONZ
    Rlee1984
    Rlee1984 2014/03/25
    面白そう。
  • 『第五の権力 Googleには見えている未来』by 出口 治明 - HONZ

    グーグルほどに興味をそそる企業は他にない。僕は、Gmailの大の愛好者だ。そのグーグルの総師シュミットが、初めてを書いたという。これはもう読むしか他にないではないか。書は7章から成っている。「未来の私たち」「アイデンティティ、報道、プライバシーの未来」「国家の未来」「革命の未来」「テロリズムの未来」「紛争と戦争の未来」「復興の未来」。では、グーグルには見えている未来の姿を眺めてみるとしよう。 読み終えた最初の感想は、「極めて穏当で常識的な結論(未来)だな」というものだった。目からウロコがドサッと落ちた、といった破天荒な箇所は、実はほとんどないように思われる。シュミットが描く未来は、あくまでも現在の延長線、連続線上にある。報道機関の未来を論じた部分などは、その典型であり、目新しいものがない。数字・ファクト・ロジックで現在を延伸していけば、結論は自ずとこの辺りに落ち着かざるを得ないのではな

    『第五の権力 Googleには見えている未来』by 出口 治明 - HONZ
    Rlee1984
    Rlee1984 2014/03/03
    未来予想。
  • 究極の私ノンフィクション『セラピスト』 - HONZ

    最相葉月さん、やっぱりうまい。いまさらながら感じ入った。『絶対音感』以来、大ファンなのである。こういうのは言い続けているといいことがある。一年半ほど前、元阪大総長である鷲田清一先生が最相さんと対談された時、ファンであることをご存じであった鷲田先生が、その後の事に誘ってくださった。(対談録はこちら:pdf) 対談は『わが心の町 大阪君のこと』というエッセイの話からはじめられた。無名であったといっていいころの堺雅人と、いまはどうしているのか真中瞳で『ココニイルコト』という映画になった名エッセイである。次に鷲田先生が尋ねられたのが、どうして、絶対音感や、東大応援団、青いバラ、生命倫理、星新一など、脈絡がないほどにいろいろなテーマ、それも、誰も論じていないテーマに挑んでいかれるのか、ということであった。 『私自分の仕事をそんな風に褒められることが無かったので、当にすごくここに座りづらいんですけ

    究極の私ノンフィクション『セラピスト』 - HONZ
    Rlee1984
    Rlee1984 2014/02/15
  • 『ウェアラブルは何を変えるのか?』 - ヒトとコンピュータの共進化 - HONZ

    昨年くらいから急速に話題に上ることの多くなってきた「ウェアラブル」というテーマ。概念自体は、アニメやSFの世界を通して昔から見られたものの、グーグル・グラスやスマートウォッチなどの動きを通じて日を追うごとにリアリティを増してきた。 だが書『ウェアラブルは何を変えるのか』は、リアリティ溢れるウェアラブルの「今」を描いたというよりは、現在表面化してきている出来事を材料に新たな未来像を再構築したと言った方が正しい。ターゲットとしているのは2020年。ウェアラブルがこうなって行くのではないかというヨミと、こうなって欲しいという願望と、こうなるべきだというビジョンが、バランスよく織り交ぜられている。 その未来像を一言で表せば、「ウェアラブルの登場により、コミュニケーションは無意識の領域へと進出し、ヒトとコンピュータは共進化を遂げる」というものである。こう書くとやはり遠い世界の話のような印象を受ける

    『ウェアラブルは何を変えるのか?』 - ヒトとコンピュータの共進化 - HONZ
    Rlee1984
    Rlee1984 2014/01/04
    “「従来の対話型から直感的な身体の延長へ」という操作系の進化”、“モノ同士が互いに交信し、私たちのコンテキストを解析し、必要な情報や行動を勝手に判断する”ヒトとコンピュータの共進化
  • 『あなたはボノボ、それともチンパンジー? 』 新刊超速レビュー - HONZ

    あなたはボノボ、それともチンパンジー? 答えに困る質問である。もちろん、私たち人間はそのどちらでもない。しかし、彼らはもっともヒトに近い類人猿だ。ヒトがチンパンジーとボノボの祖先と分岐してから、わずか100万年しか経過していないという。大人になっても遊びをやめないボノボ、集団同士で激しく殺しあうチンパンジーの特徴を書で知れば知るほど、ヒトと彼らの類似性に驚くばかり。私たちのなかには、ボノボ的な部分とチンパンジー的な部分が間違いなく共存している。 コンゴ、ウガンダで研究を続ける京都大学霊長類研究所教授である著者の豊富なフィールドワークに基づく書は、明快にボノボとチンパンジーの特徴を伝えてくれる。これら類人猿は、どのような集団でどのように生活しているか、そのような生活形態はどのような進化的過程で形成されたのか。ヒトと最も似ている彼らをじっくりと見つめることは、ヒトがどういう生き物であるかを

    『あなたはボノボ、それともチンパンジー? 』 新刊超速レビュー - HONZ
    Rlee1984
    Rlee1984 2013/12/20
    面白そうな本。“性の進化とそれに紐づく集団(家族)形成の過程。ボス選出にまで母親の力が影響するボノボ、圧倒的にオスが力を持つチンパンジー、そして核家族というユニークな戦略をつくり上げたヒト”
  • 『「ひらめき」を生む技術』 MITメディアラボのカルチャー - HONZ

    「次の所長候補」の選考において、MITメディアラボは、伊藤さんに辿り着くまでに300人の面接を行ったそうだ。アメリカ人の学者や研究者から検討を始め、MITは最終的に「ドバイに住んでいる、大学を出ていない日人」を選んだ。 書は、伊藤さんの就任後にメディアラボで始まった授業「カンバセーション・シリーズ」から、4回の対談をにしたものだ。英語の題名は”The Art of Serendipity”だ。「セレンディピティ」について、書には、この様に書かれている。 セレンディピティはこのように、「探していたわけではないけれど何だか面白いものがあるぞ、ラッキー」ということです。 この「ラッキー」をより多く発生させるためにどうすればいいか。そう考えれば、伊藤さんが下記のようにコメントし、自らのネットワークを用いた対談式の授業を行っている理由がわかる。 僕は多様な人材をコネクトさせればさせるほど、ク

    『「ひらめき」を生む技術』 MITメディアラボのカルチャー - HONZ
    Rlee1984
    Rlee1984 2013/12/20
    面白そうな本。伊藤所長が4人と対談。映画監督JJエイブラムス、IDEO社長ティム・ブラウン、起業家リード・ホフマン、コメディアンのバラチュンデ・サーストン。
  • 書店員の2013ベスト5-トーハン 吉村博光 - HONZ

    暮れも押し詰まってきました。皆さま、いかがお過ごしですか。政党再編がらみのニュースで読まれる「江田氏ら」というフレーズが、どうしても「江頭(えがしら)」に聴こえてしまい、何度も顔をあげてしまう私です。好きなんですよね、江頭2:50さんの芸風。でも残念ながら中学2年生ぐらいから、自分ではそういうことを出来なくなってしまいました。何度か挑戦しましたが、やっぱり恥ずかしくってさ。 さて今回は、新刊・既刊を問わず、自分にとって今年を象徴する「ベスト5点」をご紹介させていただきます。 「私はおととい生まれたばかりである。まだ目は見えない。けれども音はよく聞こえる」 これが書の書き出しです。つまり、赤ちゃん視点で書かれたフィクションなのです。著者の松田道雄氏は、『育児の百科』などの定番の子育てのを多数書かれた有名な小児科医。専門的知識を伝えるために、作家として筆をとったとでもいいましょうか。子育て

    書店員の2013ベスト5-トーハン 吉村博光 - HONZ
    Rlee1984
    Rlee1984 2013/12/15
    『私は赤ちゃん』読みたいな。「私はおととい生まれたばかりである。まだ目は見えない。けれども音はよく聞こえる。…」著者は有名な小児科医。子育てに悩む人に何としても伝えたい、という強い想いがとても好き、と
  • 『スリランカの赤い雨』地球外生命の発見??? - HONZ

    わくわくサイエンスだ。 2012年11月13日早朝、インド沖合のスリランカに突如として「赤い雨」が降り注いだ。砂漠の微粒子を含む「黄色い雨」や火山灰・石炭を含む「黒い雨」はよく確認されているが、「赤い雨」というのは神話などで紹介されているものの事例が少なく、格的な科学的研究はあまり進んでいない未知の現象である。書は久しぶりに確認された謎の「赤い雨」の正体に迫る研究者の話である。 スリランカに赤い雨が降った11年前の2001年7月下旬、インド南西部ケララ州でも同様に赤い雨が降ったことが報道されていた。いくつかの地点では赤色の濃度が高く、血が降り注いだようであったという。スリランカで赤い雨が降った際も、辺りが赤茶色に染まるほど、赤い雨の濃度は濃かったそうだ。そしてインドのケースでは、その赤い雨が降る前に、大気中で大きな爆発音が聞こえたという奇妙な現象も報告されている。 ここ数年、各国の科

    『スリランカの赤い雨』地球外生命の発見??? - HONZ
    Rlee1984
    Rlee1984 2013/12/06