福岡県警粕屋署は2日、福岡県粕屋町の男(38)を傷害や器物損壊などの疑いで逮捕し、発表した。 署によると、男は7月26日午後8時ごろ、同町の男性(30)をゴルフ練習場の駐車場に呼び出し、「100万円払うか、ここでお前の携帯電話を壊すか選べ」とすごみ、金づちで男性の携帯電話をたたき壊した上、男性の右足を数回蹴ってけがをさせるなどした疑いがある。男は容疑を認めているという。 男性は生協の配達員で、男の自宅も担当。配達を通じて男の妻と知り合い、不倫関係になったという。(鈴木峻)
米大統領選で共和党の候補者指名獲得を確実にしているトランプ氏が、連邦地裁の判事が「メキシコ系である」ことを理由に自分の訴訟から外れるべきだと主張し、批判を浴びている。トランプ氏の人種差別的な言動はこれまでにもあったが、政治家がこうした形で裁判官を批判するのは異例で、共和党の中からも異論が出ている。 トランプ氏が批判しているのは、「トランプ大学」をめぐる訴訟を担当しているカリフォルニア州の連邦地裁のゴンザロ・クリエル判事。判事が自分に不利な判断をしているとして、5月末の演説では「私を憎んでいる」と発言。6月2日のウォールストリート・ジャーナルのインタビューでは、自らが「メキシコ国境に壁を建設する」という公約を掲げているため、メキシコ系のクリエル氏が訴訟を担当するのは利害の対立につながると主張した。 クリエル氏は父親がメキシコからの移民だが、本人はインディアナ州出身の米国人。トランプ氏は3日、
学校のPTAは、入っても入らなくてもどっちでもいいはずなのに、全員参加の雰囲気がある――。先月、タレントの菊池桃子さんのこんな趣旨の発言が、ネット上で話題になった。活動するもしないも個人の自由のはずなのに、なぜPTAの世界ではそれが難しいのか。 共感の投稿相次ぐ 菊池桃子さんがメンバーを務める政府の「1億総活躍国民会議」終了後だった。発言は3月25日にあった会議で語った内容を明らかにしたものだ。ネット上で注目され、ツイッターには「よく言ってくれた」「正論だ」など共感するコメントが相次いだ。 菊池さんの発言に反響があったのは、PTAが一般的には「事実上の強制加入」だからだ。子どもが入学すると、入会するかどうか意思確認をせずに自動的に会員としたり、退会の規定がなかったりする学校がほとんど。会員になるだけでなく、「全員が一度は役員を」「一人一役」といったルールもある。活動を休んだり役員を断ったり
「日本の津波を思い出した。一目散に山に向かって走った」――。16日の地震で沿岸部を中心に大きな被害が出た南米エクアドル。西部の町カノアでは地震発生の直後、大勢の住民が声を掛け合って高台に避難した。実際には大きな津波は来なかったが、東日本大震災で見た映像の記憶が素早い避難につながった。 地震発生は午後7時前。強い揺れによる停電で真っ暗になるなか、海岸近くで暮らすセサル・ロドリゲスさん(26)は「ツナミ! ツナミ!」と叫ぶ声をあちこちで聞いた。 津波はエクアドルの公用語のスペイン語でも「ツナミ」。2011年の東日本大震災を伝えるニュースで見た映像が頭に浮かび、高台に向かって夢中で走った。「波が家々をのみ込む様子を思い出した。走れる所まで走り続けた」 海辺のレストランで働くミレイ… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になる
北海道立オホーツク流氷科学センター(北海道紋別市)が主催した写真コンテストで、クジラの死骸の上に男性が立ち、ガッツポーズをしている姿を撮影した作品が最優秀賞に選ばれた。これに対し、「生命に対する侮辱だ」などと批判が相次ぎ、同センターは受賞の取り消しも含め対応を検討している。 問題となっているのは9日に発表された第25回「オホーツクの四季」写真コンテストで最優秀賞を受けた作品「征服」。北見市の男性が撮影し、審査結果はセンターのホームページで発表されたほか、北海道新聞にも掲載。同センターによると、「生命を侮辱している」などの批判や、審査員の判断を疑問視する声などが電話で寄せられたという。また、ツイッター上でも「自然と命を冒涜(ぼうとく)しているようにしか見えない」「なんか嫌な感じ」「すばらしき『オホーツクの四季』に呆(あき)れました」などの批判が相次いだ。 コンテストには北海道を中心に、全国の
大阪市鶴見区の市立茨田北(まったきた)中学校の2月末の全校集会で「女性にとって最も大切なことは、子どもを2人以上産むこと。仕事でキャリアを積むこと以上に価値がある」などと発言した寺井寿男校長(61)が12日、朝日新聞の取材に応じ「人口が減るなかで、日本がなくならないためには女性が子どもを産むしかない。間違った発言とは思わない」と述べた。 発言は今月初め、市教育委員会への匿名の電話で発覚。市教委は不適切な発言として処分を検討している。これに対し、寺井校長は「生徒や保護者から直接おかしいという声は届いていない。私の発言で傷ついた生徒がいたなら真意をきちんと説明する」と述べた。 出産や子育てへの価値観が多様化し、キャリアを求めたり望んでも子どもを産めなかったりする女性がいることは認め「出産を強いているわけではない。子育てが楽しいということを伝えたかった」と話した。 一方で、少子高齢化や不安定な年
真っ暗闇でハエを飼い続けたらどんな変化が起きるか。京都大で60年以上続く、比類ない研究が窮地に陥っている。研究成果が脚光を浴びながら、中心的な研究者が3月末に京大を離れることになり、後継が決まらないためだ。 光の届かない洞窟にすむ生き物は、目の退化や体が白っぽいといった特徴がある。こうした遺伝的な変化を実験で検証しようというのが「暗黒バエ」プロジェクトだ。京大教授の森主一さん(故人)が1954年11月から始めた。 体長数ミリのショウジョウバエを、光が入らないよう厚い覆いをかぶせた鍋の中の牛乳瓶で計100匹ほど飼育。瓶にはエサを含む寒天が入っている。瓶の入れ替えは、ハエの目に見えない赤色灯をともした暗室を使う。 ハエは約2週間で世代交代し、今月18日現在で1505世代に達した。普通のハエと見た目はほとんど変わらないが、2008年に研究を引き継いだ3代目の研究員、布施直之さんによると、暗黒バエ
小学5、6年生は2020年度から、正式な教科として英語を学ぶ。授業も週1時間分(1時間は45分)増えるのだが、時間割はすでにパンパン。さらに、ほかにも多様な教育が求められており、小学生は忙しい。 読書、計算、漢字の書き取り……。埼玉県内のある公立小学校では、午前8時半からの15分間をこうした学習に充てている。学力向上が目的で、教職員の打ち合わせがある週2回は自習。この時間帯に英語の授業を入れると、「今やっている学習は続けられない」と校長(58)は言う。 5、6年生の授業は、月~金曜のうち火、水、金曜が6時間授業で、木曜の6時間目は委員会やクラブ活動に使う。休憩時間もせわしなく、2、3時間目の間の20分休憩は週2回、体力向上のために、児童に縄跳びやマラソンなどをさせる。 月曜だけは5時間だが、授業後… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員
広島県福山市春日町3丁目の市立培遠(ばいえん)中学校で、50代男性教諭が課外活動中、生徒約20人に「私はバカです」と言わせていたことがわかった。男性教諭と高橋正明校長は10日に全校生徒の前で経緯を説明し、謝罪したという。 同校によると、男性教諭は1月31日朝、ソーラン節を踊る「ソーラン隊」(1、2年生約30人)の練習を指導。今春入学の新入生にソーラン隊を紹介する役を選ぶテストとして、教諭は生徒らに言葉を考え、大声で言うよう求め、思い浮かばない生徒らに「私はバカです」と言わせた。翌日、生徒が高橋校長に改善を求めたという。 男性教諭は「例を示したつもりだったが、強制のようになってしまった」と話しているという。高橋校長は「不適切な指導で申し訳ない。再発防止と子どもの心のケアに努める」としている。今月中にも全校生徒を対象にセクハラや体罰など不適切な指導がないか、アンケートをするという。(久保田侑暉
国会議員もイクメンに――。男性の育休取得問題に、そんな一石を投じた自民党の宮崎謙介衆院議員(35)。ところがその宮崎氏の不倫疑惑を10日発売の週刊文春が報じた。事実なら、波紋はどこまで広がるのか。 週刊文春は、宮崎氏が妻・金子恵美衆院議員(37)の出産6日前に、宮崎氏の地元・京都の自宅に女性タレントを泊めたと報じた。 「育休宣言をされた時、実はちょっと期待した。今は売名行為のためと疑わざるを得ない」。10日の衆院予算委員会で、民主党の西村智奈美氏は厳しく批判。安倍晋三首相は「信なくば立たず。やはり国民の信頼の上に、政治活動がある。政治家は自らの行動を律していく必要がある」と守勢に立たされた。 自民党関係者によると、党国会対策委員会は国会での問題化を抑えるため、報道機関の取材に応じないよう宮崎氏に指示。離党を促すことも検討した。宮崎氏本人は10日夜までに、公の場で説明していない。 一方、週刊
北海道旭川市出身のお笑い芸人「とにかく明るい安村」(本名・安村昇剛)さん(33)が6日、市の観光大使に任命された。この日開幕した旭川冬まつりで西川将人市長から委嘱状を受け取り、厳しい寒さの中で「安心して下さい、はいてますよ」の決めぜりふとポーズを決めた。 旭川市は零下41度の国内最低気温の記録があり、この日も最高気温が零下2・7度。いつものスタイルのパンツ1枚で登場した安村さんは、観光大使のタスキをかけようとする西川市長に「それ冷えてるでしょ」とぼやき、「暖まらせて」と市長に抱きつく始末。「息ができない」と言いながらも必死の形相で芸を披露した。 安村さんは旭川実業高校野球部出身で、1999年夏の甲子園に出場した。背番号13で伝令役を務め、「冬もグラウンドの雪を固め、毎日長靴で50周走った」と思い出を語った。 旭川冬まつりでは、8年前にも… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きを
馳浩文部科学相は23日、茨城県つくば市での講演で、「公営住宅のある地域の小中学校は、家庭が混乱している。子どもたちも日常生活が混乱しているのだから、なかなか授業に向き合える状況にはない」と発言した。 全国の市区町村教育委員会の教育長約60人を対象にしたセミナーでの講演。馳氏は「朝ご飯、晩ご飯も食べさせてもらえなかったり、洗濯さえしてもらえなかったりする子どもがいっぱいいる。風呂にも入れてもらえないという状況だ」などと述べた上で、「みなさんは現場で(教員)人事に配慮をしておられると思う。我々は大問題だと思っている」と語った。 馳氏は講演後、朝日新聞の取材に対し、「教育困難な学校には適切な教員配置が必要だとの趣旨で申し上げた。公営住宅にお住まいの方々、ご家庭を軽んじるような意図はない。誤解を生むようであるなら申し訳ない。今後言葉には配慮したい」と釈明した。
「小笠原空港ができないのは、環境省にも責任がある。省から庁へ戻ってもらわねばならない」。自民党国会議員でつくる「小笠原を応援する会」の17日の会合で、二階俊博総務会長が、環境保護を訴えて空港建設に否定的な環境省幹部にこう迫る一幕があった。 二階氏は、急病人の搬送に空港が必要だと主張。同省が絶滅危惧種のムニンツツジの保護を重視していることについても、「そんなものはあったって、なくたって、どうってことない」と語った。 空港計画は、米国からの返還20周年の1988年に東京都が打ち出した。だが、都は、世界自然遺産に登録された小笠原の環境保護と1千億円超の事業費を理由に後ろ向きとなり、進んでいない。 二階氏は「五輪を開催できる東… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です
♪お願いがあるのよ あなたの苗字(みょうじ)になる私…… 1992年の大ヒット曲「部屋とYシャツと私」を歌ったシンガー・ソングライターの平松愛理さん(51)はその後、結婚、出産、離婚を経験した。いま、夫婦別姓の問題をどう考えるのか。最高裁が16日に出す判決を前に聞いた。 ――印象的なタイトルでした。 結婚したら変わるものを並べました。「部屋」は住む場所、「Yシャツ」は妻が毎日アイロンを当てる。「私」は名字。曲の主人公は、名字が変わることに喜びを感じているわけです。 ――自分の思いを詞に反映させたのですか。 主人公は私自身ではありません。だけど、結婚にあこがれ、自分もこんなかわいらしい女性でありたいと思って作ったので。文化人から「男女共同の時代に逆行する」とたたかれましたが(笑)。 ――個人的には名字は同じほうがいいですか。 曲を書いた責任を少し感じながら言いますが、親に育ててもらって、親し
愛知県尾張旭市の市立小学校で、6年生の担任を務める20代の男性教諭が、体育の後の着替えを巡る指導で「男子の着替えは気にする価値がない。男の裸は金にならないが、女の裸は金になる」と発言していたことがわかった。教諭は24日、校長らの立ち会いのもと教室で児童に謝罪した。 学校によると、19日の4時間目の体育の授業後、教室で男子が着替え中に女子が過ってドアを開け、言い争いになった。教諭は5時間目の授業中、「互いに傷つける言い方はよくない」と指導。その際、問題となった発言をしたという。 24日朝に保護者が学校に連絡し発覚。教諭は校長、教頭の聞き取りに「不適切だった」と認め、「そのような表現は間違っていたと反省している」と話したという。市教育委員会は教諭の処分を検討している。
サッカーJリーグ2部(J2)のFC岐阜の恩田聖敬(さとし)社長(37)が23日、全身の筋肉が動かなくなる難病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の進行に伴い、業務にあたることが難しくなったとして、辞任の意向を示した。クラブによると、来年4月の株主総会で新社長が決まるまで、社長代行を置く予定という。 恩田社長は1月にALSの発症を発表。社長を務めながら闘病してきたが、最近は車いすでの移動や職員との意思疎通にも介助が必要になっていた。 今季のリーグ戦の全日程が終了した23日、岐阜市の長良川競技場で会見した恩田社長は「やり残したことばかりだが、この状態で(社長を続けるのは)無理なので、気持ちの整理をつけた」とコメントした。 この日、初めて辞任の意向を聞いたというラモス監督は「難しい決断だったと思う。元気ならばケンカをしながらでも一緒に岐阜を素晴らしいクラブにしたかった」と話した。 恩田社長は岐阜県出身
茨城県の教育施策を話し合う18日の県総合教育会議の席上で、県教育委員が障害児らが通う特別支援学校を視察した経験を話すなかで、「妊娠初期にもっと(障害の有無が)わかるようにできないのか。(教職員も)すごい人数が従事しており、大変な予算だろうと思う」と発言した。 発言したのは、今年4月に教育委員に就任した東京・銀座の日動画廊副社長、長谷川智恵子氏(71)。発言を受け、橋本昌知事は会議で「医療が発達してきている。ただ、堕胎がいいかは倫理の問題」と述べた。長谷川氏は「意識改革しないと。技術で(障害の有無が)わかれば一番いい。生まれてきてからじゃ本当に大変」「茨城県では減らしていける方向になったらいい」などとした。 会議後の取材に、長谷川氏は出生前診断の是非などについて「命の大切さと社会の中のバランス。一概に言えない。世話する家族が大変なので、障害のある子どもの出産を防げるものなら防いだ方がいい」な
ラグビー日本代表の公式スポンサーを務める大正製薬は15日、ワールドカップで3勝を挙げたチームの選手とスタッフ全員の合計50人に1人当たり100万円、計5千万円の報奨金を贈ると発表した。担当者は「選手の活躍はもちろん、代表に関わったすべての方の健闘をたたえたい」と話した。 同社がスポーツに報奨金を出すのは初めてで、1次リーグ最終戦の米国戦に勝った段階で贈呈を決定したという。日本ラグビー協会によると、ラグビー代表が報奨金を受けるのも初めて。 大正製薬はラグビーが持つ「ワンフォーオール、オールフォーワン(一人はみんなのために、みんなは一人のために)」などの精神が企業イメージに重なるとして、2001年から日本代表スポンサーを務めている。「2019年大会での更なる活躍を期待し、引き続きラグビー日本代表を応援していきます」とのコメントも出した。 ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下
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