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経済に関するRootportのブックマーク (8)

  • 地域格差は、娯楽の格差/なぜ東北の人々はパチンコに並ぶのか - デマこい!

    みつどもえ 1 (少年チャンピオン・コミックス) 作者: 桜井のりお出版社/メーカー: 秋田書店発売日: 2007/01/09メディア: コミック購入: 6人 クリック: 147回この商品を含むブログ (270件) を見る 大学時代の友人とひさしぶりに会ったら、話があわなくなっていた。 待ち合わせ場所は秋葉原。私がアニメの話題作についてペラペラと喋っていたら、彼はぽかんとした表情を浮かべていた。『Stein’s Gate』はおろか、『まどか☆マギカ』も『けいおん』も観ていないという。私にとっての一般常識を、何一つ共有できなかった。彼に非はない。私がそちらのカルチャーに染まってしまっただけだ。 ただし、東京の友人には社会人になってからオタク化した人が多い。独身の男性(に限らないのだが)は帰宅後ヒマだ。バラエティ番組は最近あまり面白くない。しかも帰宅する時間が遅くなりがちで、テレビをつければち

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  • 知識ゼロから学ぶオリンパス事件/損失隠しの手口とは!? - デマこい!

    ※中高生・就活生・簿記を勉強しないまま大人になってしまった社会人の方に向けた記事です! ※間違い等お気づきの点があればご教授ください。 続編のようなモノ:知識ゼロから学ぶ簿記のきほん/おこづかい帳と簿記はなにが違うのか ◆ ◆ ◆ 「……あら? ねえ、あんた。あたしのプリン知らない?」 「……うーん、よく分かんねーな……。プリン? 知らねーよ」 「そう……ここに入れておいたはずなのに……。ていうか、どうしたの? 眉間にシワなんか寄せちゃって。あんたらしくもない」 「オリンパスの虚偽記載のニュースを読んでいたんだ。けど、専門用語が多くてイマイチ理解できないんだよね」 「たしかに。新聞やテレビのニュースは、基礎的な知識のある人向けよね。簿記三級に三回落ちたあんたみたいなバカ男子高校生には、ちょっと厳しいかも」 「とりあえず、“とばし”ってのが三重県の景勝地じゃないことは分かったぜ(ドヤァ」

    知識ゼロから学ぶオリンパス事件/損失隠しの手口とは!? - デマこい!
  • 北京のいま。/中国がすごいって言うけどなんぼのもんよー! - デマこい!

    口先だけで「中国がすごい! 中国がすごい!」と叫ぶ“識者”は少なくない。「具体的にどうすごいの?」と訊ねると、さまざまな経済指標が提示される。数字の洪水だ。ぱんぴーたる私たちは分かったような分からないような気分になるのだけれど、誰だってバカだとは思われたくない。「うんうん中国すごいよねーGDPとかヤバイよねー」と、したり顔で話をあわせるのが関の山。裸の王様。 と、いうわけで実際に中国にいってきました。 うわーい! 初☆訪☆中! と浮かれるのもつかの間、知人のお仕事のお手伝いだったため、観光の要素はゼロで帰ってきた。ぐすん。 それでも移動中の車窓から見るだけで分かったわ。中国すごい。 ◆ ◆ ◆ さっそく北京空港到着。世界でも有数の“人気空港”なのだとか。たしかにキレイで使いやすかった。 空港からクルマに乗って、いざ北京の市街地へ! ここは空港を出てすぐの場所にある料金所(?) ちょっと離れ

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  • みんながウォール街を占拠したかった本当の理由 - デマこい!

    いま、人類がおかしい。 9月17日に始まった「ウォール街を占拠せよ」運動は、一斉行動日の10月15日を経て世界中に広がった。時間を遡れば8月、ロンドンでは不良たちが暴動を起こし、お台場ではフジテレビへの抗議デモが行われた。 低所得層の犯罪行為は以前からイギリスの頭痛のタネだったし、2ちゃんねるの大規模なオフ会はたびたび行われてきた。が、今回の暴動やデモは過去のそれらとは質を異にしている。2ちゃんねるの大規模オフといえば、「マトリックス・オフ」のようなジョークの側面が強いものばかりだった。今回のように特定の目的――テレビ局という“権威的なモノ”に対する抗議のために人々が団結するなんて、かつては考えられなかった。「抗議活動しようぜ」なんて書きこんでも、「過激派乙」の一言で無視されるだけだったはずだ。また、先進国の現代史において、ロンドン暴動のような連鎖的犯罪はきわめて稀だ。 ロンドン・お台場・

    みんながウォール街を占拠したかった本当の理由 - デマこい!
  • 最近の日本人は気持ち悪い、そしてそもそも日本人ではない(100年前の)。 - デマこい!

    良い日人とは、よろこんで社会の歯車になるヤツのことだ。ダメな日人とは空気を読まずに和を乱すヤツのことだ――。そんな考え方が骨身に浸みついているから日にはマーク=ザッカーバーグが生まれないのだろう。下記のエントリーを読んで、そんなことを思った。 最近の起業家は気持ち悪い、そしてそもそも起業家ではない。 http://anond.hatelabo.jp/20110824130137 米国の起業家はプロダクトが評価されて有名になる。マッキントッシュ、ウィンドウズ、グーグル、フェイスブックetc…… まずは制作物が評価されてから、「いったいどんなヤツが作ったんだ?」と話題になった。一方、日起業家はまずブログ等で名前を売ってから“クソみたいな”プロダクトをリリースする。つまり日起業家は、起業家というよりもタレントに近い。――なかなか辛口な意見だ。 私は業界の外側にいるので、「タレントみ

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  • ニートが揺るがす「勤労」の幻想/無職たちは合法的略奪を目指す - デマこい!

    「うちの息子が、いい年こいてまともな仕事についてなくて……」 大人の集まる飲み会では、必ずこういう愚痴を耳にする。 ニートや非正規雇用者の数はうなぎ登りに増えていて、すでに「ニュースの向こう側の世界」の出来事ではない。あなたの家族・親戚にも、一人ぐらいは「まともに働かない大人」がいるはずだ。もしかしたら、あなた自身がそういう立場かも知れない。私たちはすでにこの問題の当事者だ。 このことを考えれば、イギリスの暴動は私たちにとって対岸の火事ではない。ロンドンで暴動を起こしたのは無職の若者たちだった。彼らは「打ちこわし」という違法な手段を使って略奪に走った。「無職」かつ「不良」な人間が一定数を超えると、あのような犯罪が起こる。しかし日で増えているのは、無職かつ「善良」な人々だ。そういう人たちは違法行為には手を染めない。合法的な略奪を狙う。 そもそも「勤労」という概念は、産業革命によって生まれた

  • イギリスの暴動が日本に飛び火しない理由(わけ) - デマこい!

    アメリカNASAは、無重力状態ではボールペンが書けないことを発見した。これではスペースシャトルにボールペンを持って行っても役に立たない。NASAの科学者たちはこの問題に立ち向かうべく、10年の歳月と120億ドルの開発費をかけて研究を重ねた。 そしてついに、無重力でも水の中でも氷点下でも摂氏300度でも、あらゆる状況下でどんな表面にも書けるボールペンを開発した!! 一方、ロシアは鉛筆を使った。 ロンドンの暴動のニュースを耳にした時、私は真っ先にこのボールペンのジョークを思い出した。死者の出るような大事件とは思っておらず、不謹慎極まりなかった。日での報道はやや沈静化したものの、暴動はいまだに収束していないらしい。 ◆ ◆ ◆ ここまでの流れをまとめると: ・8月4日、黒人男性が警官に射殺される。 →人権団体が抗議・射殺はほんとうに妥当だったのか? →不良たちが便乗、略奪行為を始める。 →A

    イギリスの暴動が日本に飛び火しない理由(わけ) - デマこい!
  • 作者と読者の哀しい年齢差(2)/語るべきは人の強さか、弱さか - デマこい!

    今回は深町秋生『新装版 果てしない渇き』の読書感想文です。 ようやく読むことができました。今さら感が漂うけれど、つらつらと書いてみます。 ◆ ◆ ◆ 深町秋生『果てしない渇き』 果てしなき渇き 作者: 深町秋生出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2005/01/27メディア: 単行 クリック: 82回この商品を含むブログ (57件) を見るあらすじ: 元刑事の主人公・藤島は、別れたから突然の電話を受ける。高校生の娘・加奈子が姿を消したという。しかも彼女の部屋には、覚せい剤が残されていた。行方を捜すうちに、加奈子の抱えていた闇が徐々に明かされていき――。 クスリみたいな魅力を持ったアブナイ小説だ。目を背けたくなるような暴力描写を用いて、狂気へと堕ちる人間たちを、克明に描いている。何より、ストーリーテリングの巧さが光る。最悪な方向にしか進まない物語に、何度「読むのをやめよう」と思ったことだ

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