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考え方に関するRootportのブックマーク (13)

  • あなたはどんな知性をお持ちですか/複雑な現実世界との向きあい方 - デマこい!

    思うに、ヒトの知性には二つの方向性がある。 一つは「単純化の知性」だ。モノゴトを単純化すると、複雑なままでは見えなかった秘密が浮かび上がってくる。現代科学は、単純化と理論化を繰り返しながら発展してきた。単純化の知性は、ヒトの知性の道だといえよう。 もう一つは「複雑さの知性」だ。私たちが生きるこの世界は極めて複雑だ。それを省略・簡素化せずに、複雑なまま理解する。そういう知性もある。「画像記憶」がいい例だ。たとえばテーブルの上に並んだ料理を「料理名」として認識・理解するのが単純化の知性だとしたら、並んだ料理をまるで写真のように画像・映像として脳髄に焼き付けるのが「複雑さの知性」だといえる。 並んだ料理ならば単なる「記憶」にすぎないが、たとえば経済構造だとか国際関係だとか、そういう抽象的なものに対して「あるがまま」に理解できる人たちがいる。記憶のみならず「思考」までもが画像的・映像的な人たちだ

    あなたはどんな知性をお持ちですか/複雑な現実世界との向きあい方 - デマこい!
  • どう考えても若者論より「大人論」のほうが必要です - デマこい!

    ※オトナって何だ!? 「最近の若者はどうしようもねえな」というセリフは、古代エジプトの壁画にも刻まれているという。若者の言葉づかいの乱れを憂いたのは清少納言だったか、それとも吉田兼好だったか。年長者が年下を叱責するのは、もはやヒトの能に近い。 と、思っていたのだが、どうやら違うらしい。 震災後の日社会と若者(2)小熊英二×古市憲寿 http://synodos.livedoor.biz/archives/1884961.htmlでは1970年以降、急速に「若者論」が流行るようになったという。たしかに時代は移り変わる。その流れについていけない人たちは、若者を貶めることで溜飲を下げるのだ。 冗談じゃない。 大人が「大人としての責務」を果たしていないくせに、勝手なことをぬかすな。いま必要なのは的外れな若者論ではなく「大人論」だ。 少なくとも私は言いたい、 「最近の大人はどうしようもねえ

    どう考えても若者論より「大人論」のほうが必要です - デマこい!
  • ライフハックよりも「教養」が流行っている理由/トラブルシューティングの効かない時代に - デマこい!

    「ライフハックよりも教養のほうが大事だよね」と彼女は言った。ベルギービール専門店の薄暗いカウンターで、iPhoneを見つめながら。「イマドキ、“捗るぞ”とか言うヒトなんていないよね」 私は頬を引きつらせて、「だ、だよね!」と答えた。まさにその瞬間、(はてなダイアリーを使うと色々と捗るぞ)と言おうとしていたのだ。 私は流行にうとい。はっきり言って情弱だ。つい先日「tsudaる」という動詞を覚えたばかりで、当は使いたくてウズウズしていた。だけど彼女に「おっくれってるぅ!」と笑われたくないから、ビールと一緒に言葉を飲み込んでいた。信じてもらえないかも知れないが、「アルファブロガー」という単語さえ半年前まで知らなかった。ライフハックというモノが流行っているらしい――と、ぼんやり認識しはじめたばかりだった。 そこに「ライフハックは遅れている」の一言だ。驚きのあまりビールを吹きそうになった。文字通り

    ライフハックよりも「教養」が流行っている理由/トラブルシューティングの効かない時代に - デマこい!
  • 私たちが「豊かな生き方」をするのに必要なもの/競争でも平等でもなく、多様化を! - デマこい!

    ※ツイッターでつぶやいたネタを再編。 “It is not the strongest of the species that survives, nor the most intelligent that survives. It is the one that is the most adaptable to change.” ――――Charles Darwin 「教育の現場に競争原理を持ち込むべきだ」と訴える“識者”は多い。 いわく、国際社会で勝ち抜ける人材を生み出すためには、若いうちから競争に揉まれておくべきだという。そうでもしなければ、グローバル化する今後の社会に通用する人材は育たない。 一方で、競争に否定的な意見もよく目にする。子供たちに競争を強いても、自分の成績や才能を伸ばすより、他の子の足を引っ張るほうがはるかに費用対効果が高い。だから子供たちの学力は下がり、学級崩壊が頻

    私たちが「豊かな生き方」をするのに必要なもの/競争でも平等でもなく、多様化を! - デマこい!
  • なぜデモは反社会的なのか/クチばかりで行動しない人たち - デマこい!

    「なぜ日の若者はデモをしないのか」という考察をたくさんの人がしている。いわく、学校教育と受験戦争で去勢されてしまっているから、とか。デモを先導しているのが反社会的勢力だから、とか。これらの指摘には一片の真実があるものの、質を見抜けていない。つーか、みんな難しく考えすぎ。 日の若者がデモをしない理由は、もっとずっとシンプル:みんなの興味がないからだ。 たとえば若者のテレビ離れの原因は、魅力的な番組がないからだ。小学校の情報教育のせいではないし、テレビ局が反社会的勢力に乗っ取られているからでもない。視聴者の嗜好をつかめる番組が減っているからにすぎない。 デモも同じだ。社会・経済・政治。これらのトピックに興味を引かれる人間は少ない。若者に限らず、圧倒的多数の人が「できれば考えたくないなぁ」と思っている。野球の結果と芸能人のスキャンダルだけを考えて生きていきたいと願っている。毎朝ニュースを読

    なぜデモは反社会的なのか/クチばかりで行動しない人たち - デマこい!
  • いち若者の立場から、若者が何も主張しない理由を主張してみる - yuhka-unoの日記

    格差と若者の非活動性について (内田樹の研究室) Q1.現在、世界では、経済格差(世代間格差ではなく、金持ちとそうではない人との格差)や社会への不満に対して、多くの若者たちが声を上げ、デモを起こし、自分たちの意見を社会に訴えようと行動しています。翻って日ではここ数十年、目に見える形での若者の社会的行動はほとんど見られません。これだけ若者たちにしわ寄せが行く社会になっているのに、そして政策的にも若年層に不利な方向で進んでいるのに、若者たちはなぜ、社会に対して何かを訴えたり行動したりしないのでしょうか? それは特に不満を感じていないからなのか、それともそうした行動に対して冷めているのか。あるいは社会的に連帯するという行為ができないのか。ネットにはけ口が向かっているだけなのか。内田さんはどのようにお考えでしょうか? なぜ若者が何も言わないのか? 答えは単純。「言っても無駄だと思っているから」。

    いち若者の立場から、若者が何も主張しない理由を主張してみる - yuhka-unoの日記
  • yaplog!(ヤプログ!)byGMO

    ヤプログ!をご利用のみなさまへ 「ヤプログ! byGMO」は、2020年1月31日をもちまして、サービスを終了いたしました。 ご利用のみなさまへご迷惑をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます。 15年間ヤプログ!をご愛顧いただき、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。 今後とも、GMOメディア株式会社のサービスをよろしくお願いいたします。

  • 最近の日本人は気持ち悪い、そしてそもそも日本人ではない(100年前の)。 - デマこい!

    良い日人とは、よろこんで社会の歯車になるヤツのことだ。ダメな日人とは空気を読まずに和を乱すヤツのことだ――。そんな考え方が骨身に浸みついているから日にはマーク=ザッカーバーグが生まれないのだろう。下記のエントリーを読んで、そんなことを思った。 最近の起業家は気持ち悪い、そしてそもそも起業家ではない。 http://anond.hatelabo.jp/20110824130137 米国の起業家はプロダクトが評価されて有名になる。マッキントッシュ、ウィンドウズ、グーグル、フェイスブックetc…… まずは制作物が評価されてから、「いったいどんなヤツが作ったんだ?」と話題になった。一方、日起業家はまずブログ等で名前を売ってから“クソみたいな”プロダクトをリリースする。つまり日起業家は、起業家というよりもタレントに近い。――なかなか辛口な意見だ。 私は業界の外側にいるので、「タレントみ

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  • 誰にでもわかることの大切さ - デマこい!

    こちらのピクトグラムは、言わずと知れた非常口のマークだ。もともとこのマークを作ったのは日人で、そこから世界に広まった……という話を聞いたことがある。「日発祥」という説は都市伝説かも知れないけれど、このマークが世界中で使われているのは確かだ。その国の言語を知らなくても、この絵を見れば何となく脱出口っぽく見える。イラストが言語の壁を越える好例だろう。 ◆ 先日のエントリーで「100万人が面白いと言った作品のほうが、少数の“えらい人”が面白いと言った作品よりも、面白さの確度が高い」と書いた。(元記事はこちら)すると「売れた作品しか面白くないという考え方は間違っている」という意見を頂戴した。 ご指摘のとおり、売れなかったマイナーな作品であっても、ある人にとっては大切な忘れられない作品かもしれない。売れない=面白くないという考え方は間違っているし、私が先日のエントリーで主張したかったことともずれ

  • ニートが揺るがす「勤労」の幻想/無職たちは合法的略奪を目指す - デマこい!

    「うちの息子が、いい年こいてまともな仕事についてなくて……」 大人の集まる飲み会では、必ずこういう愚痴を耳にする。 ニートや非正規雇用者の数はうなぎ登りに増えていて、すでに「ニュースの向こう側の世界」の出来事ではない。あなたの家族・親戚にも、一人ぐらいは「まともに働かない大人」がいるはずだ。もしかしたら、あなた自身がそういう立場かも知れない。私たちはすでにこの問題の当事者だ。 このことを考えれば、イギリスの暴動は私たちにとって対岸の火事ではない。ロンドンで暴動を起こしたのは無職の若者たちだった。彼らは「打ちこわし」という違法な手段を使って略奪に走った。「無職」かつ「不良」な人間が一定数を超えると、あのような犯罪が起こる。しかし日で増えているのは、無職かつ「善良」な人々だ。そういう人たちは違法行為には手を染めない。合法的な略奪を狙う。 そもそも「勤労」という概念は、産業革命によって生まれた

  • サービス終了のお知らせ - NAVER まとめ

    サービス終了のお知らせ NAVERまとめは2020年9月30日をもちましてサービス終了いたしました。 約11年間、NAVERまとめをご利用・ご愛顧いただき誠にありがとうございました。

  • 「病的に働きすぎの日本人」を変えるために - デマこい!

    ◆はじめに◆ 日人は働き過ぎだと言われている。有給休暇を消化するのは「悪」と見なされるし、サービス残業はあたりまえ。過労死するのは自己責任だ。私たちは閉塞感に包まれながら生きている。 この社会を変えるため、会計制度の側面から何かできるのではないか。アイディアを思いついたので書き残しておく。具体的には以下の2つ。 1.有給休暇引当金の導入 2.総労働時間の開示の義務付け これらの制度を適用することで、企業活動や日人の価値観を変えることができるのではないだろうか。労基署まかせにしている現状よりも、少しはマシになるはずだ。 ※不勉強のまま書いているので、間違いも多いと思います。ご指摘いただければ幸いです。 ◆利益計算の重要性◆ 会計制度は、企業の生産性を正しく測るためにある。 生産性の低い(利益を出せない)企業が増えると、社会全体が不景気の波に覆われる。もしもあなたが株主なら、より生産的な企

    「病的に働きすぎの日本人」を変えるために - デマこい!
  • ツイッターは流行の中心なんかじゃない(2) - デマこい!

    昨日のエントリーの続き。 http://d.hatena.ne.jp/Rootport/20100323/1269314736 昨日のエントリーでは、次のような話をした。 1.嗜好の細分化が進む(=オタク化が進む) 2.共通の話題が無くなる 3.だからコミュニケーションツールが必要になる。 だけど、この順番って逆じゃないか? 鶏卵な話だけど、コミュニケーションが容易になったからこそ、人々はオタク化したんじゃなかろうか。 1.コミュニケーションツールが充実する 2.人間関係を作るためのコストが下がる 3.他の趣味・嗜好にリソースを配分できる 4.嗜好が多様化・細分化する(≒オタク化) ネットってすごいね。リアル高校生からコメントをもらえるなんて思っていなかった。コメントを残してくれたのは眼鏡ショートカット美少女JKに違いない。 いまの高校生だって、話題を共有することに必死だ。友達と価値観を共

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