タグ

mineに関するRootportのブックマーク (10)

  • 仕事が楽しくなる(?)アニメ5選 - デマこい!

    私はオタクではないのだが、就職してからはテレビアニメをよく見るようになった。 理由は3つある。まずWEB配信されているものが多く、時間を選ばずに見られること。24分で終わるため、朝の出かける前や帰宅後のわずかなスキマ時間にも楽しめること。そして何より、想像以上に面白かったことだ。さすがはクールジャパン。今では普通のテレビ番組をまったく見なくなった。 私のアニメ視聴経験はあまり豊富ではない。が、それでも誰かにオススメしたい作品はある。 今回は「お仕事に関わるアニメ」を5選んでみた。 ■花咲くいろは 老舗旅館で働くことになった東京の女子高生が、持ち前の明るい性格で困難を乗り越えていくお話。まるでNHKの朝ドラのような作品だ。企画段階から「仕事を題材にしたアニメ」「仕事を楽しいと思えるようなアニメ」を目指して作られたという。主人公も脇役も第1話では欠点だらけのクズばかりだ。しかし物語が進むにつ

    仕事が楽しくなる(?)アニメ5選 - デマこい!
  • 作者と読者の哀しい年齢差(2)/語るべきは人の強さか、弱さか - デマこい!

    今回は深町秋生『新装版 果てしない渇き』の読書感想文です。 ようやく読むことができました。今さら感が漂うけれど、つらつらと書いてみます。 ◆ ◆ ◆ 深町秋生『果てしない渇き』 果てしなき渇き 作者: 深町秋生出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2005/01/27メディア: 単行 クリック: 82回この商品を含むブログ (57件) を見るあらすじ: 元刑事の主人公・藤島は、別れたから突然の電話を受ける。高校生の娘・加奈子が姿を消したという。しかも彼女の部屋には、覚せい剤が残されていた。行方を捜すうちに、加奈子の抱えていた闇が徐々に明かされていき――。 クスリみたいな魅力を持ったアブナイ小説だ。目を背けたくなるような暴力描写を用いて、狂気へと堕ちる人間たちを、克明に描いている。何より、ストーリーテリングの巧さが光る。最悪な方向にしか進まない物語に、何度「読むのをやめよう」と思ったことだ

    作者と読者の哀しい年齢差(2)/語るべきは人の強さか、弱さか - デマこい!
  • 大貧民(大富豪)に「8流し」が生まれた理由 - デマこい!

    誰もが知っているトランプゲームに、大貧民がある。地域によっては大富豪とも呼ばれるこのゲーム、ローカルルールが多いことでも有名だ。それこそ「小学校が違えばルールも違う」と言っていいほどだ。なぜ子供たちは、これほどバリエーション豊かなルールを編み出したのだろう。 大貧民の魅力は、基ルールのシンプルさにある。基ルールは「直前のプレイヤーが出したカードよりも、強いカードをプレイする」だけ。この簡単さが、プレイヤー人口を増やした。その一方で、致命的ともいえる欠点が2つある。最初に配られた手札で勝敗がほとんど決まってしまうことと、「大富豪と大貧民とでカードを交換する」というルールによって、順位が固定化しやすいことだ。一度負けたら、簡単には逆転できない。単調で退屈なゲームになってしまう。 この欠点を補うために、各種のローカルルールが生まれたのだろう。特に8流しと11バックという二つのルールは、この

    大貧民(大富豪)に「8流し」が生まれた理由 - デマこい!
  • 「病的に働きすぎの日本人」を変えるために - デマこい!

    ◆はじめに◆ 日人は働き過ぎだと言われている。有給休暇を消化するのは「悪」と見なされるし、サービス残業はあたりまえ。過労死するのは自己責任だ。私たちは閉塞感に包まれながら生きている。 この社会を変えるため、会計制度の側面から何かできるのではないか。アイディアを思いついたので書き残しておく。具体的には以下の2つ。 1.有給休暇引当金の導入 2.総労働時間の開示の義務付け これらの制度を適用することで、企業活動や日人の価値観を変えることができるのではないだろうか。労基署まかせにしている現状よりも、少しはマシになるはずだ。 ※不勉強のまま書いているので、間違いも多いと思います。ご指摘いただければ幸いです。 ◆利益計算の重要性◆ 会計制度は、企業の生産性を正しく測るためにある。 生産性の低い(利益を出せない)企業が増えると、社会全体が不景気の波に覆われる。もしもあなたが株主なら、より生産的な企

    「病的に働きすぎの日本人」を変えるために - デマこい!
  • あなたの本がニコニコ動画っぽくなる日/電子書籍で花開く次世代の読書文化 - デマこい!

    読書とは、静かなモノだった。一人きりでするモノだった。読書趣味の女子高校生といえば、引っ込み思案な落ち着いた美少女だと決まっていた。ただし現実はそう甘くない。 こういった「読書」という体験そのものを、電子書籍は変えるだろう。アフターiPadの世界では、読書はもっと騒がしく、にぎやかで、みんなで一緒にするモノになる。 今回は、そんなお話。 ◆電子書籍にできること、できないこと。 恥ずかしながら、中学生のころからネット上の素人小説サイトに出入りしていた。かなり以前から、ネットを介して小説や論評を読んでいた。画面を通して読んだテクストの量になら自信がある。 しかし気合を入れて読むときには、必ずプリントアウトしていた。なぜなら、画面にはラインマーカーや三色ボールペンで書き込みをできないからだ。また液晶の画面を長時間睨み続けていると、眼球が死ぬ。 このようにパソコンで読書をすると、二つの難点が浮か

    あなたの本がニコニコ動画っぽくなる日/電子書籍で花開く次世代の読書文化 - デマこい!
  • 『けいおん!』の第二期がはじまる前に(5) - デマこい!

    『白鳥たちは見えないところでバタ足をする』 Rootport著 第1回はこちら→http://d.hatena.ne.jp/Rootport/20100325/1269487497 ※全5回 【5】 「インターネットで調べたら、たくさん見つかりました。日中に、女性をDVから保護する団体があるんです。NPOとか弁護士会の窓口とか、形式はいろいろです。余計なお節介だと笑われるかも知れません。みお先輩ご自身は、マコトさんと別れたくないとおっしゃっていたんですから。 でも私は立ち止まることができませんでした。みお先輩の腫れあがった腕を思い出すと、怒りを抑えられませんでした。新宿での一件から、みお先輩はあまり学校に来なくなりました。もともと学年が違うので、お互いの時間割りなんかほとんど知らなかったんです。みお先輩の必修科目の授業を覗いたら、ちゃんと出席なさってました。けれど講義が終わると、足早に帰

    『けいおん!』の第二期がはじまる前に(5) - デマこい!
  • 『けいおん!』の第二期がはじまる前に(4) - デマこい!

    『白鳥たちは見えないところでバタ足をする』 Rootport著 第1回はこちら→http://d.hatena.ne.jp/Rootport/20100325/1269487497 ※全5回 【4】 「あれは八月に入ってからだと思います。お部屋で乾いた洗濯物を畳みながら、みお先輩と長電話していました。夜になっても全然暑さの引かない日でした。クーラーをガンガンかけた部屋でタンクトップのまま、チャーリー・パーカーを聴いていました。大学は夏休みに入ったばかりで、お互いの帰省予定なんかを話しました。もっとも、みお先輩の話の半分くらいはマコトさんのノロケでしたけど。 マコトさんは相模原――神奈川県のご出身だそうです。みお先輩からの又聞きなので詳しいことは知らないんですけれど、母子家庭だったそうです。今はもう、お母さんとはほとんど絶縁状態だそうです。たしか看護師だったかな、お母さんはお忙しい仕事をなさ

    『けいおん!』の第二期がはじまる前に(4) - デマこい!
  • 『けいおん!』の第二期がはじまる前に(3) - デマこい!

    『白鳥たちは見えないところでバタ足をする』 Rootport著 第1回はこちら→http://d.hatena.ne.jp/Rootport/20100325/1269487497 ※全5回 【3】 「枇杷(びわ)って、こんなに鮮やかな橙(だいだい)色なんですね。美味しそう。あ、いえ、お待ちします。これはタルトだから、アイスとかパフェみたいに融けるものじゃないですし。センパイの抹茶フラペチーノもすぐに来ますって。 みお先輩、今どんなご様子か、ご存じじゃありませんか。センパイなら地元だし、みお先輩と会ったり、してませんか。 ……そうですか、やっぱり引きこもったきり……ですか。そうですよね、あんな目に遭ったら誰だってそうなります。もしも私がみお先輩と同じ立場になったら、やっぱり、しばらくは誰とも会いたくないと思います。センパイはあのとき、警察署にいたそうですね。みお先輩が捕まったときです。身柄

    『けいおん!』の第二期がはじまる前に(3) - デマこい!
  • 『けいおん!』の第二期がはじまる前に(2) - デマこい!

    『白鳥たちは見えないところでバタ足をする』 Rootport著 第1回はこちら→http://d.hatena.ne.jp/Rootport/20100325/1269487497 ※全5回 【2】 「あ、ここです。ここのカフェ。日差しもそんなに強くないですし、外の席でいいですか。このお店、みお先輩に教えていただいたんです。ここの抹茶フラペチーノ、すごく美味しいですよ。もちろんコーヒーも絶品らしいです、けど、私にはいまいち味が判らなくて……。ていうか、味のわかるお客さんなんて、滅多に来ないんじゃないですか、あまり大きな声じゃ言えませんけれど。――だって見てください、若い女の子ばっかりです。あの人が読んでるのって、江國香織の新刊ですよね。センパイはもうお読みになりました? みお先輩もときどき、江國香織を読んでいましたよね。私、何度か見たことあります、音楽室でみお先輩が、ひとりで読書していると

    『けいおん!』の第二期がはじまる前に(2) - デマこい!
  • 『けいおん!』の第二期がはじまる前に(1) - デマこい!

    『白鳥たちは見えないところでバタ足をする』 Rootport著 【1】 「あ……ちょ、センパイ! 私です! 中野です! うう、もう。無視して通り過ぎないでください。人通りが多いのは解りますけど……。 へ? 髪型? あ、そうか私、高校の頃はツインテールでしたね。大学生にもなって、あんな子供っぽい髪型できないです。だけど「雰囲気あまり変わらないね」って言われます。この童顔は隠しようがないみたいで……。この前、居酒屋で学生証を見せろって言われました。中学生に見えたらしいです、もうハタチなのに。やっぱり服が子供っぽいのかな。CanCamに出てくるような格好は似合わないから。友達からは「森ガール」って言われますよ。『ハチクロ』もぬるい音楽も好きじゃないんですけど。 センパイはなんだか変わりましたね。ずいぶん落ち着いちゃったみたい。けど、カチューシャはそのままで良かったです。地下鉄の駅から出てきた時、

    『けいおん!』の第二期がはじまる前に(1) - デマこい!
  • 1