◆はじめに◆ 日本人は働き過ぎだと言われている。有給休暇を消化するのは「悪」と見なされるし、サービス残業はあたりまえ。過労死するのは自己責任だ。私たちは閉塞感に包まれながら生きている。 この社会を変えるため、会計制度の側面から何かできるのではないか。アイディアを思いついたので書き残しておく。具体的には以下の2つ。 1.有給休暇引当金の導入 2.総労働時間の開示の義務付け これらの制度を適用することで、企業活動や日本人の価値観を変えることができるのではないだろうか。労基署まかせにしている現状よりも、少しはマシになるはずだ。 ※不勉強のまま書いているので、間違いも多いと思います。ご指摘いただければ幸いです。 ◆利益計算の重要性◆ 会計制度は、企業の生産性を正しく測るためにある。 生産性の低い(利益を出せない)企業が増えると、社会全体が不景気の波に覆われる。もしもあなたが株主なら、より生産的な企