日本細菌学会は、帝京大病院などで複数の抗生物質に耐性を持つ菌の発生が相次いでいることを受け、医療機関で抗生物質を安易に使わないことを求める提言を年内にもまとめることを決めた。 欧米に比べ、抗生物質が多用されていることが、耐性菌発生の原因と指摘されている。 同学会理事の笹川千尋・東京大医科学研究所教授は「安価な抗生物質の後発薬が増えており、耐性菌の発生は今後さらに大きな問題になる恐れがある」と警告している。
日本細菌学会は、帝京大病院などで複数の抗生物質に耐性を持つ菌の発生が相次いでいることを受け、医療機関で抗生物質を安易に使わないことを求める提言を年内にもまとめることを決めた。 欧米に比べ、抗生物質が多用されていることが、耐性菌発生の原因と指摘されている。 同学会理事の笹川千尋・東京大医科学研究所教授は「安価な抗生物質の後発薬が増えており、耐性菌の発生は今後さらに大きな問題になる恐れがある」と警告している。
◇「内向き学生」後押し、効果は? 留学に消極的といわれる若者の「内向き志向」を打破しようと、文部科学省は従来の短期留学制度(3カ月~1年間)より短い間、大学生を海外派遣する「ショートビジット(短期滞在)」制度を来年度から始める。「お試し留学」で外国の魅力を感じてもらい、本格的な留学への呼び水にする狙い。初年度7000人の派遣を目指し、来年度予算の概算要求に17億円を盛り込む。【山田大輔】 文科省によると、大学生の海外留学は99年ごろまで増加傾向だったが、その後は年間8万人前後で頭打ち。最も人気のある米国でも08年に04年の3割減だった。 最新の科学技術白書は、海外経験のある研究者ほど国際的な共同研究や論文の共同執筆など、研究の生産性が高く、内向き志向は日本の競争力を損なう恐れがあると指摘。政府は新成長戦略で「20年に日本人学生の海外交流30万人」を掲げた。 現行の1年以上の留学制度には、定
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