人は「知識」や「経験」を積むと「他人に共感」できなくなるのか? ・ ・ ・ 先だって、孫大輔先生(東京大学)の新著「対話する医療」を読んでいたら、「共感」に関する、大変面白いご指摘、ご研究が紹介されていました。大変興味深かったので、ここでご紹介させていただきます。 まず、本書において著者である孫先生は、テオドール・リップスによる「共感」の定義を、下記のようにご紹介いたします。 曰く、共感とは 「サーカスの綱渡が、ロープの上を歩くのを見るときに、あたかも自分が、綱渡りしている人の中にいるように感じてしまうこと」 なるほど、わかりやすい。 共感とは、自分が「サーカスの綱渡り」のように、頭上高く張られているロープのうえを動くように感じる、ということですね。 門外漢ながら、僕などは、「共感」というと、ついつい「優しい気持ち」にならなくてはならないのかな? という気になりますが、そういう感覚とは、ま
転職挫折エントリ(SIer QA→Webエンジニア) みなさまこんにちは。 今回私が転職に挫折しましたので、よろしければ何かの参考になればと思い経緯を公開させていただきます。 ※想像以上に伸びたので、ブコメを拾って脚注を追加しました。そんなことしてる暇があったら開発しろって?うるせえ今からやるんだよ! 当方スペック まずはじめに私の大まかなスペックです。 27歳 地方国立大の情報学科を卒業 SIerのQA*1として5年目*2 うち7ヶ月は開発(レガシーシステムだったので言語はCOBOL) 社外活動も多少取り組んでいる プライベートでの学習はソフトウェアテストが中心、開発はあまりやってない なぜ転職しようと思ったのか? 理由は以下の通りです。 ゆくゆくは自分でアプリ開発をしたい→それにつながるアプリ開発の仕事がしたい しかし現職でアプリ開発の部署に移るのは難しそう(運用保守の案件になる可能性
割と最近になって認識したことなんですが、「子どもに対してお金の話を隠蔽したがる大人」というのは、どうもかなりの数いるような気がしています。 例えば、知り合いの親御さんとお話していたりとか。 例えば、少し高齢の小学校の先生とお話している時とか。 「お金はどう動くのか」とか、「日常生活を送る時に必要なお金の多寡」とか、その程度の話であっても、「いやー子どもにあんまりお金の生臭い話は…」みたいな感じで、話に出すのを嫌がる方が、少なくとも私の観測範囲だとそこそこの数いらっしゃるんですね。 人によっては、「子どもの前でお金の話は絶対しない」なんて人もいます。 なんというか、性の話と同じように、お金の話を軽いタブーのように扱っている親御さん、ちょくちょく見受けられるんです。あまり触れてはいけない話題、触れることが道徳的に忌避される話題。 勿論、家庭の方針は家庭それぞれ、子どものありようは子どもそれぞれ
旅館業の許可や民泊の届け出、特区民泊の認定を取得するためには、旅館業や民泊の営業が出来る地域であることが必要です。 旅館業の場合、都市計画法・建築基準法によって旅館業が出来る地域が決まっています。 民泊や特区民泊の場合は各自治体の条例によって営業が出来る地域と出来ない地域が決められています。 その地域のことを「用途地域」と呼びます。 用途地域とは、どういったものなのかを、わかりやすくご説明したいと思います。 用途地域とは まずは「用途地域」とはどのような理由で設定されるのかをみてみましょう。 自分の土地だからといって、好き勝手に建物を建てていいわけではありません。 住宅街のど真ん中に工場を作ったりすると、騒音や臭いなど、その周りに住んでいる人達の住環境が悪くなってしまう場合があります。 学校の真横に風俗店が出来たりしたら、通学する子供達にも悪影響が出ますよね。 そのようにいろいろな用途の建
【加筆あり】 マツモトキヨシのロゴデザイナーが言った『UXの本質』と、IT業界の根本的なズレが致命的になるについて 今も「UI/UX」の議論が増えていますが、日本人が好きな表面的な手法論から、そもそもの深い部分の議論になっているのは、すごい良いと思っています。 特にIT業界が「UI/UX」が盛んに見えますが、そもそもの議論が「アプリ」「WEB」に限定されており、狭義の議論になっているので、本質的な話をしないとこの問題は解決できないと思っています。 私自身も以前はカスタマージャーニーなどもやっておりましたが、マツモトキヨシのロゴデザインをしたデザイナーの小谷中さんと、地元千葉で縁があり一緒に仕事をさせていただいた時に、施設のパンフレットデザインを見せた際に言われた、『パンフレットが置かれる現場に行ったみた?』 が今でも忘れられない一言であり、UXの本質的な言葉だと思っています。 デザイナーの
寂しくない。自分、独身時代は相当寂しがり屋さんでした。 誰かと一緒にいないと社会から置いて行かれる的な。 そんな感覚がありましたね。 なので特定の相手がいないと物凄く孤独を感じる人間でした。 なのでいない時期は何かにつけて友達と飲みに行く事が多かったです。 しかし今は全く寂しくない。 娘の存在が大きいんです。 ずっと側にいてくる存在で切っても切れない親子の縁がありますから。 うーん。 「ずっと」っていい方は違いますね。 数年もしたらきっと娘は娘なりのコミュニティが出来てその中に生きてくのでしょうから。 ただ今はまだ目の離せない時期で言い方を変えたら「いる」しかないとも言えます。 そのいるしかない状況は自分の孤独感を消してくれるので 昔のように誰かと繋がりたいという欲求が無くなったのかと思います。 娘が成長して共に行動をしなくなった時は寂しいと思うかもしれないですが。 一度離婚したという事実
マグニチュード9.0という記録的地震に加え、高さ10メートル以上の津波も発生した、東日本大震災。 建造物のみならず、各種インフラが寸断し、東北地方に大きな被害をもたらしました。 コミュニケーション手段として、いまや欠かせない存在となったインターネットも、震災の被害を受けたインフラの1つ。その復興の裏には、知られざるストーリーがありました。 あの日、インターネットに何が起きたか 震災発生直後、インターネットはどのような状態になっていたのでしょうか。国内最大級のインターネットインフラを保有する電気通信事業者、インターネットイニシアティブ(IIJ)のネットワークインフラ技術者である、サービス基盤本部の小林努(こばやし・つとむ)さんと淺野善男(あさの・よしお)さんに話を伺いました。
少しプログラミングが出来るようになると、それはそれでまた伸び悩むこともある。始めたばかりの頃は、プログラムが動くだけで楽しかったけれど、実用的で、少し複雑で難しいものを作ろうとすると、途端に時間がかかってしまう。 プログラミングがうまくなる近道などないとはいえ、経験者だからこそ伝えられることもあるのではないか。そう言えば、私も若い頃に先輩から、コードを書くこと以外にも、プログラミングをする上での姿勢や習慣などを教わった。 私もプログラミングを再開したがブランクがあるので、今となっては古い習慣もあるかもしれないが、私が先達から学んだことを伝えておくために残しておこう。もしかしたら、抽象化すればビジネスにも通じる習慣もあるかもしれない。 エラーが出ても慌てず、メッセージを読もう プログラミングをしていてエラーに出会わないことはないだろう。うまく出来たと思って実行ボタンを押したけど動かない、落ち
学生時代バイトで個人指導の塾講師をやっていて、座ってられない&話が聞けない中2とか、アルファベットのaとdとbの区別が付いてなくてbog とかdopple とか平気で書いちゃう中3とかを担当していた。 そういうレベルの子供でも、ちょっとした一言というかきっかけが見つかれば変わるし、偏差値27から50超のだいたい普通レベルまでもってくことは、片手間の個人指導の大学生バイトでも割と難しくなかった。 逆に私にとっては、普通の子を出来る子にする方が簡単じゃなかった。本人に勉強への自発的意欲があって家庭の協力があれば偏差値60超くらいまではいけたけど、そこから先は元々の素養がないとダメかなぁという感じだった。個人的な体感だと65を超えるのは元々の素養が大きく左右するなぁと思っていた。 アホの子を普通の子にする役目は、他のバイト講師仲間の誰もがやりたがらなかった。私はアホだったからそっちのが性に合って
「つらい仕事は、むしろ辞めなきゃいけない」“ゆるい多角経営”で都内3店舗、26歳・えらいてんちょうの仕事って? 「起業」と耳にして、多くのビジネスパーソンがまず思い浮かべるのは壮大なビジョンや斬新なビジネスモデルを掲げるスタートアップでしょう。ただもちろん、そうした華々しい存在が全てではありません。何を売るかもはっきり決めないまま地元である東京・豊島区の住宅街で2年前に店をオープン、コストを抑えた“ゆるい”手法ですぐ3店舗まで広げ、さらに結婚を即決して妻子を養う「えらいてんちょう」は26歳。経営するバーには仲間やゲストが詰めかけ、連日盛り上がりをみせています。ユニークな多角経営とそこに至るいきさつ、仕事に託する思いを“てんちょう”に聞きました。 【プロフィール】 えらいてんちょう(Twitter:https://twitter.com/eraitencho) 1990年東京生まれ。慶應義塾
今朝、起業家・たむけんさんの新サービスのティザーサイトが公開されていました。 新サービスの先行登録をはじめました。ご期待下さい。→ mint | 応援してくれる人に、感謝の気持ちをポイントで伝えよう: https://t.co/3w4eSmBOyE — たむけん@福岡 (@tamuken) 2018年3月15日 いつも応援してくれる人に「ありがとう」の気持ちを伝えられるアプリmintの先行登録をはじめました|たむけん|note サービス概要を読んだ瞬間、さすがたむけんさんだなあと思いました。 「一切換金できるわけでもないし、何か特典と交換できるわけでもないただの数字なんだけど、蓄積していく感覚はきっと楽しい。」 先日、Twitterでこんなツイートをしてみたんです。 オンラインコミュニティとかnoteの月額有料マガジンとかサブスクリプションとか、月額課金をしてくれている人たちに対して、何に
前回扱ったMakeblockは、シリコンバレーの投資会社HAXの出身だ。HAXはアクセラレータという形式の投資会社だ。「伸びそうなアイデアを持った若手起業家に起業資金を出資し、起業の仕方や社会での生き残り方を伝え、会社を成長させることで投資資金を回収する」という投資ビジネスをしている。このアクセラレータという投資モデルが「シリコンバレーや深圳では、これまでにない変わったビジネスが多く生まれてくる」マスイノベーションを生む要因の一つになっている。 2014年にHAXを訪ねたとき。パートナーのベンジャミンがプレゼンしてくれた。彼らはその後2017年までに深圳内で2回引っ越し、今では数倍のスペースになっている (写真:野尻 抱介) 僕はHAXのシリルやベンジャミンといった創業者たちと、「なんであんなスタートアップ選んだの?」みたいな話をしたことがある。彼らは「タカス、当たる確信のあるアイデアがあ
2018年5月31日をもってメルカリ アッテ(以下、アッテ)のサービス提供を終了します。 「メルカリ アッテ」サービス提供終了のお知らせ | 株式会社メルカリ ソウゾウは、メルカリグループの新規事業の担い手としてアッテ以外にも複数のプロダクトをリリース・運営してきました。しかし、サービス終了はアッテが初めてです。 今回のメルカンでは、ソウゾウ代表の松本龍祐とプロダクトオーナーである八木達也が、アッテのサービス終了と新規事業開発について振り返りました。 プロフィール 松本龍祐(写真左) 1981年生まれ。中央大学在学中より出版系ベンチャーの立ち上げやカフェ経営などを行う。 2004年より中国企業のSNS立ち上げに参画、2006年にコミュニティ企画・運営に特化したコミュニティファクトリーを設立。2009年>以降はソーシャルアプリ開発に特化し、写真をデコってシェアできるスマートフォンアプリ『DE
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