南米エクアドルで、新婚旅行中の日本人夫婦が銃で襲われ死傷した事件で、夫婦が被害に遭う直前の、さらに、くわしい足取りがわかった。 被害に遭った人見哲生さんと真梨子さん夫妻は、2013年12月28日、宿泊先のホテルからレストランまで、ホテル専属のハイヤーを利用したが、 その際、普通のタクシーのおよそ10倍にあたる、20ドルを請求されたことから、運転手とトラブルになり、戻る際は、レストラン手配の車を断って、流しのタクシーに乗車したことがわかった。 グアヤキル病院の真梨子さんの担当医は「(真梨子さんは)ようやく元気が出て、会話をするようになり、笑うようになった。事件直後は、夫を失ったショックが顔に表れていた」と話した。 腹部と足に銃撃を受けて重傷を負った妻の真梨子さんは、手術後、快方に向かっているが、事件のショックが大きいという。 一方、市内を走る正規のタクシーには、非常事態を知らせるボタンが設置