ホットワックスをかけるときは、1種類のワックスだけをかけるのではなく、2〜3種類のワックスを高温用から低温用のワックスへと重ね塗りをしていきます。 高温用から段階的にかけるのは、低温用のワックスは硬くて塗りのばしにくいので、先に低温用からかけてボードを暖めておくと作業がしやすいからで、複数の温度帯のワックスをかけるのは、ゲレンデの一番上の方と一番下の方では雪の温度も雪質も違うので、複数かけることによって対応できる温度の幅を広げるためです。 どのワックスを使うのかはゲレンデの雪の温度によって違います。自分の使っているワックスメーカーのページで調べましょう。 ソールにワックスを生塗りします。最初の工程で使うのは、重ね塗りするワックスの中で一番高温寄りのものを使います。 ワックスの種類にはパラフィン系のものとフッ素を含んだものがありますが、一番初めに塗るのは必ずパラフィン系のものを使います