クラウドワークスの2014年10月~15年6月期の単独営業損益が、5億円前後の赤字になったと発表されました。想定よりも契約数が伸び悩み、広告宣伝費や人件費の増加を補えなかったとのことです。 なぜ、契約数が伸びなかったのか? クラウドソーシングとの相性がいいのは、ゴールが明確な(仕様がハッキリしている)案件や、発注者が品質のジャッジが比較的しやすい案件です。例を挙げると、前者はシステム開発、後者はライティング業務などです。 そういった案件ではなく、企画力や表現力、デザイン力が求められる仕事は、「課題の本質を見極める」「アイデアを出す」「意見をまとめる」「判断をする」スキルを持ったディレクターが不在だと意思疎通が難しくなり、やりとりがうまくいかず、依頼する側も受注する側も迷い、精神的な負担が大きくなってしまいます…。 クラウドソーシングで重要なのは、ディレクター(舵取り役)の存在です。個人的に