「業務はプロ、開発は素人」が取り組むシステム画面のラフスケッチ:闘うマネジャー(1/3 ページ) 「システム開発なんて、とてもとても」という職員に開発のリーダーになってもらうための方法がある。BPRを大上段にかざして「To-Be」「As-Is」を熱く議論する必要はない。 確実に1歩を踏み出すための方法論 毎年4月になると、筆者のもとには「システム開発なんて、とてもとても」という職員が配置される。もちろん人事課には「業務を知っている人をくれ」とお願いしているので、それなりに優秀な人材であるが、「休暇担当として、現行システムの運用と追加開発を担当してくれ。それと施設予約システムの再開発にも着手して欲しい」と言われれば、「頑張ってはみますけど…うぅぅ……」としか答えられないのが実情だ。他の自治体なら、「経験豊富なベンダーに助けてもらって」となるわけだが、長崎県は歳入に占める県税の割合が14%程度