労働時間削減を重視しビデオ会議システムを導入 総合酒類・飲料を柱に、食品・健康(医薬品)から、新規事業を導く研究開発、豊かな社会に貢献する研究活動まで、幅広い分野でビジネスを展開するアサヒビール。同社は2011年7月のホールディング化に向け、アジアを中心に展開するグローバル企業として、新たな動きを見せている。このようなグローバル化を進める中、国内事業の大きな柱となる酒類・飲料事業では、いかに製品コストを下げて利益を増やすかという命題に取り組んでいる。 金色のモニュメントが印象的なアサヒビール本社 アサヒビールに限らず、グローバル展開を推進する企業において、ビデオ会議システムの導入はさまざまなメリットをもたらす。社内業務の改善や効率化を実現できれば、それに付随する「間接的利益の増加」につながることは言うまでもないだろう。また海外拠点を多く擁するグローバル企業では、パンデミックや自然災害など不