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ブックマーク / www.orangeitems.com (39)

  • さんざん社会人やったので、もはや信じていないこと - orangeitems’s diary

    このブログでは、主に私が信じていることをつらつら書いているわけですが、たまにはその逆、もはや信じていないことを書いてみようかな、と思います。 ×お酒ぐらい飲めないと出世できないよ ウソです。酒飲まない人も出世してます。 ただ、飲み会に出ないわけじゃなくて、飲まないで参加してもちゃんと会話できてますね。また、最近は、お酒を強いることは悪とされているので、いい時代になりました。 ×仕事を断ることはいけないこと 仕事を請けるということは、契約をするということですが、この契約が不公平なものである場合はお断りするべきです。 何でもお客様の言うことを聴く、というのは、一見いい事のように思えて、実は良くないことです。お互い得をする関係を気づけないなら、お断りすることも正しい。 相手のためでもあります。そうじゃないと長続きしませんから。 ×仕事は重要な順番からこなしていく 一見、当のことのように見えます

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    SUZUSHIRO 2023/05/02
  • IT業界で生き抜く人の特徴 - orangeitems’s diary

    ふと気づいたら、私は日々コンピューターに囲まれている。物理的にパソコンやスマートフォンだけでもたくさんあるが、仕事ではクラウドを扱っていて、多数のサーバーを受け持っている。毎日会話する人間より、コマンドを叩いているサーバーの数のほうが断然多い。 小学二年生のときに、親が気まぐれで買ってきたパソコンを手に入れたときから、きっと方向性は決まっていて、コンピューターのことが心底好きなんだと思う。そのころはコンピューターに触るのも大変で、大人になったらたくさんパソコンを触りたいという夢は、完全にかなっている。 あるサーバーエンジニアに関する記事を見た。コマンドを覚えるのが大変で病んだのだとか。そりゃコマンドだけで言えば世の中には無数にあって、すべてをソラで入力できるようになるのはそりゃ大変だろう。私もほんの一部しか記憶にはない。 でも、そんなに頭の中に記憶してなくたって、一度使えばどんなコマンドか

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    SUZUSHIRO 2023/01/22
  • IT業界は、なんで中途採用者を厚遇し、ずっといる人を冷遇するの? - orangeitems’s diary

    今日は、待遇のお話です。最近はTwitterの方もアクセスが増えまして、誠にありがとうございます。 IT業界はさ、年収350万→500万は、どの会社ももう機械的にやったほうがいいと思うんだよね。なんで、みんな転職しあって実現してるん? 500→800とかも実感としてやれって感じ。 800→1100も感じる。 率直に言って、転職サービスに業界で金払ってるだけになってない?マジで。 — orangeitems🍊 (@orangeitems_) December 8, 2021 多少、怒りもはらんでいるのですが、実際無力感を感じる場面も多いんですよね。 最近はIT業界全体は明らかに人手不足で、自社に残り続けるよりも他社に行ったほうが待遇が上がる、しかも格上の企業がどんどん募集しているという場面をよく見かけます。一方で人材が抜けているだけでは厳しいので、採用も積極的で、条件も非常に良い場合が多い

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    SUZUSHIRO 2021/12/09
  • Windows11にアップグレードするべきかどうか - orangeitems’s diary

    Windows 11が2021/10/5にリリースされました。AMD CPUの不具合が発生したというニュースも聞いていてズバリRyzenを利用していた私は敬遠していたのですが、修正されたとのこと。それなら、ということであまり何も考えずアップグレードしてみました。 Windows 10から11にアップグレードできるのはいつまでなのか。公式発表によれば、10の時と違って終了日は未定とのことです。ただ打ち切るときには一年前に発表するとのこと。7から10のときは1年間に区切り、結構終わるぞ終わるぞと急かされたのですが、今回はゆったりとしたスタートとなりました。 アップグレード自体は、以下の2段階です。 ①PC 正常性チェックアプリを、Microsoftからダウンロードし、実行し、Windows 11に上げられるかどうか確認する。 ②Windows 11 インストール アシスタントを、Microso

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    SUZUSHIRO 2021/10/24
  • もっと簡単に、ファイルをロックしているプロセスを見つけ出す方法(Windows) - orangeitems’s diary

    ファイルをつかんでいるプロセスは何か、をWindowsで見つけ出す方法です。 下記記事の関連です。 www.backyrd.net 某所で書いたら意外に皆さん知らなかったようなので書いておきます。Windowsでファイルを削除したり名称変更しようとすると、別のプログラムが使っているので変更できない、といったエラーが出る事があります。こういう場合、後述の方法で「誰がファイルを掴んでいるのか」を調べられるかもしれません。 (あくまでローカル環境での話ですので、ネットワーク越しに掴まれているものや、インフラの運用で役立つ情報というわけではありません。ご了承ください) コマンドプロンプトでワンラインでできたらもっと便利かと思いまして。 ファイルをロックしているのがローカルのプロセスの場合 答えは管理者権限で起動したコマンドプロンプトから、以下を入力するだけです。 # openfiles でも、デフ

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    SUZUSHIRO 2021/10/21
    GUIでやる手順と大して変わらんな
  • 結局救われなかった就職氷河期世代 - orangeitems’s diary

    コロナ禍前の2019年、就職氷河期世代を救おうというムーブメントがありました。「人生再設計第一世代」なんてネーミングを考えてみたら、何で我々の人生を再設計されないといかんのだ、そもそもこういう状況を二十年も放置して再設計とかどういうことなの、なんて盛大なブーイングを受けたのをおぼえています。 さて、どうなったのでしょうか。結果は出たのでしょうか。 mainichi.jp 内閣官房の集計によると、20年の37~46歳の雇用形態は、正規916万人(19年の36~45歳と比較し横ばい)▽役員57万人(同5万人増)▽非正規366万人(同10万人減)▽完全失業者36万人(同5万人増)--との結果になった。実態は目標にほど遠い。 行政がいろいろとがんばって正規社員を増やそうとしたけど、増えた分逆に、正規社員から非正規社員へ移る人もでてきてしまい、結果的に相殺されてしまったという説明です。 そもそも非正

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    SUZUSHIRO 2021/09/20
  • 技術的に難しいことを力技でやってしまうこと - orangeitems’s diary

    まあお悩みですけどね、技術的に難しいことってありますよね。で、他のメンバーに任せておくと、いつ終わるかわからない。聞いてもわからんわからんばかりで、こりゃダメだと言う時のことです。 いつものように、それ私が引き取るよ、ってその課題を引き取って、難易度の低いタスクを他のメンバーに任せます。まあそのタスクも大量なので、誰かがやらなきゃいけないし、高度な問題のために大量のタスクが積みあがるのもそれはそれでまずい。適材適所と言えばそうなのですが、当にこれでいいのかなと毎回思います。 だって、またこの高度な問題に対するトラブルシューティングを見ることなく、メンバーは最終的に「できた」という形を手順書なりなんなりで確認することになります。ああこうやればできたのか、という感動があればまだいいですが、忙しいのでそんなことしている暇は多分ありません。 これ、私はまたスキルを一つ積み上げたのですが、どう考え

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    SUZUSHIRO 2021/03/10
  • 内製化は、きっとうまくいかない - orangeitems’s diary

    最近はDXという言葉が独り歩きしてしまい、結局はどうすればいいのかと考えたあげく、内製化に舵を切る企業が多いと聞きます。 でも、この内製化、非常に危ない面を持っていると思っています。結局はユーザー企業が、SI部門を自前で持つということにほかならないからです。このSI部門、立ち上げるときにはだいたいが、大手のSIerが出身で、それまでの知識や経験をもとに組織を組み立てるのが通常です。 これ、はじまりはうまく行くんです。むしろ、一から作ったのでSIerよりもスマートに内製をスタートできる場所もあるぐらいです。そう、そこまではよい。問題は、この内製化部門が成長できるかどうか、です。 SIerはいつも競争にさらされていて、いつでも新しいトピックを主にアメリカから輸入し、常に最新化、モダナイズしないといけない強迫観念を持っています。 過去、外資のベンダーのイベントが都内ホテルであったときに、基調講演

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    SUZUSHIRO 2021/02/04
  • 面接における「Linuxできますか?」の意味 - orangeitems’s diary

    Linuxできますか?」 「Linuxできますか?」という言葉はIT業界であれば面接でよく問われる質問だと思います。私も過去問われたことがありますが、この、できますか?、って言う質問はかなりあいまいな問い方だと思います。何ができればできるなんでしょう。勝手な判断でできると答えていいものかどうか。 現場経験を重ねて来た立場から、この「できますか」が示す内容を説明してみたいと思います。 期待していること コマンドでファイルの操作ができること Linuxには一応グラフィカルインターフェースも付属していますが、かなりの操作をSSHプロトコル経由でコマンドプロンプトにて行うことが多いです。WindowsだとリモートデスクトップでGUIが標準なので、ここは大きく違うところです。 さて、コマンドで何をするかと言うと、9割がファイル操作だと思います。テキストエディタでファイルを修正する。ファイルのコピー

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    SUZUSHIRO 2020/12/04
  • 東証システム障害への雑感 - orangeitems’s diary

    昨日、2020年10月1日に発生した東証のシステム障害について、いろいろな情報に目を通しているが、おそらく数年は語られるであろうこの件についていろいろ考えていた。影響が大きすぎるので軽はずみなことも書けず、まとまらなかったので昨日時点での記事の作成は避けたが、そろそろ落ち着いてきたので書きたい。 はじめに入ってきた情報は「機器障害」「ハードウェア障害」という文言だった。しかし、ハードウェアの問題であったら冗長化構成にて待機系に切り替わるのが筋であると思う。それでも機器障害が理由として通る場合は、多重障害である。待機系も同時に壊れた。これならば理屈は通るし、一般的には過去はそういった事例も存在した。 しかし、実際はそうではなかった。運用系システムの中にストレージサーバーがいて、もちろん冗長化していたけれども、うまく待機系に切り替わらなかったとのこと。ストレージサーバーの冗長化の仕組みと、メ

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    SUZUSHIRO 2020/10/05
  • VMwareとRed Hatが仮想化基盤でガチ勝負 - orangeitems’s diary

    コンテナ with 仮想マシン、仮想マシン with コンテナ コンテナだけの世界なんてやっぱりファンタジー。でも仮想マシンだけの世界はレガシー。現実を見ると両方カバーしないと先には進めないのはわかってきて、結局のところオンプレミスにおける仮想マシン界の王様VMware社と、コンテナ界でOpenShiftで優位に立つRed Hat社がガチ勝負していることに気が付きました。 www.atmarkit.co.jp Red Hatは2020年4月28日(米国時間)に発表したOpenShiftの最新版、「Red Hat OpenShift Container Platform 4.4」に、仮想マシンをコンテナと共にKubernetes上で稼働できる「OpenShift Virtualization」を技術プレビュー版(technology preview)として組み込んだ。これによって、「レガシー

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    SUZUSHIRO 2020/05/01
  • インフラエンジニア、WEBサイト高負荷との戦いを振り返る - orangeitems’s diary

    高負荷との戦い インフラエンジニアをやっているとどこかで遭遇する、高負荷との戦い。先日はシャープのECサイトが高負荷と戦っていると聞きました。 pc.watch.impress.co.jp シャープは、4月21日午前10時から開始した、自社生産の不織布マスク「MA-1050」の個人ユーザー向け販売において、販売開始直後から販売サイトにつながらない問題が発生したが、シャープでは、同社データセンターにおけるファイヤーウォール機能が原因の1つであるとの見方を明らかにした。 詳細については明らかにしていないが、予想を上回るアクセス数があったことで、不正アクセスによる攻撃と判断した可能性が高く、それにより、強制的にアクセスを遮断した結果、サイトにつながらないという状況に陥ったとみられる。 大昔、それこそ10年くらい前は、高負荷でサイトダウンしたときに、「おお、うちのサイトにそんなにアクセスが来てくれ

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    SUZUSHIRO 2020/04/24
  • なぜシステムエンジニアに挫折するのか - orangeitems’s diary

    25年前くらいの思い出 私は業界経験が長いので、かなり挫折したシステムエンジニア、もしくはその入門者の様子を見ています。ある一定の傾向が見られるので、考えをまとめておきたいと思います。 私がIT業界に行こうと思った1996年ごろ、インターネットはまだ黎明期で、ぎりぎりパソコン通信が生き残っていました。ニフティサーブと言う最大シェアのパソコン通信は使ったことはあったものの、私が主に使ったのはMSNと言う、マイクロソフトのサービスでした。ターミナルがWindows 95に標準付属だったので物珍しさで使ってみたというのもあります。 そのMSNで笹塚茶屋(当時マイクロソフトの社が笹塚だったことから)という掲示板がありそこに良く出入りしていました。で、私が「システムエンジニアに就職してみたいんだけどどう?」と聞いてみたところ、たくさんの返信が寄せられた記憶がありよく覚えています。 当時MSNを使う

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    SUZUSHIRO 2020/04/10
  • 富士通は富士通を否定して、違う富士通になる感じ - orangeitems’s diary

    富士通全社のライブストリーミングにて放送 こちらのツイートで気が付いたのですが、これが富士通内でこだましたのかと思うと背筋が寒くなりました。 ぜひこのスライドを読んでみてください。 日IT業界がなぜ今のような開発プロセスや評価制度になったのか、なぜそれが崩壊しつつあるのか、どう変わるべきか、が全てわかる神資料だった。 最も熱いのは、これが富士通全社向けのライブストリーミング放送でプレゼンされたという事実。絶望して退職する人出そう。https://t.co/zTlqsR3qVH — gami@『完全SIer脱出マニュアル』商業版発売中! (@jumpei_ikegami) March 6, 2020 外部のテックセミナーだったらまだわかりますが、社内でまあこれを良くブロードキャストしたもんだと思います。 研究所方式では戦えない 過激です。ああ過激。 ただ、「従来の研究所方式では戦えない」

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    SUZUSHIRO 2020/03/25
  • VMware vSphere 7が出てしまった - orangeitems’s diary

    vSphere、バージョン7が出た う~ん。 ついに出てしまったか。 VMware vSphere 7。 www.vmware.com 日インフラエンジニアはほとんどがお付き合いがあると思われる。vSphere。長いバージョン6時代はついに7に突入です。 いや~、率直に言えば永久に出ないでほしかった(笑。 勉強必須です。必須も必須、大必須。 ちなみにNSXもvSANもバージョン7になりますよ。 まぁ、一年以内に使うことは無いと思いますけどね(バグが怖いし、ハードウェアのファームウェア対応もまだだと思うから)。 バージョン7をどう知っていくか まだ日語情報が少ないので、英語ソースから情報を見ていくしかないです。 ただ、Chromeの日語翻訳を使えばだいたいわかるのでいい時代となりました。 とりあえず、情報収集を始めたいなら、VMwareの企業ページではなくVMware Blogがお勧

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    SUZUSHIRO 2020/03/13
  • 人気のないインフラエンジニアってどんな仕事? - orangeitems’s diary

    インフラエンジニアの私 私自身はIT業界に20年以上前に入った時に、多分プログラマーやシステムエンジニアのキャリアパスに乗ることもできたはずなのですが、今はバリバリのインフラエンジニアになってしまっています。 「私、インフラエンジニアになります!」と言ったおぼえは無かったのですが、どうしてインフラエンジニアに収まってしまったのでしょうか。 そもそも、開発者と呼ばれるプログラマーやシステムエンジニアとの差分はどこにあるのかも考えてみたいと思います。 というのも、この記事が話題になっているからです。 b.hatena.ne.jp なぜ、人気がないのでしょうか。 私は、人気がないという指摘に関しては、否定することはできません。ITインフラ専門の企業ならともかく、ソフトウェア開発をメインで行う企業においては、進んでなりたがる人は少数派、変な言葉ですが「変わり者」の部類かと思います。 でも、誰かがや

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    SUZUSHIRO 2020/02/12
  • 大量閉店ラッシュが日本に押し寄せている - orangeitems’s diary

    押し寄せる大量閉店 人手不足以上に求人数の方が影響を受けるんじゃないかと思うくらい、「大量閉店」という見出しがニュースに踊るようになってきたのではないか。 そのように感じたので、ここしばらくの大量閉店記事をまとめておきます。 「大量閉店」記事まとめ 幸楽苑(2020/1/6) nlab.itmedia.co.jp ラーメン店「幸楽苑」を展開する幸楽苑ホールディングスは1月6日、51店舗を閉店・業態転換すると発表しました。「収益重視型経営への改革の一環」だとしています。 51店舗は店舗数の約1割に当たります。12月に計30店舗、1月に7店舗、2月に12店舗、3月に1店舗、4月に1店舗を閉店する計画です。そのうち東海地域が27店舗と半数以上を占めています。 ミニストップ(2019/12/27) www.dailyshincho.jp 業界での規模こそ第4位だが、3位との差はあまりに大きい……。

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    SUZUSHIRO 2020/01/08
  • システム障害はなぜ起こるかを人間系から考える - orangeitems’s diary

    システム障害は何からもたらされるか システム運用エンジニアに長く従事していると、システム障害は必然によって引き起こされる部分も数多くある、ということを感じます。 もちろん、偶然による部分も否定できませんが、偶然偶然言っていたらいつまでも幸せにはなりません。システム障害報告書における「ごくまれに」という言葉や、「徹底する」という言葉は、言い逃れにしかなっていないケースが多いです。これらの甘えから来る発想を捨て、再現性のある方法で再発防止を考えていくこと。これを積み重ねていくことで新規のシステム構築時に生きてきます。そうやって作られたシステムというのは不思議なことにシステム障害発生率がとても低く抑えられるものです。 ということで、私の経験が教えてくれる「システム障害の原因」をまとめてみたいと思います。特に私はシステム運用を行う「人間」に興味があるので、人間系の話が中心となります。 考察 無知

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    SUZUSHIRO 2020/01/01
  • ITが単純労働を食い散らかした後にやってくること - orangeitems’s diary

    勤労は権利 使いきれないほどのお金を手に入れたとします。 そうすると、人間どうなるかというと、表層的に考えれば仕事をしなくていいやと考えるでしょう。 ただ、仕事をすることは基的には義務ということになっています。 第二十七条 すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。 これは日国憲法の一文ですが、働くことというのは国民の義務であると同時に、権利でもあるんですね。働こうと思ったら働くことができるというのは権利であるというのは面白い考え方だと思います。 だいたいは勤労=義務の議論ばかりが優先するのですが、いや、働く権利があるのだという話は注目に値すると思います。 さて、なぜにこんなことを前段に置いたかというと、どうも最近のITが、人を働かせないことに注力しているからです。 最近、単純労働力確保の方法が、人間ありきではなく、IoTとかRPAとかロボットとか、非人間メソッドが普通になってきた。

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    SUZUSHIRO 2019/12/16
  • ストレージはこわいよ - orangeitems’s diary

    ある夜起こったどこかの会社の話 夜も更けた午前3時半ごろの思い出。 オンプレミスでの仮想基盤。いくつものシステムが動いていたのですが突然、この時間に複数のシステムエラーを感知。 電話で連絡が来るようになっていたのですが、あっちもこっちもそっちもどっちもアラートなので何が何だかわからなくなります。 運用設計なんて、特定のシステムがエラーとなったときのことしか考えられていないので、十も二十も同時にアラートになったら破綻します。電話連絡ったって電話は1つしかないので、担当者にはつながらなくなります。 私は運用の場面ではリーダーだったので、メンバーからエスカレーションを受けます。あっちも、こっちも、そっちもエラーですと。何が起こってるの?、わかりません。 眠気なんて一気に吹っ飛ぶのですが、一方で世の中の終わりを悟ります。 例え、この窮地を切り抜けたところで、たくさんの恒久対応までの道のりと、謝罪行

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    SUZUSHIRO 2019/12/08