古代より月や太陽の営みは我々人間の生理や人間心理に大きな影響を与えてきた。過去の様々な文献に記述があり、研究が行われているが、なかでも旧約聖書には“赤い月と黒い太陽”という表記が複数見られ、信者の中では様々な憶測がなされている。 これは日食と月食を示すとされているのだが、月が赤い色に染まる皆既月食は“ブラッディームーン”として特に恐れられてきた。今、今年2014年から来年2015年にかけて短期間に4回も連続して起こる、非常に珍しい連続皆既月食が注目を集めており、また世界に何か不吉なことが起こる前触れではないか? と人々を不安に貶めている。 ■今年から来年にかけて連続皆既月食が起こる 英紙「Mirror」(4月9日付)が報じたところによると、今回の連続皆既月食は部分月食を一切含まない特徴があり、NASAも「テトラッド(Tetrad)」という名称をつけて注視しているほど(ちなみにNASAではこ