若者中心に人気の現代詩人家、最果タヒさん。最近では小説にも活躍のフィールドを広げられています。最果さんといえば、詩をつけまつげにするなど、その大胆な詩の表現方法が話題となっていますが、私(デッチ・佐久間)は、作品の中の言葉一つ一つの美しさにとても心惹かれています。 2015年の8月に出版された『 空が分裂する 』は、そんな詩の言葉の美しさがイラストとともに表現されている一冊。今回は、その詩に魅了されたデッチの「ぜひお話を伺いたい」というインタビューのお願いを、最果さんが快く受けてくださったことで実現しました。 美しい言葉と大胆な表現で詩を生み出す最果タヒさんに、詩の創作や本のこと、本屋さんについて、たくさんのお話をうかがいました。お話をうかがっていると、言葉に対する思いや、詩という表現方法への強い思いが、その言葉を通して伝わってきました。全3回のインタビュー、ぜひお楽しみください。 2
自由な市民が対等な立場で議論し、社会を動かす世論を形成していく場「公共圏」。18世紀頃からヨーロッパで形成されていった公共圏は、インターネットの普及により、人々が空間や時間の制約、ときには立場の制約を越えて交流し、共通する興味関心をもとにコミュニティを形成するようになった現代において、その存在意義に再び注目が集まりつつあります。これからの社会において、公共圏はどのような役割を持ち、また、どのような可能性を秘めているのでしょうか。京都大学教授であり社会学者の吉田純氏にうかがいました。 18世紀ヨーロッパのカフェが「公共圏」の原型 吉田純(よしだ・じゅん) 京都大学大学院人間・環境学研究科教授。京都大学教育学部卒業。文学博士(京都大学)。専攻は、社会学、社会情報学。「情報化」「ネットワーク 化」を軸とする現代社会のマクロな構造変動と、ミクロな人間の行為/コミュニケーションの変容との関係について
2016年春に予定される電力小売り全面自由化が、携帯電話の契約にも大きな影響を与えそうだ。現在の「2年しばり」について総務省から見直しを迫られている国内の携帯電話会社(キャリア)は、電力小売りとセットにすることで、むしろ「35年しばり」のような長期の契約を実現しようと狙っている。将来的には生命保険や住宅ローンといった金融商品とセットとなり、スマートフォン(スマホ)を買ったユーザーがキャリアと「一生しばり」で付き合う時代もやってきかねない。
トヨタ自動車は4日、通信回線を使ってネットに常時接続し、さまざまな情報を運転手が受け取れる「つながるクルマ」を増やすと発表した。今はレクサス車など高級車に限られている専用機器の搭載を、大衆車にも広げていく。2017年から米国で発売する新型車への搭載を増やし、その後、日本などでも進める方針だ。 車に搭載した通信機と、トヨタのサーバーが情報をやりとりすることで、最新版の地図をダウンロードしたり、事故などでエアバッグが作動した時にオペレーターがドライバーに話しかけたりする仕組み。今は日米のレクサス車が機器を標準装備するほか、クラウンなどの上級グレードでもオプションで装備できる。 トヨタは今後、搭載車種や国を順次広げ、機能も発展させる方針。将来には、センサーが車の不具合を見つけて通知▽車載カメラが道路情報を集めて自動運転に必要な高精度の地図をつくる▽訪れた場所などを分析してドライバーの好みにあった
東京を舞台に映画のような物語が歌詞に紡がれてきた。希望、憧れ、望郷、都会の愛。そして――。 1946年から2014年までにヒットした約5千曲を対象に、タイトルや歌詞に「東京」や都内の地名などが含まれる曲を調べたところ、少なくとも158曲あった。 終戦直後の40年代は、「夢淡き東京」など「夢」とともに東京が歌われた。歌謡曲と東京の文化の関係を分析した舌津智之・立教大文学部教授は「戦後復興の象徴として、東京は現実以上に明るく歌われた」。その後、60年代にかけて特に多いのが、「男女が自由に恋愛できる都会の象徴だった」(舌津教授)という「銀座」だ。 集団就職で東京に若者が集まった60年代は、故郷を思う歌が増えた。その後、東京は70~80年代に消費都市として成熟。♪空を飛ぶ 街が飛ぶ――と東京のエネルギーをダイナミックに歌った「TOKIO」は80年に発売された。社会学者の太田省一さんは「東京が最も憧
2020年に開催される東京オリンピックの影響で、東京ビッグサイト(東京都江東区)でコミックマーケットが開催できなくなるのでは、とネット上で不安が広がっています。東京都は、五輪開催中にプレスセンターとして使用するため、他のイベントの会場としては使用できなくなる可能性があると明らかにしました。コミケ参加者の間では、計画の撤回や代替施設の手当てを求める声が上がっています。 19~20年は使用できない可能性 第三セクター会社を通じてビッグサイトを管轄する都は10月、展示会などの催しの主催事業者を対象に説明会を開き、五輪期間中の使用停止の可能性を伝えました。 都産業労働局によると、東展示棟は19年4月~20年11月、西展示棟は20年4月~同年10月の間、それぞれ使用できなくなる見込みです。 大きなイベントだけでも、毎年8月と12月に開催されるコミケ、隔年開催で19年秋に開かれる予定の東京モーターショ
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