拠点整備へ町施設改装 都会からの移住地として人気の高い小豆島町が、更なる移住人口増を狙い、テレワークの拠点施設「小豆島うみちかオフィス」(仮称)の整備を進めている。町有の施設を改装し、インターネット環境も整え、4月にオープン予定だ。(新居重人) レジャー施設に整備中のテレワーク拠点施設(小豆島町で)4月完成予定 移住・定住増狙う 小豆島は温暖な海に囲まれ、寒霞渓など風光 明媚(めいび) な自然も魅力で、2012年度から毎年100人以上が移住。20年度はコロナ禍にもかかわらず約120人に上った。 町は、都会で働く人が移住後も離職せずに仕事を続けられるよう、町有のレジャー施設「小豆島ふるさと村」のワインハウス内の一角をテレワークの拠点施設とすることを決めた。 昨年11月に着工。約3500万円をかけ、約80平方メートルの中央に利用者同士が交流できるオープンスペースを設け、ウェブ会議用の個室4室、