2015年のNHK大河ドラマが、井上真央主演『花燃ゆ』であることが発表された。 井上が演じるのは、幕末の長州藩士・吉田松陰の妹・文(ふみ)。尊皇攘夷運動をけん引した久坂玄瑞に嫁ぎ、のちに毛利家の奥女中となる人物だ。 明治維新の志士たちを間近で見つめた文を通し、激動の時代を描くというが、マイナーすぎる主人公に、大河ファンから不満が噴出しているようだ。 「3日に行われた会見では、井上さんも『どういう人物かパッと思い浮かぶ偉人ではないので、不安もあります』と本音を漏らしていた。大河ファンは、ただ時代劇が好きなわけでなく、実際の歴史が現代に再現されるところにロマンを感じている。最近は、歴史小説を原作にしていないオリジナル脚本も多いですが、せめて主人公は有名な人物であってほしいと思う視聴者は多いようです。また、文は資料もかなり少ない。文が劇中、どれだけ歴史に影響を及ぼすかは分かりませんが、『花燃ゆ』