ブックマーク / tumugi-tugu.com (3)

  • 瀬戸内のきわ、豊島の景色

    月曜日、朝から雨が続いています。 最近、和歌のリズムに心をほだされて、あのようにほろほろと心地よいリズムを思いのままに口遊めたら、さぞ気持ちがよいだろうなぁと憧れは募ります。 はるかなる岩のはざまに独り居て人目思はで物思はばや 西行 いにしへをしのぶとなしにふる里の夕べの雨ににほう橘 源実朝 とても直感的で、波にゆらめくようなリズム感があって、いつの間にか消えていくなかにある移ろいだったり。 日人の美的感覚って、常に揺らめく時のなか、付かず離れず、凡ゆるもののあわいに身を委ねて夢現つ、みたいなところにあるのかしらと思えたり。 * 小豆島に引き続き、豊島の景色。 何もない島だけど、とても好きな島。 濃く深く密生する緑はひとを寄せつけずかつての記憶を呼びさませと囁きかけてくるみたい 木に寄り添うように、見守られるようにある石の神さま。 どの神さまにもちょこんと添えられた花から、ひとと自然、ひ

    瀬戸内のきわ、豊島の景色
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2015/07/07
    余計なもののない、自然と調和のある暮らしぶり。
  • 地方再生とアートのつながり

    夏のイベントを調べる機会にさしあたり、いろいろと調べていると、気になるイベントに出くわした。 人口15人、わずか8世帯で秋田県内で最も人口が少なく、高齢化・過疎化・空洞化の進んでいる上小阿仁村(かみこあにむら)八木沢地区を舞台に今年4回目を迎えるイベントらしい。 秋田県のがんばる農山漁村集落応援サイト KAMIKOANI プロジェクト秋田2015「ただ、ここに、在り続けたい。」 画像:KAMIKOANIプロジェクト秋田 どうして気になったかといえば、「ただ、ここに、在り続けたい。」というメッセージが、あまりに切実すぎると感じたからかもしれない。 ”「ただ、ここに、在り続けたい。」 秋田の真ん中にあって、美しい自然に囲まれた上小阿仁村。村内の遺跡からも分かるように、ここは縄文時代から営みが続く所です。古くから天然秋田杉の巨木が大地に根を張っています。村に残る伝統芸能は、勇壮な舞から繊細な踊り

    地方再生とアートのつながり
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2015/06/23
    めまぐるしい現代社会の新しさよりも、むしろ、残っている文化を深めることに新しい価値を。
  • 部分と全体。懐かしさ。— ジブリの立体建造物展

    ジブリ熱も少し穏やかになった秋の中ごろ。 足を運ぶには幾分くじけてしまいそうな気持ちを叩き起こして、江戸東京たてもの園にて開催中の「ジブリの立体建造物展」に行ってきた。 東京の東小金井という駅で降り、ピンク色の小型バスに乗って、言葉にだけ聞いたことのある草木が生い茂った” 玉川上水 ”の脇道を歩いて到着した。 驚くなかれ、入場料は大人400円。 後でそのボリュームの多さに金額設定を見直した方がいいんじゃないかなと思ってしまう。 スタジオジブリの地元であるということも相まってか、良心的すぎる。 この展示の意図は、「部分を見れば、全体が見える。」ジブリ作品に登場する建造物の観点から、作品を捉えてみようというもの。そして人との密接な関係を持つ、建築の魅力が伝われば幸いとのこと。 それぞれの建造物についての解説は、ジブリの機関誌『熱風』でもお馴染みの建築史家・藤森照信さん。 この解説が、とてもわか

    部分と全体。懐かしさ。— ジブリの立体建造物展
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/10/14
    きっと、いずれはそこに戻っていく。還りたいと思うのかもしれない。懐かしくてほっとして。知らないのに前から知っていると思える環境のもとへ。
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