ブックマーク / www.h-yamaguchi.net (36)

  • 「45歳定年制」を実現させたいなら - H-Yamaguchi.net

    サントリーホールディングスの新浪剛史社長が経済同友会の夏季セミナーで、45歳定年制を提唱したとして一部で話題になっている。 45歳定年制導入を コロナ後の変革で―サントリー新浪氏(時事通信2021年9月9日) 記事だけでは具体的な内容はわからないが、上記報道では「社会経済を活性化し新たな成長につなげるには、従来型の雇用モデルから脱却した活発な人材流動が必要」「会社に頼らない姿勢が必要」と述べたようなので、よくある「給料の割にパフォーマンスが悪い中高年社員を追い出して若い元気な人と優秀な一部の人だけ残したい」という類の考え方であるようにみえる。 「よくある」というのは、この種の考え方は別に珍しくも新しくもないからだ。自分に能力があると考えがちな若い社員がジョッキを片手に盛り上がる典型的な居酒屋談義のネタだ、という前者の点はひとまず措くとして、少なくとも後者の「新しくない」という点でいえば、そ

    「45歳定年制」を実現させたいなら - H-Yamaguchi.net
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2021/09/12
    優秀な人は総じて優秀な人しか世の中にいないかのごとく考えがちだが、実際の世の中はそうではない。
  • ショートパンツにすればよかったのに - H-Yamaguchi.net

    少し前に話題になった、スカイマークの客室乗務員の制服がミニのワンピースになったという件だが、実際には丈が少し長くなったらしい。 「スカイマークが「ちょいミニスカ」に」 (日刊スポーツ2014年6月14日) この日から半年間、宣伝のために着るミニスカートは「保安業務に支障が出る」「セクハラ行為を招く」と物議を醸し、膝上25センチだったスカートの裾を10センチ伸ばした。西久保慎一社長は「話題を呼ぶ役割は果たしたので『超ミニスカ』から『ちょいミニスカ』にした」と話している。 「役割は果たした」っていうのは何かを撤回する際のお約束の言い訳だ。要するに批判が殺到したってことだろう。この件、別のところに書いたものがあったので、少し書き足してこちらにも載せてみる。 女性の衣服にはあまり詳しくないが、かつて1970年代に日航空が採用してセンセーションを巻き起こしたミニの制服が膝上8cmぐらいだったそうで

    ショートパンツにすればよかったのに - H-Yamaguchi.net
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/06/22
    もしどうしてもやりたいなら、そういう服装を前提として新たに募集をかければよかったのではないか。スカイマーク。
  • オウム事件から学ぶべきこと - H-Yamaguchi.net

    昨日、2年ぶりにオウム真理教関連の裁判が開かれた。1995年2月の目黒公証役場監禁致死事件に関連してオウム元幹部平田信被告が逮捕監禁などの罪に問われているものだ。 「平田被告、拉致共謀を一部否認 2年ぶりオウム裁判」(朝日新聞2014年1月16日) オウム関連裁判では初めての裁判員裁判であること、死刑囚が証人として出廷することなど、さまざまな意味で大きな注目が集まる裁判だが、2008年に始まった被害者参加制度により、被害者の長男にあたる男性が裁判に参加することも注目点の1つらしい。 「父の最期、知りたい 拉致された仮谷さんの長男、法廷に」(朝日新聞2014年1月16日) この件を報じていたテレ朝系「報道ステーション」をちら見してたら、「オウム事件を忘れるな、向き合え」みたいなことを言っていたので、では何を忘れてはならないのか、何に向き合わなければならないのか、少しだけ考えてみた。 事件に直

    オウム事件から学ぶべきこと - H-Yamaguchi.net
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/01/18
    オウム事件を忘れないでいるためには、その何が恐ろしいのか、何に気をつけなければならないのかを明確に意識しておかなければならない、ということ。
  • 自分が「凡庸な悪人」かもしれないという自覚について - H-Yamaguchi.net

    手短に。2013年9月21日付朝日新聞「耕論」欄に「不良図書と呼ばれて」というのが出ていた。最近話題になった「はだしのゲン」問題について、デザイナーの高橋ヨシキさん、精神科医の斎藤環さんが論じているのだが、この中で「「臭いものにフタ」よほど有害」というタイトルがついた高橋ヨシキさんの主張が面白かった。 以下、一部引用。 「国民的」にみんなが無批判に乗っかっていく風潮と、そんなヌルい状況を揺さぶるような表現を「過激だ」といって排除したがる風潮はコインの裏表で、それを支えているのは、映画を、「泣いた」「笑った」ではなく、「泣けた」「笑えた」と評するタイプの人たちです。 彼らにとっての表現は、自分が気持よくなるためのツールでしかない。映画「美女と野獣」を見て「泣けた」とか言うわけですよ。だけど自分が、野獣を「殺せ」と取り囲む側の人間かもしれないということには想像が及ばない。 リンカーンの偉大

    自分が「凡庸な悪人」かもしれないという自覚について - H-Yamaguchi.net
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/09/22
    ある面で「凡庸」な人がすべての面で「凡庸」であるとも限らない。
  • 東北なら全面支持なのだが - H-Yamaguchi.net

    ハフィントンポスト編集部からお題(お代ではない)をいただいたので、オリンピック招致について考えるところをつらつらと書いてみる。 2020年オリンピックの開催都市が、2013年9月7日からブエノスアイレスで開催されるIOC総会で決定されるらしい(決定は日時間で8日早朝あたりとか)。候補として名乗りを上げている東京、イスタンブール、マドリードの3都市がこれまで繰り広げてきた招致レースもいよいよゴールを迎えるわけだ。ブックメーカーなどでの予想では、東京が44%、マドリードが29%、イスタンブールが24%。つまり東京が最有力なのだそうで、「関係者」の皆さんのテンションが上がるのも無理からぬところだろう。 Tokyo Olympic Bid Wins Odds Makers’ Favor to Host 2020 Games(Bloomberg 2013/09/03) Tokyo is the o

    東北なら全面支持なのだが - H-Yamaguchi.net
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/09/07
    東北で開催できる状態まで状況を改善して、オリンピックという機会を通じて世界の人々に見てもらえたらと思う。
  • 『風立ちぬ』を見てきた - H-Yamaguchi.net

    遅ればせながら、『風立ちぬ』を見てきた。以下、感想文。えらそうに評論などするつもりはないので、あくまで感想。あと、連想と妄想をちょっとずつ。手短にしようと思ったがちょっと長めになっちゃった。 最初に書いとくが、この作品、好きか嫌いかといえば、好き。かなーり、好き。ネットでの評価はいろいろあるらしいけど、当然ながら賛否どちらにせよ、話題にしてる時点で、手のひらの上、ということだ。もちろん、この文章も手のひらの上。むしろ嬉々として手のひらの上。 宮崎駿監督の5年ぶりの新作(監督としては『崖の上のポニョ』以来)、だそうだが、ある意味「平常運転」という感じがする。いつも通りの辻褄が合ってるのか合ってないのかよくわからない展開。素っ頓狂なぐらい急激に距離の縮まる男女。今回のは特に夢と現実が激しく入り混じるから、訳の分からない感が強いわけだが、それもこの人の作品には多かれ少なかれ以前からついてまわって

    『風立ちぬ』を見てきた - H-Yamaguchi.net
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/08/12
    「あのころ」に思いを馳せるきっかけになれば。
  • どんな「日本を、取り戻す」のか - H-Yamaguchi.net

    ちょっと前に出た最新の選挙情勢調査によると、与党の優勢は堅いらしい。自公で過半数は確保し安定多数も濃厚、といった論調のものが多い。このところ内閣支持率はじりじりと低下傾向にあるようにも見えるが、依然として高い水準にあるし、代わりに政権を託したい政党があるというわけでもないから、この情勢のまま選挙に突入するんだろう。 「参院選:自民、70議席うかがう…序盤情勢・社総合調査」(毎日新聞2013年7月6日) 自民党は選挙区と比例代表を合わせて改選34議席から倍増の70議席前後を確保する勢い。公明党も改選10議席を維持する見通しで、与党が非改選を含めて参院で過半数を確保するのはほぼ確実な情勢だ。 「自公、安定多数70議席確実 民主は半減も」(産経新聞2013年7月6日) 自民、公明両党は過半数(122)に必要な63議席を大きく上回り、すべての常任委員長ポストを独占できる「安定多数」に必要な70議

    どんな「日本を、取り戻す」のか - H-Yamaguchi.net
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/07/15
    今の与党に取り戻してほしいと思うのは、政治に対するある種の「信頼」。
  • 嫌いな表現を守るということ - H-Yamaguchi.net

    自由民主党・公明党・日維新の会が児童ポルノ規制法の改正案を今国会中に提出する方向、と報じられている。 「自公が児童ポルノ禁止法改正案 わいせつ画像「所持」禁止」(産経新聞2013年5月21日) 自民、公明両党は21日、子供のわいせつな画像や写真の「所持」を禁止するための児童ポルノ禁止法改正案を議員立法として来週中に提出することを決めた。日維新の会を含む3党の共同提案となる見通しで、今国会中の成立を目指す。 この件についてメディアの扱いは総じて小さく、あまり関心を持たれていないようだ。しかし、この改正案には憲法にも関わる重大な問題があり、憲法改正が選挙の争点となりつつある現時点で、決して軽視すべき問題ではない。 子どもを守るという目的自体には何の異存もないが、この改正案は、その目的を達するには不十分であるばかりでなく、深刻な権利侵害のおそれを含むという弊害があり、反対せざるを得ない。 児

    嫌いな表現を守るということ - H-Yamaguchi.net
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/05/25
    「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」。
  • ハフィントンポスト日本版の「天気晴朗ナレドモ波高シ」 - H-Yamaguchi.net

    2013年5月7日、ハフィントンポスト日版がスタートした。通過儀礼なのか、さっそくあちこちから叩かれまくっているが、同時に期待する声も少なからずあるようだ。当面の注目は、政治家なども含む有名人からの寄稿ということになりそうな気がする。 有名人ではないが、私もブロガーとして参加することになった(最初の記事はこれ。要はこの記事の転載だ)。どれどれと思って、7日に六木ヒルズで開かれたローンチ発表会なる豪勢なイベントに参加してきたわけだが、印象としては、「天気晴朗ナレドモ波高シ」といったところだろうか。 私が参加することにしたのはお誘いいただいたからだが、もちろんそれだけではなく、このメディアに若干の興味というか期待というか、そういったものがあったという面がある。 ハフィントンポスト自体については、最近あちこちで名前を聞いたり記事を見かけたりするなあとか、昨年ピュリツァー賞をとったなあとか、い

    ハフィントンポスト日本版の「天気晴朗ナレドモ波高シ」 - H-Yamaguchi.net
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/05/14
    オーマイニュースとどこが違うのかいまひとつわかりにくい。
  • 「よりよく忘れる」ということ - H-Yamaguchi.net

    東日大震災から2年が経過した。 この間、さまざまなものが変わり、さまざまなものが変わらなかった。被災地のようすもさまざまで、まだら模様といったところだろうか。復興に向けた歩みをすすめるところもあり、復興どころかがれき処理さえまだまだといったところもある。 「「復興に遅れ」半数…被災地42首長アンケート」 (読売新聞2013年3月6日) 東日大震災から2年を前に、読売新聞が岩手、宮城、福島県の津波被災地や東京電力福島第一原発周辺の42市町村長にアンケートを行ったところ、復旧・復興の進展状況について、「予定より遅れている」「全く進んでいない」と答えたのは約半数の22人だった。 しかし、被災地以外の場所では、状況は概ね似通っているのではないだろうか。すなわち、直接大きな被害を受けなかった人々にとって、2年前の大地震は、少なくとも意識の上で、次第に「過去のできごと」になりつつある、ということだ

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/03/11
    私たちは、「人は忘れる」を前提として、ものごとを考えなければならない。
  • ネット世論と「ゾウは細長い」についての話 - H-Yamaguchi.net

    2013年1月22日付の毎日新聞東京夕刊にこんな記事が出ている。 「特集ワイド:「ネット世論」は世論にあらず 「ゾウは細長い」と錯覚も!?」 「ネット世論」という言葉を最近よく聞く。昨年の衆院選で政党支持を尋ねたオンライン投票の結果やツイッターなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で目立った言論の傾向が、大手メディアの世論調査の結果と大きく異なったのがきっかけだ。「ネット世論」の正体って何? この記事では何人かがインタビューされているが、私もその中の1人で、見出しにもある「ゾウは細長い」というのはその際に言ったら記者さんにえらく受けた話だ。この記者さんはていねいに取り上げてくださっているのだが、紙面の関係もあるんだろう、少し元のニュアンスとちがっている部分があるので、勝手ながら少しここで補足しておく。 記事を読んでいただければわかるが、この記事の趣旨は基的に「ネット世論な

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/01/24
    社会の一部の人の意見が実際の数より大きな影響力をもって伝えられるのはネット以前からふつうにあった話。
  • ステマというより芸能人詐欺広告塔事件だろうこれは - H-Yamaguchi.net

    水曜あたりからあちこちで騒ぎが起きているこの件。 「お笑い芸人も“やらせ広告塔” 業界騒然、タレントら対応大わらわ」(産経新聞2012年12月14日) ペニーオークション詐欺でサイト運営者の男らが京都、大阪両府警に逮捕された事件を受け、別のオークションサイトで格安で商品を落札したと自身のブログで紹介していた人気お笑いコンビの男性芸人(35)が「実際には落札していなかった。5万円の報酬をもらって書き込んだ」と所属事務所に認めていたことが13日、分かった。 水曜、木曜は授業とかゼミとかでばたばたしてたのでちらちらとネットを眺めているだけだったんだが、木曜午後になって読売新聞の記者の方から大学に電話がかかってきて、夜になって取材を受けた。「ステマの件で」、と。ブログの記事を見て私を知ったらしい。急に騒ぎが大きくなったのはもちろん、この詐欺サイトをブログなどで推奨する記事を書いていたのが芸能人たち

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/12/17
    本件は基本的にはペニーオークションを使った詐欺事件。
  • 過去がうらやましい、という人がいたので - H-Yamaguchi.net

    はてな匿名ダイアリー、通称「増田」にこんな投稿があって、ツイッターの私のタイムライン上でこれに関するちょっとしたやりとりがあった。 「高校1年だけどコンピュータ、インターネット創成期が羨ましい」(2012年10月12日) ごく短い文章で、あの頃は「資がなくても大富豪になるチャンスがあった」らしいからという理由だ。まあ非常にわかる気持ちではある。あまり深く考えず気楽にそのときの気分を書いたということなら別に気にしないが、どうもそうでもないかもしれないという気がしたので、少しだけ書いてみる。高校1年とあるので、できるだけかみくだいて書くよう努める。 とはいえ最初にはっきり書いておくべきだろう。そもそも、「大富豪になるチャンスがあった」という論点そのものがまちがいだ。チャンスがあれば大富豪になれるのだったら、今の世の中、大富豪はもっとごろごろしているはずで、こういう議論にあまり意味はない。ひと

    過去がうらやましい、という人がいたので - H-Yamaguchi.net
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/10/14
    まずは学校の勉強をしっかりやることかと思う。
  • ソーシャルメディアでリーチできない人々 - H-Yamaguchi.net

    先日、修士のころの同級生たちと会う機会があったのだが、そこでちょっと考えさせられることがあった。 ふと思い立って、その場にいた面々に、フェースブックを使っているかどうか聞いてみたのだが、ほとんどの人がノーと答えたのだ。じゃあツイッターはと聞いたら全員がノー。いわゆるソーシャルメディアの類は使っていない、ということだった。 ソーシャルメディアを使っていない人がいること自体は、別に珍しくはない。この手の調査は数多く行われているが、ざっくりいえば、ネットユーザーの中でソーシャルメディアを利用しているのはだいたい3割から4割、といったあたりだろう。インターネットユーザーは人口の約8割だから、ソーシャルメディアの利用者は人口からみれば2割から3割そこそこ、という計算になろうか。だから、任意の1人を連れてきて「ソーシャルメディアを使っていますか」と聞けば、どう低く見積もっても半分以上の確率で、使ってい

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/09/27
    たとえば災害時に電話が通じなくなったりしたら、彼らとソーシャルメディアで連絡をとることはできないのだなあ。
  • 今最もアツい雑誌『ゼクシィ』における、きわめて正しい婚姻届の使い方 - H-Yamaguchi.net

    先日、ツイッターで『ゼクシィ』2012年10月号が話題になっていた。「妄想用婚姻届」が付録についている!と。そのときは、「結婚を現実には考えない層に雑誌を売るためか」とか「結婚しようという意欲を高めるために妄想をかきたてるのは正しい」とか言ってたんだが、気になって買ってみたら全然ちがってた。そしてこれはきわめて正しい!と思ったので少しだけ書いてみる。たまにやる「雑誌目次をみる」シリーズ。 題の「妄想用婚姻届」に行く前に、まずは全体について。まあ情報誌なんで分厚いのはある程度予想してたんだが、アマゾンで注文したら電話帳かと思うぐらいのずっしりしたやつが届いた(首都圏版)。誌1500ページ超。これに別冊が3つ、別添付録が1つついている。まさに圧巻。バブル期の『週刊住宅情報』の首都圏版もかなり分厚かったが、紙質がいい分、あれよりはるかに重い。内容も幸せムード全開だし、いまどきこれだけアツイ(

    今最もアツい雑誌『ゼクシィ』における、きわめて正しい婚姻届の使い方 - H-Yamaguchi.net
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/08/27
    ターゲットは、「決まった人」なわけであって、結婚そのものを妄想してる人ではないのだね。
  • 終戦の日に新聞が書くべきこと - H-Yamaguchi.net

    2012年8月15日の朝日新聞夕刊「素粒子」欄にこんな文章が出ていた。 67年前、この日まで神話に浸っていた。多くの命を犠牲にしない道はあったはず。そして戦後また神話にすがり。 まるで他人事だ。戦後の話はともかく、当時その「神話」を広め、世論を煽り立てたのは誰だったのか。まさか知らないってことはなかろう。こういう短文コラムですべての要素をカバーするのはもとより無理だし、何か書くたびに自省の文言を入れてこられてもうざいとは思うが、こういう日だからこそ書いてるんだろうから、当時「土決戦、一億の肩に懸る 挙国全戦力投入も可能」みたいな記事を書いた新聞ならではの、こういう日だからこその自省のことばが少しくらい入っていてもバチはあたるまい。というか、そういうのなしにしれっと「神話に浸っていた」とか書かれても説得力ないよね。 終戦の日であるわけだし、一応念のため、朝刊も見てみたんだが、社説のテーマは

    終戦の日に新聞が書くべきこと - H-Yamaguchi.net
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/08/16
    朝日新聞に限らず、新聞が終戦の日に訴えるべきことの1つは、「新聞を疑え」というメッセージではなかろうか。
  • 『アステリズム』のこと、「もしも」のこと - H-Yamaguchi.net

    先日、ゼミでやっているニコ生番組に、チュアブルソフト代表のイシダ氏にご出演いただいた(リンク)。同社の新作ゲームソフト『アステリズム』の発売前日というタイミングだったのだが、せっかくおいでいただくのだからということもあって、実際にゲームをやってみた。私が18禁ゲームの評論などしても面白くもなんともないだろうが、いろいろ関連して思うところはあったので、それについて少し書いてみる。毎年夏のこの時期はどうも妙に感傷的になることが多くて、このブログでもあーだこーだととりとめもないことを書いたりするんだが、まあそのシリーズといってもいい。 以下、『アステリズム』に関する話が出てくる。できるだけネタバレにならないようにしようと思うが、完全にはできないと思うので、そういうのが嫌いな方は読まない方がいいと思う。とりあえずこの記事自体は18禁の内容ではないことも、併せて念のため。 最初にことわっておくが、『

    『アステリズム』のこと、「もしも」のこと - H-Yamaguchi.net
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/08/15
    圧倒されてしまいそうな「現実」やら抗いがたい「運命」やらと戦っている人たちに、たまには「もしも」の夢にひたってもいいんだよ、と。
  • ノマドとノマドワークに関するいまさらながらのあたりまえの話 - H-Yamaguchi.net

    ブロガーの習性として新しいネタにとびつくというのがあるのだが、最近諸般の事情でなかなかそれができず、内心くやしい思いをしている。その中の1つがちょっと前に主にネット界隈ではやった「ノマド論」で、いろいろな人がいろいろなことを書いていた。書こうと思ってあんまり人のものを読まないでいたのだが、最近あまり見かけないところをみると、もう話題としてはひとしきり通り過ぎた感が漂ってるようだ。 なのでほんとにいまさらなのだが、書かないままなのもいやなのでごく簡単に書き付けておく。 ぱらぱらと見かけた議論の中には、組織に属さずフリーランスとして仕事をする、ぐらいの意味で使われる「ノマド」と、オフィス以外の場所で仕事をする「ノマドワーク」の区別がついていないものがけっこうあって、それはおかしいよねといつも思っていた。当然ながら両者は別物だ。組織に属していなくても自分のオフィスを持ってそこで仕事をしている人は

    ノマドとノマドワークに関するいまさらながらのあたりまえの話 - H-Yamaguchi.net
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/07/13
    「イキイキ輝いてるワ・タ・シ・アピール」の小道具としてのノマドワーク。
  • 本型の電子書籍がほしい - H-Yamaguchi.net

    小ネタ。電子書籍まわりはこのところ、いよいよアマゾンのKindleが日に来る話だとか楽天傘下となったKoboも日で展開する話だとか、マイクロソフトのSurfaceやらグーグルのNexus 7やらみたいなタブレットが出てくる話だとか、いろいろな動きがあるようで、活発なのは何より。ただバラバラだとそれはそれでめんどくさいので、早く趨勢が見えてくるといいな、とか。以前シノドスジャーナルで書いたものから意見はそう変わってはいない。 とはいえ、こんなものを見つけたのでちょっとだけ個人的趣味に基づく妄想を書いとく。 見つけたのはこれ。 「時が立つと真っ白になる「The Book That Can’t Wait」」 趣味として読書を楽しんでいる方はとても多いと思います。読んだ後も棚にしまっておけば、また好きな時に読むことができますが、今回紹介する「The Book That Can’t Wait

    本型の電子書籍がほしい - H-Yamaguchi.net
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/07/02
    ふだんは従来の電子書籍のように表示を切り替えていき、ここぞというところでページをめくって読むみたいな使い方ができるといいかもしれない。
  • 「隠れられる社会」について - H-Yamaguchi.net

    オウム真理教関連の特別手配犯で最後に残った1人、高橋克也容疑者が、17年間の逃走の後、西蒲田の漫画喫茶で発見され、逮捕されたという件。前日あたりからネットで「逮捕か」みたいな大騒ぎがあったわけだが、そのとき野次馬が集まった場所とは違ったところにいたわけだ。 「オウム高橋容疑者を逮捕=都内の漫画喫茶に潜伏-地下鉄サリン事件の殺人容疑など」(時事通信2012年6月15日) 1995年に起きた地下鉄サリン事件などで特別手配されていたオウム真理教元信者の高橋克也容疑者(54)が15日、東京都大田区内で身柄を確保され、警視庁は殺人容疑などで逮捕した。 オウム関連の逮捕案件がこのところたて続けにあったから関心が高まっていたということもあるんだろうが、やはり大ニュースだ。新聞の号外も出たらしい。ネットでも、この件については、あちこちでいろいろな人がいろいろなことを言ったり書いたりしてる。何はともあれひと

    「隠れられる社会」について - H-Yamaguchi.net
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/06/17
    「水清ければ魚住まず」――。社会にもあてはまるだろう。