ヤフーは15日、全国の市町村と連携して各地の特産品を販売する事業を始めた。インターネット上の仮想商店街「ヤフー!ショッピング」で販売。武雄市など18自治体が参加し、約50品をそろえてスタートした。 東京で開いた会見で、ヤフーの宮坂学社長は「全国1700の自治体には、それぞれに誇れる物、売れる物がある。インターネットを使って日本中に届けたい」と述べた。参加自治体を代表して、武雄市の樋渡啓祐市長が「地方の逸品は、自治体職員が一番よく知っている。ヤフーと組んで革命を起こしたい」とあいさつした。 参加自治体は陸前高田市(岩手県)や松阪市(三重県)、鞍手町(福岡県)、薩摩川内市(鹿児島県)など。ヤフーは今後、主要都市で開いていた「出店セミナー」を全国1700カ所で開催する。