ブックマーク / futoimegane.hatenablog.com (7)

  • 男性の多くが結婚生活に幸せを感じられないでいる - 誰かが言わねば

    人は誰もみな、誰かに必要とされていたい、誰かに大切にされていたい、誰かに尊重されていたいものです。 時々、仙人みたいに山にこもって誰とも接さずに生きようとする人がいますが、それはその人が「私は誰にも必要とされなくてもいいんだ」と思いながら生きるためには人里から離れなくてはいけないことを意味します。つまり社会の中でたくさんの人と接しながら「私は誰にも必要とされていないんだ」と思って平気な人はまずいないということです。人が誰かに必要とされていたい、誰かに大切にされていたい、誰かに尊重されていたいと思う気持ちはそれだけ強いものなのです。 恋愛結婚には、この気持ちをお互いに満たしあうという一面があります。つまり一人の男性がある一人の女性を特別大切に扱い、その女性はあなたから特別に思われていることは私にとって嬉しいことなのだという意思を何らかの形で表します。そうやって互いに相手の、誰かに必要とされ

    男性の多くが結婚生活に幸せを感じられないでいる - 誰かが言わねば
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/11/19
    夫婦は対等で家族は仲睦まじく家庭は安らぎの場なのだというプロレス的フィクションの中に生きること。
  • 結婚しない人が増えた原因のひとつが見過ごされている - 誰かが言わねば

    つい数十年前まで、日には男尊女卑の差別的な男女観が残っていました。ここ数十年の間に、男女差別は徐々に解消されてきました。しかしその表現は正確ではなく、正しくは女性に対する差別だけが徐々に解消されてきました。 仕事と家事について考えてみましょう。 ほんの数十年前までは家事が苦手で家庭的でない女性は「ダメな女」呼ばわりされました。それは性差別であって、女性にも男性と同等に社会に出る権利が認められなくてはいけない、という考え方自体は正しかったと思います。結果として、日から「ダメな女」というカテゴリーがなくなってしまいました。フェミニズムの団体等の活動の結果(そういった活動をしている人達が求めていたこととは違う結果なのでしょうが)家事も仕事もなにもできない女性でもダメな女ではないということになったわけです。 一方で、男性への性差別は数十年前から大きくは変化しておらず、仕事上の能力が低い男性や家

    結婚しない人が増えた原因のひとつが見過ごされている - 誰かが言わねば
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/11/12
    「女性が仕事を持ち結婚し夫と子供の両方を養い、男性が結婚して仕事を辞めて子育てをする」。
  • 保守的な人が世の中をダメにする - 誰かが言わねば

    世の中には「自分が慣れ親しんでいるの社会制度」が社会の正しい姿だと思い込んでしまう人がたくさんいます。たとえば、男性が働き女性が家を守るという家庭の形はそれほど歴史の古いものではありません。これは産業革命以降にヨーロッパの都市生活者がつくった家庭の形でした。日では明治以降、それまでの儒教的な男尊女卑とヨーロッパの家庭の形を組み合わせて男親を家長とする家族制度が生まれました。それ以前の日の農村では男性も女性も一緒に働き一緒に育児をしていました。もっと前の室町時代まで遡れば西日では貴族も農民も通い婚が一般的でした。 男性が働き女性が家を守るという家庭の形は古来から不変の制度ではありませんし、伝統的と呼ぶほどの歴史もありません。しかし変化を怖れる人達は、たいした歴史すら持たない過去の遺物にすがろうとします。そこには実は「自分は若い頃からそうやって生活してきたから」といった程度の理由しかあり

    保守的な人が世の中をダメにする - 誰かが言わねば
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/07/18
    最近は年配の人だけでなく若い世代にまで変化を嫌がる風潮が広がりつつありますが。
  • 共働き家庭が幸せそうには見えていないという話 - 誰かが言わねば

    サザエさん、ちびまるこちゃん、クレヨンしんちゃん いずれも日人なら誰でも知っている国民的なアニメです。これらのアニメに共通しているのは、どれも積極的に「家族の姿」を描いたアニメだということと、そこに登場する母親がすべて専業主婦だということです。 残念ながら母親が専業主婦ではない「新しい家庭の姿」を描いた国民的アニメはまだ存在しません。その理由は、「共働き家庭の幸せな家庭像」が今のところ存在しないからです。誰もが羨ましく感じる「幸せいっぱいの典型的な共働き家庭の姿」をまだ誰も知らないから描くことができないわけです。 現代の日人の多くが思う共働き家庭の完成形というと、おそらくそれは欧米型の家庭の姿なのではないでしょうか。 父親と母親の両方が働き、消費税が高いかわりに出産や育児への給付は厚く、性別に関わらず育児休暇を取得し複数の子供を産む、子供は学校に入る前からプレスクールにあずける。欧米型

    共働き家庭が幸せそうには見えていないという話 - 誰かが言わねば
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/07/16
    サザエさん、ちびまるこちゃん、クレヨンしんちゃん。
  • 地方経済を疲弊させたのは誰か - 誰かが言わねば

    東京の住居費は日の他の地域に比べて飛びぬけて高くなっています。東京都在住者の平均所得は他府県の平均より高いですが、それをはるかに上回って住居費が高い状態です。賃貸で暮らすにしろ、ローンを組むにしろ、子育て世代の世帯の多くは家族四人で暮らせるような広さの家に住むことができません。つまり東京で働く人々の多くは、子供を複数つくって定年まで長時間通勤に耐えるか通勤に便利な場所に住んで子供をひとりしかつくらないかのどちらかを選ぶことになります。こういった状況に置かれている人々は子供をひとりしかつくらないというよりも、子供をひとりしかつくれないのです。これでは実質的にひとりっ子政策を敷かれているのと変わりがありません。 なぜこんなことになってしまうのかというと原因ははっきりしていて、政治も経済も文化も日のすべてが東京に一極集中してしまっているからです。 東京への一極集中を緩める方法は、地方経済が活

    地方経済を疲弊させたのは誰か - 誰かが言わねば
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/06/24
    地域で暮らす人々は被害者ではない。彼等は地方経済を疲弊させた張本人。
  • 豊かになるほど子供が減るのはなぜか - 誰かが言わねば

    人には誰しも誇りとか羞恥心とかがありますが、それらは持って生まれるものではありません。誇りとか羞恥心とかを持たずに生きて行くことはできないのですが、心の中に最初からそれらのものが備わっているわけではありません。人は、自分が属している社会の中で他人との関係を通して自分なりの誇りとか羞恥心とかを構築していきます。要はお互いに隣を横目で覗いて、これくらいなら恥ずかしくないのかな、と確認しながら生きているわけです。ですから、社会の豊かさが大きく向上すると、誇りや羞恥心の基準も大きく変化します。 たとえば自分が属している社会が貧しい人達ばかりで構成されているなら、皆と同じくらいの貧しさは恥ずかしいことではありません。ずば抜けて貧しいことは恥ずかしいことですが、隣と同じくらいの貧しさであれば恥ずかしいこととは感じません。貧しい社会に暮らす貧しい人々にとって子供を育てるというのは、子供が働ける年齢になる

    豊かになるほど子供が減るのはなぜか - 誰かが言わねば
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/06/18
    要はお互いに隣を横目で覗いて、これくらいなら恥ずかしくないのかな、と確認しながら生きている。
  • 「素直に嬉しいです」と言ってしまうかわいそうな若者達 - 誰かが言わねば

    テレビのインタビューなどで、若い人が「素直に嬉しいです」と言っているのを見かけることがちょくちょくあります。 こういった場面に出くわすたびに、なんともいえない違和感を覚えます。同時にこの子達は今日までいったいどんなことを教えこまれてきたのだろう?と少し心配になります。 「素直に嬉しいです」というフレーズは言葉の意味や用法としては間違えていないのですが、これを迷いなく用いてしまう若者達の精神構造や世界観の薄っぺらさが気になるのです。 まず、平気で「素直に嬉しいです」と言えてしまう人達はおそらく、素直かどうかは自分で判定することではないということを理解していません。 素直とか真面目とか好奇心が旺盛とか、そういう言葉は自分自身への免罪符として使ってよい言葉ではなく、来は他人に向かって言うべき言葉です。これらの言葉は他人に向かって言うか、他人から言われるかのどちらかしかありません。私は真面目だか

    「素直に嬉しいです」と言ってしまうかわいそうな若者達 - 誰かが言わねば
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/05/22
    ズルいことや卑劣なことをする時、人は大抵とても素直な気持ち。
  • 1