今、何かと話題な地方議会の実態に迫る「地方議会のリアル」。 シリーズ2回目は、ことし4月の統一地方選挙の区議会議員選挙で、女性が多く当選し、男性の数を上回った東京・杉並区の議会を取り上げます。 杉並区は人口57万人。1年前の区長選挙でも新人が現職を破り、区として初の女性区長が誕生しています。区政はどのように変化したのか、当事者への取材を通じてそのリアルに迫りました。 (首都圏局/記者 鵜澤正貴) こちらは6月に開かれた東京・杉並区議会の本会議です。 議場には多くの女性議員の姿が見られました。傍聴席も満席。 取材していて熱量を感じました。 4月の区議会議員選挙で、女性は新人12人を含む24人が当選。定員は48人のため、半数を占めたことになります。 残りは23人が男性で、1人が性別非公表。女性が男性を上回る結果となりました。 最初の議会で選ばれた議長も女性でした。 1年前に誕生した初の女性区長
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