「原稿で、今日の行動が変わる」装丁家・川名潤さん 川名潤さん=西田香織撮影 漫画家・今日マチ子さんの鮮烈なデビュー作『センネン画報』、250万部を突破した漫画版『君たちはどう生きるか』、最近大きな話題を呼んだ文芸誌「群像」のリニューアル、そして本棚にたたずむ小説や人文書の数々――。大学卒業後、月刊誌「サイゾー」の創刊デザイナーになった川名さんの軌跡を辿りながら、雑誌で培った一冊ごとの「文化祭感」を楽しむ、ブックデザインの仕事について聞きました。 装丁で一番楽しいときを尋ねると、「ラフがイラストレーターによって本物になる瞬間と、OKストアに電話しているとき」という答えが返ってきました。一体どういうことでしょうか。単行本の装丁の仕事を一から教えてくれた川名さんのレクチャーも必読です。 装丁家・川名潤さん「原稿で、今日の行動が変わる」 文芸誌「群像」の大胆リニューアルから漫画・小説まで 出版社イ